私たちの取り組む課題
現代社会では、さまざまな理由から学校に足が向かない子どもたちが増えています。その背景には、学業や対人関係のストレス、家庭環境、心や身体の健康問題など、複雑な要因が複数絡み合っています。このような状況に置かれた子どもたちは、問題は自分にあると思いがちで、他者とのつながりも希薄になりやすい傾向があります。
さらに、地域社会に目を向けると、農地の放棄や伝統文化の継承不足といった課題が顕著です。人々の暮らしと自然との結びつきが弱まる中で、地域資源の価値が十分に活用されていない現状があります。
NPO法人 Kauhoraは、こうした課題に対して、「心の充電期間にある子どもたちへの支援」と「地域資源の活用」を融合させた活動に取り組んでいます。
私たちは、放棄された農地を活用し、農作業や自然体験を通じて、子どもたちが自信を取り戻し、それぞれのペースで自分らしく成長できる場を提供します。同時に、地域の歴史や文化を尊重し、次世代へとつながる持続可能なコミュニティの実現を目指します。
NPO法人Kauhoraは、子どもたち一人ひとりが持つ可能性を信じ、地域の力とともに未来を育む活動を展開しています。
なぜこの課題に取り組むか
私がこの課題に取り組む理由の原点には、個人的な経験があります。
私の祖母は高齢で、車椅子生活を送る叔父、不登校だった娘と共に過ごしました。
それぞれが抱える「できないこと」や「苦手なこと」を補い合いながら、何不自由なく楽しく日々を過ごしていました。
学校や社会の目から見れば、彼らは「○○ができない人」と見なされることもあるかもしれません。しかし、私たちが築いた支え合いの時間は、人間の本質的な美しさを教えてくれるものでした。
この経験から、私は確信しました。
もし社会全体が同じように支え合い、補い合うことができれば、障害や老いることは決してマイナスではなく、人間としての豊かさを育む大切な要素となると。
NPO Kauhoraは、この理念を実現するための場として活動しています。どんな状況にある子どもたちも安心して過ごせる居場所をつくり、農作業や自然体験を通じて、自分の価値を再確認できる環境を提供します。
また、地域社会と協力しながら、年齢や状況に関係なく、誰もが活躍できる社会を目指しています。
この活動は、小さな支え合いから始まる大きな変化への第一歩です。私たちは、この思いを胸に、未来へとつながる取り組みを進めていきます。
寄付金の使い道
皆さまからお寄せいただいた寄付金は、以下のような形で大切に活用させていただきます。
1. 農具の購入およびメンテナンス等
私たちの活動は農業を基盤としています。効率的かつ安全に作業を行うために必要な農機具やそのメンテナンス費用に充てられます。これにより、放棄地を再生し、子どもたちや地域住民が安心して農業に取り組める環境を整備します。
2. 農作業にかかる経費
苗や、土壌改良資材など、農作物を育てるために必要な資材の購入などの運営費用として活用します。
3. 加工にかかるコスト
収穫した作物を無駄なく活用するために、加工食品の製造にも力を入れています。加工に必要な機械や衛生管理のための設備費、包装資材などに寄付金を活用しています。これにより、付加価値をつけた商品を作り出し、地域経済への貢献を目指しています。
4. 販売活動にかかる経費
加工品の販売に伴う広報活動費や輸送費、販促資料の作成費用としても寄付金を役立てます。これにより、私たちの商品や活動の価値を広く知っていただき、持続可能な運営を目指しています。
皆さまのご支援のおかげで、私たちは子どもたちや地域の方々と共に、未来につながる活動を続けることができています。いただいた寄付金は、全て透明性をもって適切に使用し、さらなる発展に向けて尽力してまいります。