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子どもに教育を届けたい

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ビジョン

たくさんの人が児童養護施設について理解し,子どもたちに情報を得る機会と、施設以外の人とのつながりをつり、児童養護施設の子どもたちがより生きやすい社会を作る。

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私たちの取り組む課題

[認知度]

・児童養護施設への認知度が低い。

・施設外から施設中の想像がつきにくく、関心を持ちにくい。

[印象]

・児童養護施設についての印象が良くないことから、施設の子どもが生きづらさを感じている。(学校で施設育ちのことを隠さなきゃいけないなど)

[環境]

・子どもの安全面や金銭的な理由から、ネット環境も整っていない施設や、書籍費などもなく施設内に本も少ないorない。

[心理面]

・いろんなバックグラウンドから人を信じる、頼ることが難しい子どもも少なくない。


なぜこの課題に取り組むか

未だにネット環境が整っていない、Wi-Fiの設置すらされていない児童養護施設も少なくありません。 そのため情報を得たいという意欲があっても、得る機会や環境 はなかなかありません。 

私自身、16年間児童養護施設で育ち、高校2年生で携帯を自分で買うまで情報を手に入れる手段がすごく少なかったように感 じています。情報が手に入らないことで、周りの友達は知って いることを自分だけ知らず輪に入れなかったり、情報を得るの が遅くて、自分の夢に近づけるような機会を逃したこともあり ました。


・実体験

施設で生活している中で、年下の子達から「本を読みた いから教科書を貸してほしい」と言われたことがあります。教 科書が貴重な情報源になるほど、施設の中に住んでいる子には 情報を得る機会が少ないのです。その時私は、施設の子どもた ちに本を提供し情報を得る機会、環境をつくれたらなと思いま した。


・本にこだわる理由

情報を得る機会を届けたいなら施設にネット環境を整えたらい いのではないか?と思う方もいるかもしれません しかし、個人情報の保護など、子どもたちの安全面の確保、施設の子全員に ネット環境を整えることは、金銭的に難しく、今すぐに整える ことは難しいように感じています。 また、そもそもインターネットで検索するのも言葉を知らない とできません。 それに比べて本は手に取ることでたくさんの言葉に出会うこと ができ、世界を広げられると思います。 さらに、さまざまな理由で大人を信じることを難しく感じてい る子どもたちにとって、1人1冊限定で本を届けることには非常に大きな意味があります。


・繋がりを感じられるものにしたい

本という目に見える形で、「その本の数の人が応援してくれてい るんだよ。支えてくれているんだよ。自分を気にかけてくれる人 がたくさんいるよ。人を頼っていいんだよ」というメッセージ を、児童養護施設に住む子どもたちに届けられたらいいなと思 っています

寄付金の使い道

・JETBOOK作戦運営資金

・広報費

・セミナーなどの準備や,交通費

・その他通信費、交通費 等

に使わせていただきます。

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