事業の目的
- わが国や世界各国におけるさらなる共生社会の実現のため、SDGs の推進に積極的に取り組むとともに、誰もが笑顔で豊かに暮らせるよう「バリアフリー社会の形成」及び「心のバリアフリー」を普及し成熟した地域共生社会の推進に努める。
- 障害者の社会参加や就労の機会の創出およびインクルーシブ教育を促進するため、支援学校や事業所の芸術文化活動の支援ならびに福祉機関と教育機関、また 交通事業者や民間企業など地域社会との連携促進を図る。
- 持続可能な豊かで活力ある地域社会の形成及びわが国経済の活性に寄与するため、公共交通機関など地域を支える事業者及び地方公共団体の協力を得て、インクルージョンの推進に取り組む。
- 「日本の障害児者と世界の障害児者」のかけはしをつくり国際社会におけるインクルーシブ社会の創設に寄与する。
これまでの活動
2021年フェスティバル開催地
【北海道】帯広空港・稚内空港(7/16~7/29)、新千歳空港・旭川空港(8/1~8/14)
【東北地方】仙台空港・いわて花巻空港(8/20~8/30)
【関東地方】羽田空港国際線ターミナル(4/25)、成田国際空港(11/1~11/14)
【東海・北陸地方】中部国際空港セントレア・富山きときと空港・のと里山空港(9/1~9/14)、福井空港(9/16~9/29)
【関西地方】関西国際空港・伊丹空港・神戸空港・南紀白浜空港(6/10~6/24)
【中国地方】岡山桃太郎空港・広島空港・出雲縁結び空港(9/16~9/29)
【四国地方】高知龍馬空港・徳島阿波おどり空港・松山空港(4/17~4/30)
【九州地方】福岡空港・大分空港・鹿児島空港(10/10~10/30)、宮崎空港(6/5~7/11)
【沖縄】那覇空港・新石垣空港空港(6/1~6/14)
2022年度実績
・委員会設立数(2022 年 4 月~9 月) 35委員会
・開催数 33開催 (広島県含む)
・セレモニー数 15開催 (広島県含む)
・アート参加団体数 約 200団体 (支援学校/事業所)
出展総数 約3,400作品 (共同作品含む)
後援団体(順不同・敬称略)
厚生労働省、国土交通省、文部科学省、経済産業省、こども家庭庁、北海道、山形県、宮城県、福島県、千葉県、愛知県、富山県、石川県、大阪府、兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、山口県、徳島県、愛媛県、
香川県、高知県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、沖縄県、全国都道府県教育委員会連合会、(社福)日本身体障害者団体連合会、(社福)日本視覚障害者団体連合、(一社)アフリカ協会、日本商工会議所、全国商工団体連合会、全国特別支援学校長会、全国特別支援教育推進連盟、(独)国立青少年教育振興機構、(社福)恩賜財団済生会、(社福)丸紅基金、(社福)中日新聞社会事業団、(社福)朝日新聞厚生文化事業団、(公財)モラロジー道徳教育財団、 (一社)全国手をつなぐ育成会連合会、障害の芸術文化活動を推進する全国ネットワーク、(一財)全日本ろうあ連盟、(公財)日本障害者リハビリテーション協会、(公財)日本ダウン症協会
協力団体(順不同・敬称略)
北海道エアポート株式会社、株式会社えんれいしゃ、山形空港ターミナルビル株式会社、仙台国際空港株式会社、福島空港ビル株式会社、日本空港ビルデング株式会社、中部国際空港株式会社、富山空港ターミナル株式会社、北陸エアターミナルビル株式会社、のと里山空港賑わい創出実行委員会、関西エアポート株式会社、広島国際空港株式会社、岡山空港ターミナル株式会社、出雲空港ターミナルビル株式会社、山口宇部空港ビル株式会社、松山空港ビル株式会社、徳島空港ビル株式会社、高知空港ビル株式会社、高松空港ビル株式会社、福岡国際空港株式会社、大分空港ターミナル株式会社、佐賀ターミナルビル株式会社、長崎空港ビルディング株式会社、那覇空港ビルディング株式会社、石垣空港ターミナル株式会社、宮古空港ターミナル株式会社
これまでの事業成果
実施の効果・今後の課題
・2021年度(前年度)より、10開催増え、全国に35の委員会が出来、地域を主体とした取り組みを推進できたことが一番の成果である。
・全国の支援学校ならびに各障害福祉サービス事業所の参加が増え、多くの障害児者の活躍創出、社会参加につながり、当事者本人や関係者にとっての喜びや笑顔の創出となったことも大きな成果である。
・空港という多くの人が行き交う場所での展示だけに、一般の方々の目に触れる機会も多く、また一部開催において報道機関で取り上げられたことで、取り組みを周知できる機会になったことも成果である。
・3月4日(土)3月5日(日)に羽田空港で実施した「全国委員会設立セレモニー」では全国から各委員会代表者が参加し、各地の開催報告を行えたことで、全国の取り組みを委員会全体に周知することや、各委員の意識向上とともに、各地域での更なる取り組みへの拡大・推進に繋げることが出来た。尚、オンラインで開催した国外8カ国が参加した障害者団体とのワークショップをきっかけに、「インクルージョン国際委員会設立」の好機となったことも成果の一つである。
・今後に向けては、設置した各委員会を土台として、各地域の特色や特徴を生かし、より楽しく実施ができるようサポート体制を構築する。
・令和5年6月10日(土)開催予定のJR東日本(両国駅)を皮切りに、全国の駅でも実施をスタートすることから、「空港・駅」という公共交通機関にて関係各位としっかり連携し、「心のバリアフリー」推進に努めていく。
・これまで医療ケアの必要な重度心身障害児者の活躍創出には至っていなかったが、全国を対象とした駅での開催を実現することにより、障害種別を問わず一人でも多くの障害児者が参加できる取り組みとなるよう努めていく。
・わが国のインクルージョン(包括)がより進むよう、本取組みを通じて障害 児童生徒が健常児童生徒(障害児以外)や一般の方々と場をともに出来る機会となるよう今後も推進していく。
・今後は本取組みを通じて、さらに各省庁の施策に寄与できるよう、障害者による芸術文化活動が持続的な取り組みとなるよう、企業連携を推進することや、「バリアフリー社会の形成」及び「心のバリアフリー」をより普及し、成熟した地域共生社会の推進に努める。
・新委員長の男女比は現在、50/50(各16名ずつ)となっていることから、まずはインクルージョンを促進する会として、年齢・性別・障害の有無に限らず、誰もが公平平等に活躍できる組織体制を構築していく。