私たちの取り組む課題
子どもの平等な教育の機会の提供
なぜこの課題に取り組むか
きっかけは、東日本大震災。
留学先(イギリス)でのご縁から、外国人学生を宮城県古川市と岩手県陸前高田市に派遣し、ボランティア活動を行いました。
がれきの掃除だけではなく、もともと関心があった国際交流も行いたいと考え、被災地の小中学校で交流イベントや英語授業も実施しました。
しかし、活動を続けるなかで気になったのは、東北における国際交流の機会の少なさでした。
「グローバル人材」の育成を掲げ、政府は海外留学のための奨学金を支給し、一部の優秀な高校に資金援助を行っていますが、これらの支援は「本当に必要な人」に届いているのでしょうか。
異文化と触れ合う機会は、子どもたちに平等に与えられているのでしょうか。世界に視野を広げたいと考える子どもたちをサポートできているのでしょうか。
わたしたちは、思いもよらない小さな出会いが、子どもたち自身の想像を超えた世界や他者との扉を開いてくれると信じています。
自分が大きな世界の一部であり、自分が世界の建設に貢献していると感じる瞬間は誰にでも訪れます。
わたしたちは、国際交流を通しての出会いによって、世界や隣人に対する関心や、社会問題への意識が子どもたちのなかで芽吹くことを願いながら、国際交流イベントを実施していきます。
寄付金の使い道
- 国際交流ワークショップの教材作り
- 国際交流ワークショップの実施
- 国際交流イベントの開催