私たちの取り組む課題
近年少子化が進み、学校現場では、楽器を大勢で演奏するという吹奏楽部や弦楽部が成り立たなくなっていたり、授業時間数の関係で合唱祭がなくなったりと仲間と一緒に音楽に取り組む機会が減っています。
また、掛川市周辺では、楽器を教える先生が不足していることもあり音楽をやってみたい子どもたちにとって、真剣に音楽と向き合う機会が少なくなっているのが現状です。
なぜこの課題に取り組むか
世代にかかわらず、音楽を奏でたり、聴いたりできる機会があることで、そこが「居場所」だと感じる人がいます。
大勢の人数で奏でる音楽は、いくつかの楽器の音色から成り立ち、それがハーモニーとなり音楽になります。
音楽を選んでそこで楽器を演奏する=居場所がある ということになります。
あなたがいないとそのハーモニーが成立しないこともあるからです。
また、「やっぱり音楽が好き」という想いで音楽と真摯に向き合い、世界で活躍するまでになったアーティストからは、
音楽の技術だけではなく、音楽を通して人として学ぶ点が多くあります。
そこで、私たちは世界で活躍するアーティストと子供たちが一緒に音楽体験をする機会を創出したいと考えています。
寄付金の使い道
皆様からいただいたご支援は、今年度の11月12日に開催する「かけがわ茶エンナーレ ユースオーケストラ コンサート」の実施までのフレンドシップアーティストにかかる経費や、会場使用料(全10回演奏会含む)の一部に使わせていただきます。
- 会場費 35万円
- 講師の交通費 25万円
- 宿泊費 15万円