私たちの取り組む課題


ひとり親や経済的困窮状態にある家庭、子や親自身の障害や病気を抱える家庭など、地域の中で孤立しがちな親子が全国にいます。
孤立した子育ては、虐待のリスクや状況そのものの深刻化にもつながる可能性があります。
心理的ハードルの低いチャット相談から親子とつながることで、「誰かに相談していいんだ」「一人で悩まなくて大丈夫」と思える関係をつくり、必要に応じて地域の支援機関につなげていきます。
また、日本の福祉制度は「申請主義」に基づいているため、なんらかの支援を受けようとするとき、自分で窓口へ出向いて申請しなければなりません。
何に困っているかを自分で把握して、受付時間内に役所の窓口に行き、書類を書いて申請できる人しか支援を受けられないのが現状です。
わたしたちの取り組みでは、必要に応じて困りごとの整理をサポートし、利用可能な支援制度の提案と申請のための行動に伴走します。
いわば、手続き・窓口にたどり着く、ラストワンマイルのサポートを行っています。
なぜこの課題に取り組むか


ひとり親や経済的困窮状態にある家庭、子や親自身の障害や病気を抱える家庭など、地域の中で孤立しがちな親子が全国にいます。
孤立した子育ては、虐待のリスクや状況そのものの深刻化にもつながる可能性があります。
心理的ハードルの低いチャット相談から親子とつながることで、「誰かに相談していいんだ」「一人で悩まなくて大丈夫」と思える関係をつくり、必要に応じて地域の支援機関につなげていきます。
寄付金の使い道


全国の孤立しがちな親子へ、LINEでの相談事業運営費に活用させていただきます。
地域で孤立した家庭とつながり、おやこよりそいチャット(LINEを通じたチャット相談)で専門職相談員(社会福祉士、心理師、保健師等)が相談対応を行います。
行政の窓口やご近所さんに聞きづらいこと、家族に相談しづらいこと、誰に聞いたらよいかわからないことなど、身近な人ほど相談しづらいお悩みを伺いながら関係性を築いていきます。
必要に応じて、行政の地域の支援機関と連携して支援を行うことで、一人でも多く孤立した親子をなくすことを目指します。
主な利用者:
妊産婦(特に初めての出産・育児を経験する母親)/ひとり親家庭(離婚成立前の実質ひとり親含む)/経済的困窮状態にある家庭/障害のある子を育てている家庭/親自身が障害や病気を抱えている家庭/DV・モラハラなど家庭内で問題を抱えている家庭