私たちの取り組む課題
開発途上国にワクチンを贈っています
1日4,000人、時間にして20秒に1人の赤ちゃんや子どもがワクチンがないために命を落としています。私たち、世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)は、こうした子どもたちにワクチンを届け、子どもたちの未来を守る活動「子どもワクチン支援」を行っています。
1994年のJCV創設当時は、世界で1日8,000人の子どもたちがワクチンで予防できる感染症で命を落としていました。定期的な予防接種活動が各地に広がり、安価にワクチンを購入できる環境が世界で整ったことで、その数は半減しました。
しかし、子どもの命を脅かす感染症は、いまだに開発途上国の大きな脅威となり、今でも、ワクチンさえあれば助かるちいさな命が1日4,000人も失われているのです。
なぜこの課題に取り組むか
戦後の日本はまだ貧しさの中にありました。当時の先進国からミルクやワクチンなどの医薬品を援助してもらい、多くの恩恵を受けました。受けたから、今度はお返しをする。「おたがいさま」の精神、「ありがとうのキャッチボール」の気持ちでこれまで活動してまいりました。
あらゆる面で恵まれた今の私たちにできることは、まだまだたくさんあります。
長くご支援くださっている皆さま、そしてこれから新たに参加してくださる皆さま、これからも未来へつながるリレーを続けていきたいと思います。
寄付金の使い道
子どもたちの命を救うワクチンは、とても安価です
例えば、ポリオワクチンはわずか20円。100円で5人の子どもの命を守ることができます。
ポリオ(小児まひ) 約20円
MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹) 約260円
BCG(結核) 約30円
DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風) 約30円
B型肝炎 約40円
五価ワクチン(DPT+B型肝炎+Hib) 約190円
AD(自動無効化)注射器 約5円
1USドル=147.65円/2023年12月時点(金額は為替レートなどの影響により毎年変動します。)