私たちの取り組む課題
デフシルは
『“聴こえ”に関わらず共に笑い合える、そんな人と人との架け橋に。』
というビジョンを掲げて、聴覚障がいへの理解促進を目指しています。
具体的には、
① 日本とネパールのろう者・難聴者・中途失聴者(ろうあ者や盲ろう者を含む)のリアルな想いや経験を他言語で発信
② 聴覚障がいに関わるオンラインワークショップ
③ ネパールの聴覚障がいコミュニティの雇用問題の改善
に取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
現在世界のろう者・難聴者・中途難聴者の人口は約5億人と言われています。これは100人に6人の割合です。しかし、とりわけ日本では、聴覚障がいについてメディアが取り上げることや、学校教育で学ぶ機会は少ない現状です。ろう者・難聴者・中途難聴者について「知る」機会や「関わる」機会が十分でないことで、彼ら彼女らが生きづらいと感じてしまう場面が生じています。そして皆さんも、いざ彼ら彼女らに出会った時、何かしらの戸惑いやうまく関われない居心地の悪さなどの不和を感じたことがあるのではないでしょうか。
① 私自身、片耳の聴力がありませんが、そのことをあまりカミングアウトしてきませんでした。いや、したくても出来ない環境であったとも言えます。それでも、しっかりと私の抱えている問題について説明し、知ってもらうことで、お互いにいままでよりもコミュニケーションが取りやすくなった経験がありました。このことから、聴覚障がいについて知ってもらうことの重要性を見出しました。
② 「ろう者だから仕事がない。」
私はこの言葉をネパールのろう者から沢山聞きました。
考えてみると、ネパールはアジアの中でも最貧国であり、健常者でも仕事を得ることが難しい現状があります。しかし、耳の不自由なネパール人と交流していく中で、それぞれ色々な夢や想い、活用したい技術があることを私は知りました。彼らの強みを生かせる雇用の機会を創出する意味があると考えました。
ろう者・難聴者・中途難聴者はこれからも増え続けると予想されます。彼ら彼女らが皆さんと同じ社会の中で生きていることに気づき、手を取り合って共に笑いあえる世界を作っていってほしい。そんな願いを込めてこの団体「デフシル」を設立し、上記に述べた課題に取り組んでいきます。
寄付金の使い道
【具体的な使用用途】
①雇用の創出
ネパールの協力メンバーに謝礼という形でお金をお渡しします。
具体的な仕事内容は翻訳、動画作成、ワークショップなどになります。
※今年の目標額:2000円×3人=6000円 (1年間=72000円)
②Webサイト運営費
Webサイトのサーバー、ドメイン、テーマなど、運営の為に欠かせないサービスに使わせていただきます。
※今年の目標額:ドメイン=2000円 テーマ=30000円
【寄付者へのお礼】
・運営側から感謝のメッセージ
・運営メンバーとビデオ通話
・日本・ネパール手話体験
・寄付者の情報を応援メッセージと共にサイトに掲載 (団体の名前などを載せることも可能)
・ネパール聾学校訪問 (旅行代金は別)