私たちの取り組む課題
現在の社会では、がん患者さんやそのご家族に対する正しい情報の提供や相談、精神的な支援が求められています。
しかし、残念ながらこうした支援は多忙な医療機関が担うことが多く、患者さんが心から安心できる支援は、なかなか受けることができないのが現状です。
医療機関とは別に、こうした支援を受けられ心安らげる場所があることが理想だと私たちは考えますが、現実には、こうした場は不足しています。
存在していたとしても、がん患者さんの元にはその情報がなかなか届きません。
なぜこの課題に取り組むか
こうした現状を少しでも変えたい。
そのためには、私たちが暮らす藤沢・湘南の地に、がん患者さんが心安らげる場所を創ることが必要だと考えています。
これが、NPO法人あいおぷらすが課題に取り組む理由です。
そして、2023年3月、がんになったご本人をはじめ、ご家族や周囲の方々が気軽に立ち寄れる場所を開設しました。
名前は、あいおぷらすの家『いっぽいっぽ』 です。
がんを心配したとき、誰でも不安や心配におそわれることがあります。
さまざまな悩みに押しつぶされそうになることもあるかもしれません。
そんなとき、つらい思いを打ち明けることができ、気持ちをわかちあえる人と出会い、一歩を踏み出すための情報を得られる場所があったら…。
そんな思いを抱いて湘南・藤沢の地に、あいおぷらすの家『いっぽいっぽ』を開設しました。
現在、月2回の開催をしており、ご利用される方も増えつつあります。
しかし、さらに開催日を増やし、この場所をもっと居心地のよいものにするためには、多くの方のご協力が必要です。
ぜひ皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
私たちNPO法人あいおぷらすは、これからもがんと向き合う皆様をサポートする団体として活動してまいります。
そこには “あい” をプラスすることを忘れません。
支援金の使い道



皆さまからの貴重なご支援は、より良い活動の継続のため大切に使わせていただいております。
・あいおぷらすの家『いっぽいっぽ』の運営費用
・がん患者さんやご家族などを支援するための相談会、ワークショップなどの運営費用
・がんの正しい情報を伝える講演会やセミナー、Youtube作成などの運営費用
・リーフレット、ニュースレターなど啓発活動ツールの製作費用
など
特定非営利活動法人あいおぷらすをご支援していただいている皆様にお知らせ
日頃より当法人をご支援いただき、誠にありがとうございます。
さて、当法人は令和4年に特例認定特定非営利活動法人として特例認定を受けております。この有効期間は令和7年9月12日までとなっているため、現在は特例認定後の活動内容等を総括し、認定特定非営利活動法人となるために申請中でございます。
認定には一定の審査期間を要すため、認定される日までに特例認定の有効期限が過ぎてしまう可能性がございます。従って、特例認定の有効期間終了後、認定のない期間が発生した場合、寄附していただいた方は税制優遇(寄付金控除)が受けられなくなります。
皆様には多大なご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、認定が受けられ次第、ホームページ等でお知らせするように致しますので引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
令和7年7月21日
NPO法人あいおぷらす
理事長 呉 吉男