私たちの取り組む課題
私たちは、「LGBTQが暮らしやすい社会」とは、様々な人々を包括して生活を営んでいく社会だと考えます。それは、LGBTQだけでなく、他のマイノリティや社会的に弱い立場の人々が暮らしやすい社会です。
私たちはそのような社会をつくつため、1、LGBTQ当事者のニーズを伝える 2、場を提供する 3、取り組みを提案 ができます。暮らしやすい社会を作るために、私たちは啓発する、社会資源を開拓する、場を維持する、相談窓口を開くことを続けたいと思います。
なぜこの課題に取り組むか
このところ、LGBTQに対する社会的認知は広がってきています。様々な自治体で同性パートナーシップ宣誓制度の導入が始まり、性的指向・性自認に関するハラスメントを想定した各種法令も整備されてきています。
しかしながら、婚姻や就労の場面などLGBTQの権利が十分に保障されているとは言えない現状もたくさんあります。また、まだまだ社会的な偏見も強く、その偏見が社会的な同調圧力を生み、LGBTQの心身の健康を損ねる結果となっています。例えばLGBTQの自殺のリスクはそうでない人に比べて高いものとなっています。行政サービスもLGBTQの存在が想定されて運営されているものばかりでなく、当事者が使いづらいものとなっており、必要な社会的支援が当事者に届きづらい現状です。
QWRCのスタッフは、セクシュアリティを隠さず、住んでいる所で、自分らしく、ありのままに生きていきたいと考えています。
寄付金の使い道
従来の電話相談では相談しにくい人たちに対しLINEで相談できる窓口を開きました。
また、LGBTQ当事者が使いやすい社会資源の開拓を始めました。
場を開き続けることもしています。
それらの事業の継続と団体の管理のために寄付金を使用します。