事業の目的
バリアフリーアートの可能性を開花させるために2007年にOPENした障害者アーティストのための美術館です。
地域や企業と連携したアートイベントを毎月行っています。
これまでの活動
法人設立前からの活動を含めるとこれまでに指導したアーティストは400名を超えております。また、中国の知的障害者学校「中国北京培智中心学校」等との文化交流や知的障害美術館「スイス・アートブリュット美術館」への出品など海外交流事業にも精力的に参画し、2010年の上海万博でも障がい者団体として日本からの出展を果たしました。
また、被災地に絵を届ける活動を続けており東日本大震災では「仮設住宅に1枚の絵を」というプロジェクトを実施し、平成26年度内閣府特命大臣表彰「子ども・若者育成支援部門」を受賞しました。
これまでの事業成果
あいアイの絵画講座の特徴は、年齢・性別・障害の有無を問わず誰でも参加できる点にあります。言い換えれば「障害を言い訳や売りにしない創作活動」と言うことです。美大生や高齢者に交じって障害者が創作活動を行うという環境を通じて一般の絵画コンクールで入選・入賞・受賞歴等の経歴を有するアーティストを数多く輩出しており第28回国民文化祭富士山絵画展では市長賞と市議会議長賞をダブル受賞を果たしましたが主催者も審査員も授賞式当日まで2人が重度の自閉症と知らず驚かれました。
また、近年はデジタル化にも注力しており、本年度は川越を代表する「時の鐘」と「本丸御殿」をバーチャル上に再現し、360°のパノラマ美術館として楽しんで頂ける「川越バーチャル美術館」を開設しました。