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草を刈ると、道が現れる。南会津の里山を未来へつなぐ35人を募集!

支援先

NPO法人 森林野会

草を刈ると、道が現れる。南会津の里山を未来へつなぐ35人を募集!の画像

NPO法人 森林野会

支援者数

13人

/ 35人

37%

支援総額

10,828円

支援者数

13人

残り

開始前

開始日

終了日

継続支援する

草を刈ると、埋もれていた道が現れます。

小川を整えると、夏には子どもたちが魚を追いかけます。

雪が積もれば、仲間と滑り台や大きなかまくらをつくります。

福島県南会津町にある「じね~んの森」は、ただ眺めるための森ではありません。

歩く人、遊ぶ人、木を植える人、道をつくる人。いろいろな人が少しずつ手を加えながら、今もつくられ続けている森です。

訪れた方からは、「森林の見え方が変わった」「植えたサルナシの成長を見にまた来たい」「整備は大変だったけれど、それ以上にやりがいを感じた」という声が届いています。

一方で、草刈りや整備を担ってきた仲間の高齢化が進み、手を入れたくても入れられない場所が増えています。

そこで今回、私たちは月500円から、この森の続きを一緒につくるマンスリーサポーターを35人募集します。

南会津へ来られなくても構いません。

まずは森の変化を見守ることから、この場所との関係を始めていただけたら嬉しいです。

ストーリー

夏の小川や冬の広場で楽しむ子どもたち


草を刈ると、森に「次」が生まれます

じね~んの森では、誰かが草を刈ると、その先に埋もれていた道が現れます。

道ができれば、人が森の奥まで歩けるようになります。


小川を整えれば、夏には子どもたちが魚を追いかけます。

冬には雪を集め、雪に閉ざされた林道に自称日本一長い(500mなど)滑り台や大小のかまくらを作ります。会場では雪だるまを作ったり、友だちと大きなかまくらへ入ったり、滑り台を楽しんだり、街からそれほど離れずに思い切り雪遊びができます。


森の中には、ツリーハウスや木にくくりつけたブランコもあります。

木でフォークやアクセサリーをつくる。虫を探す。川で魚を観察する。外でお弁当を食べ、マシュマロを焼く。


どれも、最初からそこにあったものではありません。

誰かが場所を見つけ、草を刈り、木を組み、川へ入り、遊ぶ人の姿を想像しながら少しずつつくってきました。


森へ手を入れることは、自然をきれいに整えることだけではありません。

そこに、関わる私たちなりの、次の楽しみを生み出すことでもあります。

草刈りをすると…

道が現れます


「じね~んの森」は、完成していない森です

この場所は、昭和初期ごろまで田畑として使われていました。

その後、少子高齢化などによって放置され、草木が生い茂り、里山にも人の手が入らなくなっていきました。


そこで町にUターンした現理事長の星義道さんが2011年から自分の所有する荒れた山野をこつこつと整備し始めたのをきっかけに、有志が集まり、少しずつ整備を続けてきました。森林野会では、地道に、焦らず、自然との共生を目指す森づくりを「じね~んと、やっぺ」と表現しています。


すべての草木を刈り、人工的に整えることが目的ではありません。

自然の力を大切にしながら、人が歩く場所、遊ぶ場所、動物と人が距離を取るための場所に、必要な手を入れていく。

そのため、じね~んの森に「完成」はありません。


草は毎年伸びます。

木々も変化します。

人が来れば、新しい遊び方や、整えたい場所が見つかります。

まだつくりたいものも、試してみたいことも、たくさん残っています。



森を歩くと、いつもの景色が違って見えます

これまでの調査で散策路沿いに木類では雑木林に多いミズナラ、コナラ、ヤマグワなど54種類が、草類では珍しいフシグロセンノウなど多様な133種類が確認されており、また昆虫類も豊富です。森歩きでは、これら植物の名前だけでなく、この土地が以前どのように使われていたのか、クマやシカ、イノシシがどのように暮らしているのか、人と自然がどのように関わってきたのかを案内しています。


木に残されたクマやシカの爪跡。

かつて田畑だった場所を覆う木々やフジの蔓(つる)によって絞め殺された倒れた木々。

昔から暮らしの中で使われてきた植物など。

案内人と歩くことで、何も知らずに通り過ぎていたものに、名前や歴史が加わります。


参加した方からは、こんな感想をいただきました。

  • 以前は田畑だった場所が、今では一見森に隠れていることを知り、森林の見え方が変わりました。
  • ガイドをしてくれる人がいることで、その地域の価値が見出せました。
  • 普段自然と触れる機会が少ないので、リフレッシュできました。解説を聞くことで、普段触れない情報にも出会えました。

森の中でほっとしてリフレッシュするだけではなく、知らなかったことを知り、森を見る目が変わる。

その体験も、私たちがこの場所でつくりたいものの一つです。

これまで、森の理解者と案内する人を増やすため、樹木や草花、動物、昆虫、地域の歴史や暮らしを学ぶガイド養成講座を行いました。それを次に引き継ぐための資料づくりも行っています。

(森を歩くと様々な発見があります。上はシカによって剥がされた杉の皮)

(上はフジツルにより締め殺されていく木)


植えた木が、「また来る理由」になります

サルナシの植樹を体験した方から、こんな言葉が届きました。

  • 都心から来たので、自然の豊かさにびっくりしました。植樹したサルナシの成長を見に、また訪れたいです。

一度遊びに来て終わるのではなく、自分が植えた木の成長を見に戻ってくる。

次に来た時には、季節が変わり、森の景色も変わっています。


その時には、以前は知らなかった植物の名前が分かるかもしれません。

今度は、誰かを連れて来るかもしれません。

最初は森を楽しむ人だった方が、少しずつ、この場所をつくる側へ加わっていく。

そんな関係が、ここでは生まれています。


遊ぶ人から、つくる人へ

都会から参加している会員は、雪まつりに向けた雪の滑り台づくりや、夏のイワナのつかみ取りに向けた小川の整備に加わっています。

その方は、利用する人たちの笑顔を思い浮かべながら行う作業に、「大変さ以上のやりがい」を感じたと話しています。


森へ来る楽しみは、遊ぶことだけではありません。

誰かが楽しむ場所を、自分の手でつくることにもあります。


2019年には、早稲田大学ワンダーサイクリング同好会の学生7人が、3泊4日で高野を訪れました。

最初は森や周辺を案内してもらい、その後は地元の会員と一緒に鎌や鉈を持って道を整備し、桜の植樹に向けた草刈りを行いました。

初めは道具の扱いに戸惑っていた学生も、作業を重ねる中で、草木の太さや量に合わせて道具を選べるようになりました。

作業の後は、地元の方とそばやキノコ汁を囲み、毎晩ミーティングを重ねました。最後には、南会津のよさを残しながら、若い人に来てもらうための提案までまとめています。


彼らは、この後も継続的に雪まつりの準備等に訪れ楽しんでいます。

案内される人から、作業をする人へ。

作業をする人から、この地域のこれからを一緒に考える人へ。

森へ関わる入口は、一つではありません。

(2019年、早稲田大学の学生 背より高い茅を刈る)

(森の中をファットバイクで楽しむ)


もっと、この森でやってみたいことがあります

春には、桜や山野草を見ながら歩く。

夏には、森や小川で遊び、ホタルや星空を見る。

秋には、紅葉の中を歩き、木の実や植物に触れる。

冬には、雪の滑り台やかまくらをつくり、雪の上を自転車で走る。


森林野会ではこれまで、森歩き、植樹、間伐、自然観察、木工、雪遊びなど、その時々の森を生かした活動を行ってきました。高野癒しの里の構想にも、道づくり、ホタルの里、水芭蕉やわらびの育つ場所、文化体験やヘルスツーリズムなど、さまざまなアイデアが挙げられています。


すべてを一度に実現することはできません。

それでも、「次は何をやろう」と考え、できるところから手を動かすことが、この活動の楽しさです。

私たちは、完成された施設へお客様を呼びたいのではありません。

来た人も一緒になって、少しずつ変化していく場所をつくりたいのです。


でも、今の仲間だけでは、手が足りません

以前は助成金を活用し、整備作業を有償ボランティアや事業者へ頼むこともできました。

しかし、助成金がなくなってからは、長年活動してきた仲間が、無償で作業を担わざるを得なくなりました。


その仲間たちの高齢化も進んでいます。

草を刈りたい場所がある。

もう少し道を伸ばしたい。

小川や広場を、次のイベントまでに整えたい。

それでも、現在の人数では手が回らないことがあります。


ボランティアを募りたくても、参加してくれた方へ昼食を用意する費用さえ、十分に出せない時があります。

人の手が入らなくなれば、せっかく現れた道も、遊べるようになった広場も、再び草木に覆われます。


そして、人と野生動物の暮らす場所を分けていた境界も、少しずつ曖昧になっていきます。

「まだまだ、この森でやりたいことがある」

その思いに対して、今一番足りていないのが、一緒に続ける人と、その活動を支える継続的な資金です。


前回は場所をつくるため。今回は、その続きをつくる仲間を増やすため

2019年のクラウドファンディングでは、高野癒しの里プロジェクトとして活動の拠点となる宿泊・集会施設や、古道、千本桜の回廊、ビオトープ、井戸などを整備するための支援をお願いしました。179人から、目標を上回る317万5,000円が集まりました。

多くの方の応援によって、まずは人が集まり、活動するための舞台をつくることができました。手を添えてくださった皆様には、感謝してもしきれません。


一方で、舞台ができても、森の手入れは続きます。

草は伸び、道は変わり、次の季節がやってきます。


そこで今回は、一度きりの支援ではなく、月500円から継続してこの森に関わるマンスリーサポーターを35人募集します。

目標は、年間約20万円です。

金額だけを考えれば、一人あたりの支援額を高くし、もっと少ない人数を目標にする方法もあります。

それでも35人を目指すのは、お金だけではなく、この森のことを気にかける人そのものを増やしたいからです。

(現在のじね〜んの森の入り口(正面にツリーハウスが見えます))

(前回のクラウドファンディングで整備した高野癒しの里の地図)


月500円から、森の続きを一緒につくってください

毎回、草刈りへ来る必要はありません。

森のことに詳しくなくても構いません。

南会津から遠く離れて暮らしていても、この活動に加わることはできます。


森の変化を見守る。

届いた活動報告を読む。

家族や知人に、この場所のことを伝える。

旅行の機会に遊びに来る。

植えた木やオーナーとなった桜の成長を見に戻ってくる。

できる時には、一緒に道や遊び場をつくる。


それぞれの距離や暮らしに合った形で、関わっていただきたいと思っています。

森を遠くから「守ってもらう」のではなく、みんなで少しずつおもしろくしていく。

そんな仲間に、月500円から加わっていただけないでしょうか。


新たな35人ともと、まだ見たことのない景色へ

草木に覆われていた場所に、道が現れる。

子どもたちが、その道を走っていく。

植えた木を見に来た人が、次は誰かを連れてくる。

遊びに来た人が、今度は鎌を持って作業に加わる。

森を歩いた人が、植物や土地の歴史を誰かへ伝える。


私たちがつくりたいのは、立派に完成した森ではありません。

いろいろな人が関わるたびに、次の楽しみが増えていく森です。


焦らず、自然の力に逆らわず、「じね~ん」と。

次の35人と一緒に、この森の続きをつくっていきたいと考えています。


寄付の使途

今回の目標は、月額500円のマンスリーサポーター35人です。

  • 月額合計:17,500円
  • 年間合計:210,000円
  • 目標表記:年間約20万円

いただいた寄付は、主に以下の用途に活用します。

草刈りなどの里山整備を担う人の活動費

ご存知のように全国的にクマの出没が増加しています。高野地区でも少しずつですが増えてきている実感はあります。里山を整備して道、広場、小川、人と野生動物の暮らす場所を分ける緩衝帯を作ることが大切です。その対策も兼ねて今年度からじね~んの森の周辺の整備を始めました。また毎年、継続的な草刈りや整備を行い維持することが必要となります。

長年、無償で作業を続けてきた一部の会員だけに負担を集中させず、必要な作業を続けられる体制づくりに充てます。

ボランティア・ワーケーション参加者の昼食代など

草刈りや道づくり、小川や遊び場の整備などに参加してくださる方へ、作業日の昼食を用意します。参加者が費用も労力もすべて負担するのではなく、迎える側もできる範囲で支えることで、気持ちよく参加し、また来たいと思える環境を整えます。

目標金額を上回った場合

高野癒しの里は広大です。今回の募集により、その中心となるじね~んの森周辺の整備の体制が整います。目標金額を上回った場合には前回の高野癒しの里プロジェクトで整備したもののその後毎年の整備が出来ていない道の草刈り・整備費や必要な道具の更新費用等に充てる予定です。

目標金額に届かなかった場合

じね~んの森周辺の緩衝帯の整備は待ったなしで、今年&来年で完成させたいと考えています。この費用に優先的に充てると共に、不足の場合は計画年度の調整やボランティア活動で当面しのいでいきたいと考えています。


今年新たに整備を始めたじね~んの森周辺の森(所有者から許可を取って整備予定)

次の世代に引き継ぐために

高野癒しの里構想では、

全体を整備して、この地域資源・ウェルビーイング(Well-being)な環境を都会の方や外国の方にイベント形式で提供し、その収益を高野癒しの里の新たな楽しみを作ったり、継続した整備資金に充てることを考えていました。

構想の中の高野癒しの里の基本整備は実現しました。

しかし、それを活用する道のりは遠く、、、収入確保は叶っていません。

そのため、まずは原点に立ち戻りたいと考えたのが今回の募集です。


それはイベント収入等(現在は赤字)に頼らずとも資金を確保できるようにすること。

即ち里山への思いを共有する仲間(会員)の会費を基本に新たな楽しみを作ったり整備が行えるようにすることです。


現在中心となって活動しているメンバーは高齢者が中心です。

ですが会員には若い方も増えています。

彼らが中心となり活動する時に、森を維持することが出来るように基盤を作っておきたい!

今回の募集が達成されると、現在、森林野会が確保している資金と合わせて、中心となる「じね~んの森」と周辺を継続して整備し、皆さまに来て楽しんでいただける体制が整います。

次のステップでは、更に「高野癒しの里全体」が同様に持続可能な森として維持できる体制を整えるために、今後も更に多くの新たな仲間を増やしていきたいと考えています。

そして「子供の笑顔を育む南会津の豊かな自然・里山」を未来に残したいと思います。

(じね〜んの森に親しんだ子どもたちが描いた絵)


最後にお伝えしたいこと

草を刈る人がいるから、道が現れます。

道があるから、森を歩く人がやってきます。

遊びに来た人が、今度は木を植えたり、道をつくったりする側へ加わることもあります。


そうやって「じね~んの森」は、少しずつ育ってきました。

今回募集するのは、森を完成させるための資金ではありません。

これからも森に手を入れ、次の楽しみを生み出し続けるための仲間です。


月500円から、この未完成の森の続きを一緒につくってください。

遠くから見守ることも、いつか現地を訪れることも、この場所との大切な関わりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


団体紹介

NPO法人森林野会(もりのかい)は、福島県南会津町を中心に、荒廃した里山や古道の整備、植樹、草刈り、自然体験活動などに取り組んでいます。

活動の中心となる「じね~んの森」は、現理事長の星義道さんが都会からUターンをして2011年から自分の所有する荒れた山野をこつこつと整備し始めたのをきっかけに、有志が集まり、少しずつ整備を続けてきました。

「じね~ん」とは、この地域で自然を意味する言葉です。地道に、こつこつ、焦らずに。ありのままの自然を大切にしながら、人が楽しみ、学び、手を動かせる「みんなの里山」を目指しています。

植樹、間伐、草刈りを行い、春夏秋冬の森歩き、雪遊び、川遊び、ガイド養成などを通じて、また森林野会だけではなく、保育園や学校、森の資源を利用するアロマなどの企業や森林セラピーの団体など、地域の人と外から訪れる人が一緒に里山へ関われる機会をつくっています。

左:星義道 右:野田雅之

星義道(写真左) NPO法人森林野会(もりのかい) 理事長

南会津出身。2009年に会社を整理し、南会津にUターン。戻ってみれば、他の多くの地域と同様、昭和初期まで開墾された田畑は放置され、山も荒れ放題。人口減少、若者の減少でさらに荒廃が進み、獣の楽園となり、限界集落へと突き進んでいました。 もう一度、里山資本を有効活用し、原野、山林、川を整備して、楽しい森にしたい!

参加者の能力、技術を活かし、里山を活性化したい!焦らず、自然の力に逆らわず、自然との共生を願い「じね~ん」と活動を続けよう。そして自然が大好きな次世代の仲間に引き継ぎたい!

野田雅之(写真右) NPO法人森林野会 副理事 企画・広報担当

1999年10月、1泊2日の自転車のイベントで初めて南会津を訪れる。わずか1泊2日の旅なのに1週間もいたような心身共に癒される感覚。豊かな自然の南会津に一目ぼれ。

2014年に移住し、じね~んの森に関わるようになる。

この豊かな自然の森を多くの方に訪れて頂き、癒しや安らぎを感じ、心身共にリフレッシュして頂きたい。そしてこの森を次の世代に引き継ぎたい!

https://moriein.jimdofree.com/
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