私たちの取り組む課題


発達障害児とその家族の現状
厚生労働省の「令和4年生活のしづらさなどに関する調査」によると、日本で発達障害と診断された人は約872,000人、そのうち児童は約345,000人にのぼると報告されています。
なかでも自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)の診断を受けている児童(以下「ASD児など」)は、往々にして成長の過程で「困ること」が多々でてまいります。
例えば、突然道路へ走り出す、気持ちを言葉で伝えられず、自傷や他害(他人の身体を傷つけること)につながる、強いこだわりや気持ちの切り替えの難しさ――。
その毎日は、ASD児など本人だけでなく、ご家族にも大きな不安と負担をもたらしています。
一般社団法人日本オーティズム補助犬協会(JASDA)は、ASD児などとご家族がより安心して社会とつながれるよう、オーティズム補助犬(ASDog)の育成・貸与を行います。
私たちは、ASD児などとそのご家族の尊厳を大切にするとともに、育成の過程では犬の気持ちに寄り添い、嫌がることを無理に強いることのない方法を徹底し、人と犬の双方の福祉を大切にした新しい支援のかたちを広げていきます。
JASDAの課題
- ASD児等やその家族が安心して幸せに暮らせる社会の実現
- 発達障害に対する社会への理解促進
- 子どもと家族の社会参加を支えるオーティズム補助犬(ASDog)の育成と普及
- ASDogの訓練中もしくは活動中における公共施設や交通機関利用を可能とする法制度の整備
なぜこの課題に取り組むか



誰もが幸せになる日本にしたい!
ASDやADHDのある子どもとその家族は、周囲の理解不足や外出時の困難から、社会とのつながりや参加の機会が往々にして限られてしまいます。
私たちは、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会であるべきだと考えています。
そのため、ASDogという新たな支援の選択肢を提供し、社会の理解を広げ、子どもと家族の可能性を広げたいと考えてこの課題に取り組んでいます。
また、ASDogは海外では盲導犬・聴導犬・介助犬と同じく「補助犬」として法律で守られており、公共の施設にも自由に入ることができます。
日本では「補助犬」として認められていないASDogを将来的には法制度によって守られる仕組みをつくっていきたいと考えています。
支援金の使い道



皆さまからいただいたご寄付は、以下の通り大切に活用させていただきます。
- オーティズム補助犬(ASDog)の候補犬の受け入れ・育成・訓練、健康管理
- ASDog育成トレーナーの養成
- 発達障害児とその家族への支援
- 調査や研究、社会への啓発活動
- 将来的にASDogが補助犬として社会に認められ、法制度によって守られる仕組みをつくるための活動

