私たちの取り組む課題



「親亡きあと」問題に取組む
これまで障がい者を支えるべく、多方面にその活動を広げてきましたが
ある保護者から、このような言葉をいただき、まだまだ不足していることがあると気づきました。
「私たち家族が死んだ後、この子はどうやって生きていったらいいんでしょうか?」
国などの公的機関の障がい者に対する支援は充分ではなく、
それどころか年々その予算は少なくなっています。
支援の仕組みがあっても、複雑で理解しにくく、
誰に相談すれば解決できるのか分からないことも多い。
また自立のためにグループホームに入りたい(入れさせたい)と思っても、空きがありません。
新たにグループホームをつくっても、夜勤を担当する職員が不足しています。
さらに障がい者が生活費のために仕事をしたいと思っても、
障がい者に理解のある職場は不足しています。
国が動くのを待っている間、いろいろな「困った」は減ることはありませんし
保護者は年齢を重ねていくばかり。
そこで私たちは、国に頼らずみんなで支える仕組みを考え
寄付プロジェクト「みんなのびわから」を始めました。
支えてくれる仲間が増えたら、この輪を他の障がい者支援団体にも広げていきます。
なぜこの課題に取り組むか



「みんなのびわから」
障がい者の一生涯を支えるしくみ「みんなのびわから」は
広く、浅く会費(寄付)を募り、障がい者に有用なしくみの資金とします。
(お寄せくださった寄付金は、寄付金控除の対象になります)
そして会員の方には、授産品を返礼品として年2~3回お届けいたします。
一生涯を支えるしくみ「みんなのびわから」
まずは、このふたつから始めます。
その1:びわからNETWORK
情報が公平に届くように・・・
障がい者やその家族、そして支援者をつなぐコミュニティをつくります。
情報弱者となりがちな障がい者とその家族をフォローします。
オンラインサロンを活用して、有用な情報の提供や専門家と当事者をつなく役割も持たせます。
その2:びわからホーム
安心できる、楽しい住まいを・・・
障がい別、性別、年齢別のグループホームをつくります。
長崎市は空き家が多く、その扱いが問題になっていますが、積極的にその空き家を活用します。
障がいによって「便利」が異なるため、配慮したリフォームを施します。
警備会社に協力をあおぎ、安心できるシステムも導入予定。
支援する職員(夜勤)の待遇改善も図ります。
その他:びわからワーク
障がい者に理解のある職場/仕事を・・・
個性を理解したうえで、適性に応じた職場(仕事)を用意する予定です。
準備が整った段階で着手します。
支援金の使い道



お寄せくださった寄付金は、次のような配分でつかわせていただきます
びわからホーム 30%
グループホーム事業
長崎市内の空き家を利用し、障がいに合わせたリフォームを施し
グループホームを設立します。
その費用につかわせていただきます。
また夜勤を担当する職員の待遇改善にもつかいます。
他の法人が希望すれば、このシステムを提供します。
びわからNETWORK 20%
オンラインサロン構築運営費用
プラットフォーム構築運営費用につかわせていただきます。
障がい者やその家族、高齢者世帯に有用な情報を提供します。
いろいろな「困った」に手当てできるよう
地域に根ざした情報を網羅し
各界の専門家に相談できるシステムをつくります。
また障がい者や家族、高齢者と支援者をつなげ
コミュニティーの形成を目指します。
寄付者へ返礼品 30%
「ふるさと納税」のようなイメージ
当法人の授産品を年に2~3回程度お届けします。
授産品の生産工程の一部を
障がいを抱える利用者が担当しています。
長崎にこだわったもの、長崎にしかないものにフォーカスして
ひとつずつ丁寧に手づくりしています。
びわの葉でつくったびわ茶、びわの実でつくったジャム
長崎市内でしか収穫されない柑橘類ゆうこうのコンフィチュールなど
こだわりの授産品をお届けします。
運営費 20%
事務費や送料など
「みんなのびわから」を運営する費用につかいます。
月刊紙OMOYAIの送料や返礼品の送料にもつかいます。