私たちの取り組む課題
当協議会は、行政等から補助金や受託金を受け、各種福祉事業を実施しています。しかし、今、地域には様々な問題が複合的に関係する地域生活課題が生じています。当協議会は、制度で対応する問題の他、制度では対応できない‘はざま’の問題にも取り組むために、平成29年度に地域福祉コーディネーターを配置し、これまで培ってきた地域とのつながりや行政との連携の経験などを活かし、課題の解決に取り組んでいます。
取り組んでいる課題(例)
・社会的孤立による社会問題(ひきこもり・ごみ屋敷・8050問題)
・コロナによる生活問題(失業・休業による生活困窮)
・災害弱者の避難・被災に関する問題
取り組み事例
・防災さんぽの開催
・サロンの立ち上げ支援
・ひきこもりサロンと家族会の発足支援
・ごみ屋敷となった高齢者世帯への支援
・子ども食堂の開催とネットワークづくり
・生活福祉資金特例貸付(緊急小口資金、総合支援資金)の相談・申込受付 など
主な実施事業
◇ボランティアセンター
ボランティア活動推進、ふれあいセンター運営事業、福祉教育の推進、介護支援ボランティア制度 他
◇ヘルパーステーション
居宅介護・育児支援他各種ホームヘルプサービス、有償家事援助事業、ファミリーサポートセンター事業 他
◇障害者福祉事業
障害者地域活動支援センター、指定障害者相談事業所、障害者生活介護事業、就労継続支援(B型)事業 他
◇各種在宅福祉サービス
ハンディキャブ事業、生活福祉資金などの資金貸付事業 他
◇稲城市福祉権利擁護センター「あんしん・いなぎ」
◇高年齢者無料職業紹介所「はつらつワーク稲城」
◇稲城市防災倉庫等備品整備等事業
◇稲城市福祉センター指定管理者
なぜこの課題に取り組むか
社会福祉協議会は、社会福祉法に基づき、地域福祉の推進を目的として全国の区市町村に設置されている民間の非営利団体です。
当協議会は、制度で対応する問題はもちろんのこと、民間ならではの先駆性と柔軟性、即応性をもって制度のはざまにある地域生活課題にも取り組んでいます。これらの解決には、地域の皆さんとの連携なくして推進することはできません。このための「ネットワーク」づくりと「対象」を規定しない取り組みは、社協の組織特性にも合致しており、社協がその専門性を発揮して、取り組むべき課題であると考えます。
寄付金の使い道
福祉のまちづくりを推進するため、下記事業などに幅広く活用させていただきます。
・ふれあいセンター
・ハンディキャブ
・自治会
・広報紙
・福祉教育
・ボランティア活動
・CSW
・当事者助成
・社協運営
・その他