私たちの取り組む課題
《フリースクール活動》
2021年から取り組んできたフリースクール活動も利用者が15名ほどに増え、笑顔や行動の変化が見られるようになってきました。不登校支援をしている民間団体がない中で手探りで取り組んできましたが、連携する学校や関係機関も増え「まずは笑顔に、元気になることが大切」ということへの理解も広がってきました。子ども・保護者の要望や、もっと子ども達が生き生きと過ごすには何が必要か、子ども達の興味関心の先に成長・学びのヒントがあるのではないかと探ってきた中で、2024年より、新しく「デジタル×こどもの居場所」に取り組むことになりました。
《デジタル×こどもの居場所事業》
10代の子ども達に、気軽に安全にデジタルテクノロジーに触れ、遊び学び探求できるクリエイティブな居場所を提供します。奄美市は都市圏からも遠く、離島という立地で経済的・情報的にも不利なことも多く社会資源も少ないです。デジタルをベースとすることで、子どもの背景や状況を問わず支えることが出来る場となります。2022年度休眠預金活用事業の採択事業になります。
なぜこの課題に取り組むか
子どもの未来のために出来ることは・・
子ども達は私たちの未来であり希望です。学校へ元気に行けてる子はもちろん、学校へ行きづらい子も隔てなく、私達の希望です。どの子もいずれ同じ社会の一員となります。「今」を尊重され「今」を大切に生きた子どもはしぜんと社会参加を始めると私達は信じています。そのためには「自分は大切にされている」そうしたメッセージ、働きかけと共に子ども達の興味関心を支えることも重要だと考えます。特にこれからのIT社会を生きる子ども達にはIT・デジタルテクノロジーの力は必須ですが、離島という環境もあり身近に感じられるものが少ないと感じます
私達の取り組む活動として
今まで取り組んできたフリースクール活動の良さを生かしながら、そこにデジタルテクノロジーの力を加えることで「どのような状況・環境の子どもにも」「デジタルテクノロジーを活用して」「自己表現、自己実現できる」居場所を提供します。
スクールで培った「判断されない・否定されない空間で自分らしく過ごすこと」「興味関心を支える大人がいること」により、共に過ごす空間や体験の中から様々な気付きを得ていくことを大切にしていきます。
目を通してくださった皆さんの理解と応援を心からお願いしたいです!どうぞお力添えよろしくお願いします。
寄付金の使い道
ご支援くださいました資金はこのような活動を続けていくために充てさせていただきます。
「子どもを中心としたフリースクール活動」日々の活動での昼食代、活動費、学習支援補助費
「デジタル×こどもの居場所事業」日々の活動での備品購入、キャリア教育などWS費用
※公的支援がないため、ご家庭の負担も大きく何らかの継続的支援を必要としています。