私たちの取り組む課題
①7人に1人の相対的貧困世帯、ひとり親世帯が子どもたちに経済的理由により学びの場を家庭の努力だけでは提供してきれない課題
②「登校できるか」「できないか」だけではない、不登校児童が抱える人との関係性の欠如の課題
③学校や家庭だけでは自分の得意な力を発揮できないギフテッドや発達凸凹を抱えた児童の学びの場の課題
なぜこの課題に取り組むか
子どもたちは、その家庭の子どもであるだけではなく、次の日本を創る宝である。子どもへの投資は次の地域社会を担う子どもたちに対して、大人の責任であり、他人事であっては行けない。学校や家庭だけでは得られない学びの場の提供を地域社会全体でおこなうことができる多様性のあるコミュニティーを地域に一つずつ作っていくことが、次の世代を担う子どもたちに渡せるバトンだと考えている。
寄付金の使い道
子どもたちが放課後通うことができる学びの場を小学校、中学校区の中に整備していく。また、子どもたちの学びの場を中心として、大人たちも集い、大人が持っている力を子どもたちに提供することで多様性のある子どもたちの育成につながるようコミュニティーを形成する。その中で取り組むことは3つ。
一つは相対的貧困を抱えた家庭の児童に対する無料の学習支援の場、二つ目は、登校しない、できない児童に対して家族以外の人との関わりが持てる安心してすごせる環境の提供、三つ目は日常ではできない体験「サイエンス教室、ものづくり教室」等を提供し、日常の学びの場では発揮できない力の表現の場を提供する。