私たちの取り組む課題
探究「シブヤ未来科」の拡充に合わせて、地域・企業・団体との連携・拡大が必須ですが、そのための打合せや準備等は教員にとって負担になる上、学校と地域、企業・団体とのマッチングには、多大な労力が必要となります。また、地域や企業連携等の取組に学校間の差が生じることが懸念されます。
これらの課題解決を図るとともに、学校・行政・PTA・地域・企業との連携によって、渋谷の街全体を学びのフィールドにした「探究的な学び」を実現・促進するエコシステムを構築することを目的として、教育委員会・学校・PTA連合会のパラレル組織としての運営チームを組成しました。現・旧PTA会長、教育委員会、教育専門家のメンバーが中心となり、次世代公教育の探究学習支援プラットホームを構築します。
なぜこの課題に取り組むか
時代とともに学び方や学校の役割も変化していきます。 生成AIの出現などのテクノロジーの進化や、グローバル化の進行は目覚ましく、「答えがあるものを、正確に解ける」「注意深く、ミスがない」などの従来の学校教育で求められていた人物像から、「問題発見力がある」 「自分で０から１を生み出す力がある」「アイデアやクリエイティビティがある」といった人が必要とされる時代がやってきています。
子供たちが将来、活躍できる人材になるため、「自ら考え判断して学び続けていく自己調整力」「多様な仲間と協働して新たな価値を生み出す創造力」「自分が思い描く未来を実現していく挑戦力」の育成に重点をおき、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、探究的な学びを重視して、新しい教育を進めています。
支援金の使い道
子供たちの学びの成果を発表する探究フェス発表会フェス
昨年度は、代々木体育館にて、２，０００人以上の子供たち、保護者、教育関係者をお招きし、実施しました。次年度より、更なる子供たちの成長のために、大規模な学びの発表会を実施してまいります。
探究授業の推進
子供たちに多くの学びを提供するために、連携企業・団体・講師の充実化、様々な体験ツアーなど、子供たち１人１人がやりたいことを実現するための活動費に使用いたします。
渋谷区の子供たちとの交流
我々は全国の子供たちに探究授業を進めていくことをゴールとしています。まずは渋谷区と他の地域との子供たちとの交流を進めています。
今年度は、山口県萩市教育委員会の協力のもと、萩市の中学生と交流を行い、双方が交流できる環境を構築して参ります。
