私たちの取り組む課題


現在、日本では不登校のこどもが年々増加し、小中学生だけで約30万人にのぼっています。そのうち約6割が発達の特性を抱えているとされ、集団生活や一斉授業に強いストレスを感じています。しかし、現行の教育制度や支援体制では、そうしたこどもたちのニーズに十分に応えられていないのが現状です。孤立や自己否定感、将来への不安を抱えるこどもたちが多く存在します。ここのばでは、オンラインの環境を活かし、場所や時間、対人関係のストレスを減らしながら、自分のペースで安心して学び・成長できる場をつくっています。社会の“あたりまえ”からこぼれてしまったこどもたちに、もう一度つながる機会を届けたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか

私たちがこの活動を始めた背景には、代表自身のこどもが不登校であるという経験があります。発達特性のあるこどもにとって、学校という場はときに過酷な環境となり、居場所を失うことで自己肯定感や意欲も大きく損なわれます。しかし、安心できる環境さえあれば、こどもたちは本来持つ力をぐんぐん発揮し始めます。私たちは、教育や療育の現場での実践経験を活かし、こども一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しています。誰もが無理をせずに自分らしくいられる社会へ。そのために今、目の前にいるこどもたちの「小さな一歩」を支えることが、未来をつくると信じています。
寄付金の使い道


皆さまからのご寄付は、SUPER SCHOOLやGLOBAL GAMEの運営費として大切に活用させていただきます。たとえば、マインクラフトやメタバース空間の環境整備、個別療育の教材開発、サポートスタッフの人件費、また経済的な事情で参加が難しい家庭への受講料減免などに充てられます。ひとりでも多くのこどもが、安心して参加できるように。そして「楽しい!」「わかってもらえた!」という小さな成功体験を積み重ね、自信や意欲につなげていけるように。寄付者の皆さまの応援が、こどもたちの未来の扉を開く力になります。どうか、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。