私たちの取り組む課題

私たちは、自死で大切な人を亡くした遺族の方々が抱える次のような課題に取り組んでいます。
1)孤立を防ぐこと
深い悲しみや自責の思いから、遺族の方は周りと関わることが難しくなり、ひとりで抱え込んでしまいがちです。私たちは安心して話せる場をつくり、孤立を防いでいます。
2)偏見や無理解をなくすこと
自死に対する偏見や誤解は、遺族の方をさらに苦しめます。私たちは講演や啓発を通じて、誰もが理解し合える社会を目指しています。
なぜこの課題に取り組むか

私たちは、自死で大切な人を亡くした遺族の方々が、深い悲しみや孤独の中で苦しみ続けることのないようにしたいと願っています。
偏見や無理解によってさらに心を閉ざしてしまう方も少なくありません。
誰もが悲しみを安心して語り合え、支え合える社会をつくるために、この課題に取り組んでいます。
支援金の使い道

私たちは、悲嘆(グリーフ)に苦しむ方々が再び生きる力を取り戻せるよう、心のケアに取り組んでいます。
この活動は全員が無償のボランティアで支え、できる限り経費を抑えていますが、財政状況はたいへん厳しいのが現状です。
皆さまからのご寄付は、
・自死遺族の方々が安心して語り合える分かち合いの会や電話相談活動(傾聴電話)の運営
・自死への偏見や誤解をなくすための啓発活動
・必要な資料や会場費など、活動を継続するための費用
に大切に使わせていただきます。
この支援が、苦しむ方々の心に寄り添い、未来への一歩を踏み出す力になります。