私たちの取り組む課題
保護した犬たちに“ずっとのお家”を見つけたい
私たちは静岡県富士市を拠点に犬の保護・譲渡活動を行っている小さな団体です。シェルターはありませんが、預かりボランティアをはじめ、ご縁をいただいた方々のご協力で保健所収容犬・多頭飼育崩壊・悪質ブリーダー放棄犬など様々な境遇の犬たちを保護しています。現在は常時10頭前後の犬たちを受け入れ、家庭犬として幸せな日々を送れるよう寄り添いながら心身のケアに取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
殺処分は数字上、減っていますが、ボランティア団体に依存しなければ新たに収容することが出来ない保健所もあり、保護される犬の数はまだ多い現状です。さらに保護犬・保護猫の過度なブランド化によって名ばかりの保護団体が増えていることも問題視されています。ボランティア団体の運営方針を公開していることが大切だと思っています。さらに法改正も含め、「いのち」を「モノ」としか考えていないペット流通市場の健全化、社会としての意識改革をしていかないと本当の意味での殺処分ゼロの世の中を実現することは難しいと感じています。里親になれないという方も保護犬のことを知って、周りの方々に伝えていただけませんか?私たちはトリミングや搬送、預かり、イベント時のボランティアやご寄付くださる方々などたくさんのご縁に支えられて活動しています。直接的な支援が難しいという方にも『犬たちは“ずっとの家族”を待っている』ということを知って欲しいのです。「家族(家庭犬)」を迎えることができるのはペットショップだけではありません。「保護犬」という選択肢を忘れないでください。
寄付金の使い道
いただいたご寄付は医療費をはじめ、保護した犬たちのケアに必要な様々な費用(食費、消耗品費、預託訓練費など)に充てられます。