私たちの取り組む課題
① 保護犬のためのシェルター運営
②「保護犬と住まうシェアハウス」の運営
【①保護犬のためのシェルター運営について】
・沖縄の捨て犬のレスキュー支援
・捨て犬の保護、心身のケア、トレーニング
・里親探し
・里親さんへの飼養サポート
・活動に関する啓発・正しい飼養に関する教育(イベントやセミナーの開催)
・同窓会の開催などによる里親さん同士の交流
・譲渡が難しい犬たちの終生飼養
・預かりボランティアさんたちとの連携
【②「保護犬と住まうシェアハウス」の運営について】
・シェアハウスの管理・運営とノウハウの構築
・入居者さんに預ける保護犬のケアサポート
・入居者さんの愛犬のケアサポート
・入居者さんとの交流やシェルターとの連携
・保護犬との交流・居住を目的とした住居の拡張とコミュニティの形成
③「わんずぺ~すセーフティネット」のサービス提供
・わんずぺ~すの里親さん向け「もしも」の際のセーフティネット(準備中)
なぜこの課題に取り組むか
日本は単身化・超高齢化社会が進む中、
犬猫の飼育に不安を抱える人たちもまた、増加する傾向にあります。
リスクに対して飼い主さんの準備が不十分な場合、
飼育放棄につながる危険があり、そういった相談が実際、後を絶ちません。
動物保護団体にとってはこの問題は大きな懸念であり、
その対応が長年の課題となっています。
この課題に対して、
飼い主さんたちの不安やリスクを保護団体が軽減する
仕組みづくりが必要であるとして、
「わんずぺ~す」は創立以来、目標を掲げてきました。
「保護団体が犬の飼養をサポートすることで、より多くの人たちが
保護犬を預かったり、迎え入れることが可能となるような
“住環境とシステムの構築”を推し進めること」
です。
犬を心から愛している方で、一定の条件さえ満たせば、
単身者でも高齢者であっても、適切なサポートにより
犬を飼うことは可能であると考えます。
「わんずぺ~すセーフティネット」というサービスの準備も
支援の一つです。
共に暮らす動物は家族であり、生きがいであり、
大きな喜びと幸せをもたらしてくれる大切な存在となります。
犬と共に暮らす喜びをできるだけ多くの人たちに感じてもらいたい、
それが人の心身の健康にも資するものであると、私たちは信じています。
シェルターにいる保護犬たちの中には、
障がいや病気、老齢、怖がりで人馴れに時間がかかるなどの理由で、
新しい家族にいつまでも恵まれない子たちがいます。
そういった子達が一頭でも、一生に一度でも
「家庭的な場所」で過ごすことができるよう、
「わんずぺ~す」が居場所を創り出すことにより、
保護犬たちのQOLを高めることも繋がると考えています。
シェルターを基軸として、
このコンセプトに賛同する仲間と保護犬とスタッフが共に成長し、
喜びも悲しみも分かち合いながら、
一つのコミュニティとして支え合う
“新たな保護活動の形”を日本に根付かせたいという夢を持っています。
「人と保護犬が安心して共に暮らせる場所」を増やすこと。
それぞれの幸せと未来を繋げる役割を
「わんずぺ~す」は担っていきたいと思っています。
寄付金の使い道
・保護犬の生活費(食費、医療費、消耗品等)
・シェルター維持・管理費(家賃、人件費、水道光熱費、通信費、消耗品費等)
・犬の保護及び譲渡活動にかかる経費の一部
・保護犬と住まう住宅拡充プロジェクトへの投資
・「わんずぺ~すセーフティネット」のサービス提供に関する準備費