私たちの取り組む課題
福祉楽団は、「ケア」や「福祉」の視座から、地域のコミュニティを元気にする仕事をしていきたいと考えています。
福祉の仕事は、1対1のケアにとどまりません。
地域の農業や、商店街、NPO、お寺、いろんな人を「ごちゃまぜ」にして、新しく再構築していく仕事です。
なぜこの課題に取り組むか
福祉をめぐる事業環境は大きく変化しています。
社会構造が複雑化し、制度と制度のスキマをカバーするような実践が求められています。
制度と制度のスキマをカバーし、地域や社会にある課題を解決するためには、いまの「制度」では実現できないことが多いので、分野や制度を乗り越えて、統合していくような姿勢が求められます。
寄付金の使い道
福祉楽団の「スキマ基金」は、制度の「スキマ」をフォローする福祉実践を育てる基金です。
福祉楽団サポーターズ
年 3,000円(1口)のご寄付
介護現場の負担を軽減する福祉用具の購入、ケア実践を高めていくための研修プログラムや調査研究の実施などを行います。
当法人の福祉じっせんを一緒に育てていただくメンバーシップ制度です。
プロジェクトのサポート
【1】ごはんプロジェクト
たとえば 5千円 あると…30人分のごはんを用意することができます
毎日ひとりでご飯を食べているような子どもやお年寄り、相談相手がいなくて困っている「ひとり親」や移住してきた外国の人、そうした人たちとごはんを一緒に食べる活動を行っています。
ごはんを通して人とつながっていることで生活問題が深刻になることを防いだり、人とのコミュニケーションを体験的に修得することができます。
【2】森ではたらくプロジェクト
たとえば 1万円 あると…パワーショベルを1日レンタルすることができます
手入れがされていない森に入り間伐や下草刈りなどをして森林の環境を保全し、森を障害のある人の仕事の場にしていくプロジェクトです。
森林の作業が安全にできるような道具やマニュアルの整備を行います。
【3】少年院から地域にかえるプロジェクト
たとえば 10万円 あると…アパートの敷金を払うことができます
少年院に入っている子どもの約4割が虐待を受けた経験があるとされており、こうした背景から、少年院を出てからの生活や仕事のサポートが必要です。
住宅を借りるために当法人が保証人になったり、費用を支援したり、生活の相談を受けられるような体制をつくります。
一部で公的な支援もありますが十分ではありません。
児童自立援助ホームの運営を支える
児童自立援助ホームの運営をささえてください。
いつでも子どもが帰ってこられる家をつくります。
児童自立援助ホームとは、児童福祉法に定める児童福祉施設です。
義務教育を終えた15歳から20歳までの家庭がない子どもや、児童養護施設を出たあと、大学に通う子どもの家です。
公的な支援もありますが十分ではありません。
福祉楽団が2020年に開設する児童自立援助ホームは大人になってからもいつでも帰ってこられるような場所。
大人になってからも暮らしやお金、恋愛、仕事の相談ができる仕組みをつくります。
このような体制を持続的につくるためには公的な制度だけでは十分ではなく、皆様からの継続的なご支援が必要です。
子どもを育てるために長期でのご支援をお願いしています。
【1】企業サポーター
年 30万円 を 10年間 継続 して寄付していただくプログラムです
15社様集まると1名の専門資格を持った相談員を増員して配置することができます。
企業サポーターズの企業様は施設の入口に企業名やロゴの銘板をご掲示いただけます。
【2】個人サポーター
年 3万円 を 3年間 継続 して寄付していただくプログラムです
入所する子どもの教科書の購入、大学等の学費、留学や海外渡航費、ひとり暮らしを始めるときに必要な資金等の支援を行います。