私たちの取り組む課題

サードストリートが取り組んでいる課題は、大きく二つに分かれます。
一つ目は、児童の居場所づくりです。
代表者の娘が重度の障害を持ち、保育園を退園せざるを得なかった経験をきっかけに、同じような境遇の子どもたちが安心して過ごせる場所を提供するため、サードストリートを設立しました。ここでは、どんな障害を持つ子どもたちも様々な可能性を持っていると信じ、日々支援を行っています。
二つ目は、地域課題の解決への取り組みです。
サードストリートは、誰もが住みやすい地域社会を目指して活動しています。障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちが笑顔で共に育つことができる社会を実現したいと考えています。地域格差をはじめとするあらゆる課題に向き合い、当たり前のことを当たり前にできる生活を、すべての子どもたちとその家族に届けたいと願っています。地域と手を取り合いながら、支え合える社会づくりに取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか

サードストリートが課題解決に取り組む理由――
それは、ひとりの親として味わった、深い悲しみと孤独から始まりました。
代表者の娘は重い障害を抱えて生まれ、保育園を退園せざるを得ませんでした。行き場を失ったとき、どこにも安心して過ごせる場所がない現実に、打ちのめされました。
「このままではいけない。」
「同じ思いをする子どもたちや家族を、これ以上増やしたくない。」
そんな強い想いが、サードストリートを生み出しました。
障害があってもなくても、すべての子どもたちが尊重され、笑顔で育ち合える地域をつくりたい。
誰もが当たり前に幸せを感じられる社会を、当たり前にしたい。
地域格差や、目に見えない壁を越えて、すべての子どもたちが未来に希望を持てるように。
サードストリートは、そんな願いを胸に、一歩一歩、歩み続けています。
寄付金の使い道

皆さまからのご寄付は、サードストリートで過ごす子どもたちのために、大切に使わせていただきます。
具体的には、以下のような用途に充てさせていただきます。
- 医療的ケアが必要な子どもたちのための備品購入(消耗品、衛生用品など)
- 子どもたちが安心して過ごせる環境づくり(家具、遊具、教材の整備)
- 地域との交流イベントの開催費用
- 職員の専門的な研修費用(より質の高い支援を行うため)
私たちは、すべての子どもたちが笑顔で過ごせる場所を守り、広げるために、いただいた支援を未来につなげていきます。