たくさんの応援メッセージを頂きありがとうございます。励みになります。
残り3日ほどとなりましたが、一人でも多くの方にご支援いただけますことを祈っております。
また、ご支援の際はシステム手数料を加えた形にしていただけますと幸いです。
みなさんにとって、学校はどんな場所でしたか。
友だちに出会い、勉強をし、少しずつ未来の自分を描いていく場所。
そんな時間があったのではないでしょうか。
では、もし自分が、家族の事情で突然、言葉のわからない国の学校に通うことになったら。
授業の内容も、先生に何を聞かれているのかもわからない。
友だちと話したくても、言葉が出てこない。
それでも毎日、教室に座り続けなければならないとしたら……。
日本の学校で、そんな時間を過ごしている子どもたちがいます。
外国にルーツを持ち、日本語が十分にわからないまま、ただ黒板を見つめるしかない子どもたちです。
アレッセ高岡は、そんな子どもたちが安心して学び、自分の言葉や文化を大切にしながら、地域の中で力を伸ばしていける場所をつくってきました。
一方で、日々の教室運営には、家賃や人件費などの継続的な資金が必要です。
社会から評価をいただく機会は増えてきましたが、子どもたちが安心して通える「いつもの場所」を守るための運営費は、まだ十分ではありません。
この場所を、これからも高岡に開き続けるために。
外国ルーツの子どもたちが、自分の未来をあきらめずに歩んでいけるように。
どうか、アレッセ高岡の挑戦を一緒に支えてください。
ストーリー
4人の中学生から始まった、私たちの歩み
アレッセ高岡の活動は、2010年に始まりました。
きっかけは、外国にルーツを持つ子どもたちの中に、高校進学までたどり着くことが難しい子どもたちがいるという現実でした。
日本語の壁。
受験制度の壁。
進路情報の壁。
そして、「自分はここにいていいのだろうか」という、見えにくい孤独。
そうした子どもたちに、安心して学べる場所をつくりたい。
その思いから、私たちは4人の中学生への学習支援を始めました。

(パキスタン国籍の生徒のノート)
最初は小さな教室でした。
けれど、必要としてくれる子どもたちや保護者と出会うたびに、活動は少しずつ広がっていきました。
今では、中学生・高校生への学習支援に加えて、進学や教育に関する相談、多言語での情報提供、保護者へのサポート、地域の人たちとともに学び合う場づくりにも取り組んでいます。
勉強を教えるだけでは、届かないものがありました
活動を続ける中で、私たちは何度も気づかされてきました。
子どもたちに必要なのは、教科の勉強だけではないということです。
高校進学の仕組みを知ること。
自分に合った進路を考えること。
保護者が、母語やわかりやすい言葉で教育情報にアクセスできること。
学校や地域の大人たちが、子どもたちの背景や可能性を理解すること。
そして何より、子どもたち自身が、自分の言葉や文化を否定しなくてよい場所が必要でした。

「日本語を覚えること」はもちろん大切です。
でも、それは母語やルーツを手放すことではありません。
自分の中にある複数の言葉や文化を大切にしながら、地域の中で生きていく。
そのための力を育てることこそ、私たちが大切にしてきたことです。
子どもたちは、支援されるだけの存在ではありません
私たちは、外国にルーツを持つ子どもたちを「困っている子どもたち」としてだけ見ているわけではありません。
複数の言葉や文化の間で育ってきた経験。
家族と学校、地域をつなぐ力。
違いの中で折り合いをつけながら生きてきた力。
それらは、これからの地域社会にとって、大切な力になるはずです。
だからこそ私たちは、学習支援だけでなく、市民性教育にも取り組んできました。
外国にルーツを持つ子どもたちも、地域に暮らす日本人も、支援する側・される側に分かれるのではなく、ともに地域の未来をつくる一人ひとりです。
子どもたちが、自分のルーツを隠すのではなく、誇りとして受け止められるように。
そして、いつか地域の中で自分らしく力を発揮していけるように。
アレッセ高岡は、そのための土台でありたいと考えています。

(対面学習の様子)
活動の価値は、少しずつ社会にも届き始めています
ありがたいことに、私たちの取り組みは、少しずつ社会にも届き始めています。
- とやま国際草の根交流賞
- 高岡市社会福祉協議会会長賞
- 富山県ふるさとづくり賞大賞
- 国際交流基金地球市民賞
- かめのり大賞 草の根部門
- 富山県知事表彰・国際交流部門功労
アレッセ高岡が積み重ねてきた学習支援・情報支援・市民性教育の取り組みを認めていただいたことが大きいと思います。

2026年7月4日には、新田八朗富山県知事がアレッセ高岡を訪問し、対面授業の様子を視察、生徒と意見交換をされました。「アレッセのようなコミュニティは重要であり一緒の暮らしやすい富山県を作っていきましょう」とお言葉をいただきました。生徒にとっても貴重な経験ができ、うれしい出来事でした。

この活動は、子どもたちだけのためのものではなく、地域全体にとって必要な取り組みなのだと、あらためて背中を押してもらったように感じています。
それでも、日々の運営を続ける資金は足りていません
一方で、社会的な評価をいただくことと、活動を続けられることは同じではありません。
表彰状をいただいても、教室の家賃が払えるわけではありません。
近年物価上昇のため、小さい団体は悲鳴を上げています。
視察や取材の機会が増えても、子どもたちや保護者に向き合うスタッフの人件費が自動的に生まれるわけではありません。
助成金の多くは、新しい事業や決まった用途に使うものです。
もちろん、それによって新しい挑戦ができることは、とてもありがたいことです。
けれど、子どもたちにとって本当に大切なのは、「困ったときに戻ってこられる場所」が、そこにあり続けることです。
いつもの曜日に教室が開いていること。
相談できる大人がいること。
保護者が不安を抱えた時に、話を聞ける人がいること。
地域や学校とのつながりを、日々つなぎ続ける人がいること。
そうした日常を支えるための運営費が、今、十分ではありません。
今回のご寄付で実現したいこと
そこで私たちは、2025年に特例認定NPO法人に認可されたアレッセ高岡として、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。
本来は、家賃や人件費などで、年間平均300万円余りが必要です。初めての挑戦ということもあり、まずは目標金額を30万円に設定しました。
今回いただいたご寄付は、アレッセ高岡の学びの場を継続するための運営費の一部として、大切に活用します。
具体的には、教室の家賃、スタッフの人件費、資料作成と印刷費用、生徒にあった教材の購入費、子どもたちや保護者への相談対応、情報発信などに充てさせていただきます。
どれも、目立つものではないかもしれません。
けれど、子どもたちが安心して通い続けるためには、欠かせないものです。
アレッセ高岡に来る子どもたちは、一人ひとり違う背景を持っています。
得意なことも、悩んでいることも、話せる言葉も、描いている未来も違います。
だからこそ、私たちは一人ひとりの歩みに寄り添いながら、学びと情報と安心できるつながりを届けていきたいと思っています。
高岡から、ともに生きる地域の未来をつくるために
外国にルーツを持つ子どもたちは、遠い存在ではありません。
同じ地域で暮らし、同じ学校に通い、これからの高岡を富山県を、ともにつくっていく仲間です。
子どもたちが、自分の言葉や文化を大切にしながら、安心して学び、自分の未来を選んでいけるように。
そしていつか、地域の中で自分らしく力を発揮していけるように。
そのためには、アレッセ高岡だけの力では足りません。
地域の方々、これまで活動を見守ってくださった方々、多文化共生の未来を一緒に考えてくださる方々の力が必要です。
この場所を、これからも開き続けるために。
外国にルーツを持つ子どもたちが、自分の未来をあきらめずに歩んでいけるように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
どうか、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。






