私たちの取り組む課題
ペットを取り巻く諸問題は途方もなく山積しています。
保健所に収容され、飼い主の迎えがなく処分される犬たち。
繁殖場の狭くて汚いケージの中で出産を繰り返して死んでいく犬たち。
飼い主からネグレクトされ絶望のなかで最期を迎える犬たち。
地方では未だに野犬がおり、
犬を番犬として屋外でつなぎ飼いをし、時に放し飼いをし、
避妊手術もせずに子犬が生まれ、生まれた子犬は「川に流す」という悪行がはびこっております。
飼い主が亡くなったから、子供にアレルギーが出たから、吠えるから、散歩が大変だから、
猟のシーズンが終わったから、離婚するから、新しい子犬を買ったから、
家を出た子供が置いていったから、犬が病気になったから、引っ越しをするから、
子犬を産まなくなったから、彼氏と別れたから、懐かないから。
様々な理由で飼育を放棄される犬たち。
保健所に収容されても、探されもしない元飼い犬たちの多くは、「処分」されてしまうのです。
なぜこの課題に取り組むか
環境省の統計では、年々全国の犬の処分頭数は減少傾向にあるものの、
未だに保健所に収容された犬の4割は殺処分されているのが現状です。
殺処分される犬に未来を与えたい。絶望の日々を送る犬に希望を見せたい。
そのために保健所から犬を引き取り、新しい飼い主を探し、第二の犬生を歩ませてあげたいと考えております。
その犬に合った飼い主探しを、その犬と向き合って、2度と同じ悲しみを味わわせることのないよう、慎重に行っております。
寄付金の使い道
頂きました寄付金は犬の保護のために利用させていただきます。
・避妊去勢手術
・血液検査、寄生虫検査などの各種検査
・ワクチン、フィラリア、ノミ・ダニ予防のための投薬
・疾患の手術、治療、ケア
・ドッグフードやケージなどの保護犬の飼育に必要な物品購入
・保護犬の搬送における燃料費および有料道路通行料金、駐車場費用など
・サイト運営費
・団体運営費