私たちの取り組む課題
刑務所出所者等の居場所がない、頼る人がいない、身寄りがない、仕事や住むところがない、お金がない、生活ができない、だから犯罪をして刑務所に入ってしまう...そんな負の連鎖を断ち切るべく、住む場所や食事、就労支援などを行っていきます。
なぜこの課題に取り組むか
刑務所出所者は年間約2万人弱となっていて、その約50%の方々が再犯してまた刑務所に戻ってしまっている現状があります。
その背景には、刑務所出所後に仕事や住む場所、お金もなく頼れる場所もほとんどなく、生きていくために仕方なく軽犯罪で刑務所に戻るケースが多数あります。
ですが仕事があり住む場所があれば、再犯率は下がるという統計も出ています。
「なぜ犯罪者を助けるんだ」と言われることも多々ありますが、罪を償ってその罪を背負って生きていこうと思っても仕事や住む場所がなければいまの社会で生きていくことは容易ではありません。
仕事や住む場所があれば、再犯率もさがり、社会貢献にも繋がると思っています。
皆が目を逸らし、やりたがらないことだからこそ私はやっていきたいと思っています。
寄付金の使い道
一般社団法人あたえあいでは、女性の刑務所出所者等が住める施設の運営を行っていきたいと考えております。
みなさまから頂いた寄付金は、その施設の設備や運営費にあてさせて頂きます。
女性の刑務所出所者等は住む場所がない場合、売春や風俗をすることも多く、最終的には自殺してしまう方も多数いらっしゃいます。
また、高齢の女性の場合、そういった仕事に就くことができず万引きを繰り返したり、あえて無銭飲食をして捕まる方もいます。
しかし東京都内には女性用の施設が少なく、そういった方々を受けいれられずにいるのが現状です。
そこで、そういった方々を受け入れるための施設をなんとか開設しようと奮闘しているところです。
施設を開設し、安定した運営を行なっていくためにご支援いただければ幸いです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ