私たちの取り組む課題


1.生きづらさがある若者の相談支援
医療や福祉では解決できない〔こころ〕〔しごと〕〔くらし〕の相談を対面、電話、メール、オンライン、訪問で行います。
2.生きづらさがある若者の居場所運営
穏やかに安心して過ごせる〔居場所〕を運営し、利用同士の交流や相互に支え合う〔ピアサポート〕の活動を行います。
3.生きづらさがある若者の自立に向けた学びや体験の場づくり
生きづらさを考え、こころを軽くし、社会的自立に役立つ知識や技術を学び、体験する場があります。
4.生きづらさと仕事の両立の支援
仕事や職場の悩みを軽くするための情報を提供ます。また、配慮ある職場づくりの助言や支援、研究を行います。
5.関連機関との連携及び協力関係の構築
必要に応じて行政機関や福祉事業所、団体等と連携して支援し、協力して支援の輪を広げます。
6.研究及び啓発に関する事業
生きづらさがある若者たちの声や状況を広く伝え、社会の理解を深める活動を行います。
なぜこの課題に取り組むか


生きづらさを感じることが多い社会です。
生きづらさや働きにくさ、死にたさを感じる若者、ひきこもりや孤独、孤立の中にある若者がいます。
10代後半から30代の若者は、互いの人権や多様性を尊重することができる世代です。
インターネットやSNS、デジタル機器などのIT技術の中で生まれ、育っています。
自由で個性豊かに生きることができます。
しかし現実の社会は、従来の古い価値観が色濃く残り、新しいの価値観を打ち砕くこともあります。
建前と本音が入り混じった世界です。
先進的な考えや繊細な感覚を持つ若者が社会に馴染み、活躍することは容易ではありません。
古い価値観や社会は、ときに彼らをひきこもりや孤独・孤立に陥らせ、自死に追い込むことさえあります。
「働けない」「人と話したくない」「死にたい」そして「生きづらい」と感じる若者たちがいます。
この世に存在する意味を感じられず、どこともつながらず、ひっそりと孤立していることもあります。
私たちは、
若者が、誰にも否定されず何でも相談できる機会と場所と人を提供します。
若者が、何にも脅かされることのなく穏やかで安心できる居場所を運営します。
若者が、自分を語り、互いに支え合い、自分らしさを信じて自立し、社会で活躍することを応援します。
支援金の使い道


寄付金は、生きづらさがある若者たちの自立支援の活動全般に使います。
1.相談支援や居場所の維持費
相談室兼居場所の賃借料や事務経費、通信費、アウトリーチ支援の交通費等に充てます。
2.ボランティアの交通費
当団体で活動するボランティア約10名の交通費に充てます。
3.学び・交流・体験の場づくりと働き方支援、関連機関との連携にかかる経費
交流やセミナー、会議等で使用すす会場の費用や諸経費、仕事探しや職場づくりの活動の事務費や交通費に充てます。
4.調査研究と広報活動にかかる経費
生きづらさがある若者たちの声や状況を調べ、集める活動、および当団体の活動を広く知らせる活動の事務費と交通費に充てます。