私たちの取り組む課題
現在は、地域連携で取り組んでいる「うえだ子どもシネマクラブ」で映画館といった地域資源を活用した包括的支援体制をつくることで、家にこもりがちな子どもたちやその家族が、社会とつながり孤立しないコミュニティづくりに寄与すべく、多様なセクターと連携したネットワーク構築に取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
それぞれに活動を展開する個々のNPOだけでは、壮大な社会課題に対して成果を達成することが非常に困難です。また、存在する社会課題も、あるひとつの側面を捉えるだけでは、問題の根本的解決には辿り着きません。複雑な社会構造や人間関係、地域的要因等が重なりあい、現在の世界を構成しているので、そうした課題に個々に取り組む団体を結びつけることで、より包括的な取り組みに発展していくと考えています。
寄付金の使い道
1ヶ月13万円の寄付があれば、月2回の上映会が開くことができます。
1ヶ月12万円の寄付があれば、週2日の平日シネマクラブを開くことができます。
1ヶ月5万円の寄付があれば、 体験型の映画教室を開催することができます。
「うえだ子どもシネマクラブ」はこれまでありそうでなかった「映画館」という地域資源を子どもたちの学びの場に活用する取り組みとして走り出しました。これまで、NPOだけでなく、教育関係者、芸術関係者、支援関係者やその他地域コミュニティとのさまざまな連携により、包括的なセーフティネットを築いていきました。学校に行きづらかった子が、映画館を通じて社会とつながり、将来を自分の足で歩みはじめることができることがはじまっています。学校でもなく家でもない場が、子どもたちの学びと成長にとってとても大切だということを実感する日々の中、こうした場をより多くの方とさらに発展させた形で継続・創造していきたいと切に願っています。