私たちの取り組む課題
IT分野におけるジェンダーギャップ
IT分野で働く女性はたった13%です。
いまや誰もが使うITデバイスや、アプリが多様なニーズを取り入れていないというのは、公平性からも経済的にも問題です。
女子学生のICTキャリア志望度、OECD最低
IT分野のジェンダーギャップは、就職時にうまれるものではありません。学生の頃から始まっています。
OECDを含む63ヶ国で15歳の女子を対象にした調査において、「ICT分野のキャリアを志望する」割合はたった3%で63ヶ国中最も低い値でした。
そして、工学部進学者のうち女子は15%。
これからたくさんのイノベーションが見込まれるIT・STEM分野におけるジェンダーギャップは、男女の経済格差、日本の経済成長・イノベーション促進を阻む大きな課題と私たちは捉えています。
なぜこの課題に取り組むか
これからの時代をつくるIT・STEMに女性を増やす
私たちは、このような現状を解決すべく、女子中高生にIT・STEM教育の啓発とエンパワメントを行っています。
高収入である技術職に女性がつくことにより、SDGsの焦点でもある男女の経済格差の是正に貢献します。
また、労働人口の減少する日本でのIT人材不足の解消にもつながります。
これからの日本には女性の力は欠かせません。
エンパワメントと一緒に届ける
ジェンダーギャップの原因には、適切なロールモデルがいない・ステレオタイプを押し付けられるという、視野・選択肢の狭さと、マイノリティであるからこその心理的安全性の低さも大きく関係していると私たちは考えています。
能力があるのに自信がないーそんな学生のポテンシャルが最大限に活かされるには、教育とともに心のエンパワメントも大切な要素です。
寄付金の使い道
プログラム運営費用
女子中高生・大学生を対象としたプログラミング・ITキャリアのイベントの開催や、政策提言の活動の費用にあてさせていただきます。
みなさまからのご支援をなにとぞお願いいたします。