私たちの取り組む課題
①ひとり親家庭のグローバル/STEAM教育支援「Tech STAR Camp」
ひとり親家庭の小学生〜中学生を対象に日本と米国シリコンバレーにおいてSTEAMなどテクノロジー要素を含む開眼体験をもたらすグローバル教育プログラム(ワークショップ、短期留学、オンラインプログラム)を、年間を通して無償で提供。世界各国で活躍するTech起業家との対話を通して自らの夢を見つけ、実際に行動に起こしていく経験学習により、格差の連鎖を断ち切っていく「未来を生き抜く力」を醸成するプログラム。
②未来をつくる女子高校生コンペティション「Global Social Lab」
意欲と能力があり未来に向けて挑戦する場を求める女子高校生を対象としたグローバルな社会課題解決アイデアを競うコンペティション。アイデアをどう具体化し、チームでどう行動したら社会が変わるか。グローバル視点を踏まえた課題解決のための実験の場として、4つの機会を提供するプロジェクト。
①グローバルな社会課題アイデアを引き出し、仮説検証等を行う機会
②海外のイノベーターの動画を視聴し、多様な価値観や解決方法に触れる機会
③審査員他、100人の前で発表する機会
④学校や居住地、年齢を超えたつながりを作る機会
若年層における教育ジェンダーギャップの解消および都会と地方との教育格差解消を目的としています。プロジェクトでは、女子高校生たちが取り組むべきグローバルな社会課題を明確にし、問題意識を持ち、想いに共感する参加者でチームを作り、課題解決に向けた試作(動画やアプリ等)を行い、コンペに挑みます。
③世界の女性リーダーたちによるアイデアトーク「Global Women Leadership Talk Series」
なぜこの課題に取り組むか
日本ワーキングママ協会では、2019年に米日財団の助成を受け、約1年間、シングル家庭の中学生を対象に、デザインシンキングのワークショップや国内でのスポーツテックを活用したワークショップ、米国・シリコンバレーへの短期グローバルリーダーシッププログラムを実施しました。受益者は年間を通してのべ50名であり、参加した保護者からの満足度は90%以上で、継続を願う声を多数いただいています。また、本プログラムでは、国内外で100名を超える企業人ボランティアが参加し、国内では富士通ラーニングメディア社、DropBox社、米国では老舗アクセラレーターのPlug&Play社やStanford Medical、Apple社などの協力を得て、プレゼンテーション大会を米国と東京で1回ずつ実施しています。上記の各プログラムではコロナウイルス危機の中において、新たな教育の可能性を実現すべく、昨年の志を継続させていく取り組みを行います。
寄付金の使い道
プログラム開発費のほか、ファシリテーターや講師への謝礼、参加者などの各種交通費、宿泊費等に使わせて頂きます。