私たちの取り組む課題



市町村から公認を受けている学童保育は本来補助金で運営され、内容も 勉強は教えない という決め事があります。
しかしパスカルは耐震基準や設備などは公認をいただけるレベルですが、内容に独自性をもつこともあり、補助金をいただくことはできません。
一見認定ではない普通の民間学童のようですが、市町村と連携することで、問題意識を確認したり、安心安全の確保に定量の信頼はいただけると思います。
パスカルは、カルチャースクール(習字・英語・世界情勢・音楽鑑賞・舞踊鑑賞・生け花など)、学校の勉強指導(補講・予習・復習・宿題の完成)の要素も加えたハイブリッド学童保育です。
少人数制(現在20名定員でスタート)でほぼ個別に近い形でいろいろな経験を持つ講師が子どもたちの楽しいを学びに変えていきます。
野外活動にも力を入れており、月一回キャンプや飯盒炊爨、沢登などのイベント企画もあります。子どもたちの視野をひろげ、心地よい」居場所を提供すること。そしてパスカルで過ごした時間が子どもたちの知恵を育む力になること、素晴らしい思い出になることを理想としています。
なぜこの課題に取り組むか

少子化加速と同時に共働き世代も増え、子どもを地域で預かる場所が必要だと感じた。またただ預かるだけでなく、その時間を有意義に過ごしてもらい、保護者も一か所ですべてが賄える場所だと安心すると考えた。
また最近は発達障害グレーゾーン等かつてはふつうにいた子どもたちを障害扱いしすぎて、保護者も心配し、支援学級在籍の子ども達が異常に増えている。
知的障害でもないのに支援学級に入ったり放課後デイサービスにかよって、その間勉強が遅れるということが発生してしまう。中学までは義務教育だが高校受験などが後に控えている。簡単に子どもを区別するのではなく、一人一人にあったアプローチで普通の学力をつけていくように誘導していくことはとても重要である。
保護者によりそい、子どもに寄り添い、我々が経験してきたリソースを最大限に発揮して、子どもを取り残さない努力をすべきだと思い、この課題に取り組もうと思った。
支援金の使い道
家賃・人件費がメインです。
補助金がないので、全額持ち出しで、寺子屋&学童を利用していただく方にも月謝にそれが反映してしまう。
なるべく利用していただくために、月謝を下げることに使いたい。