ストーリー
「東三河動物福祉の会、命にやさしいまちづくりハーツ」は、豊橋市を拠点に2002年に設立し、愛知県の約3分の1の面積を占める東三河地域で24年間活動して来ました。目標は「捨て猫、のら猫、虐待、殺処分ゼロ」です。
のら猫の元である捨て猫をなくす啓発活動、外で暮らす飼い主のいない猫たちに不妊、去勢手術を施し、地域で人と共生していく「地域猫」の推進と実践が活動の中心です。
「のら猫が増えて困っている」「猫のことで近所とトラブルになっている」などの相談を受けると、現地に行き状況把握をしてから、地域住民やエサあげさんと話をしたり、自治会に説明する、そして高齢者など、現場で動くことができない人のサポートもしています。
相談は代表直通携帯電話で24時間。レスキューや急ぎの要請は時間を問わず、動けるメンバーが対応します。
これを24年間継続してきました。相談電話がない日はありません。
2025年は約1200件の電話、メールなどの相談がありました。
2026年も6月末で700件を超えました。
ハーツ の地域猫担当メンバーは、まずリサーチに回り、朝昼夜を問わず捕獲器で猫を捕まえ、病院に運んで不妊・去勢手術を施し、リターン、傷病猫ならシェルターに保護をしています。

猫の不妊・去勢手術数は、ハーツ 直接と相談者のサポートなどの間接を合わせると、2025年度の手術数は!過去最高の928匹にも上りました。
活動中に自ら見つけた子猫の保護数は112匹でした。

ハーツ のスタッフ84人の中で70人以上、一番多くのスタッフが関わっているのがシェルターで暮らす保護猫の世話です。
1日2回、1回5時間以上かけて、丁寧にトイレやフードの世話をし、それぞれに合った薬を飲ませ、皮下点滴をする猫も41匹います。
ハーツ が運営するシェルターは5月に一ヶ所増えて5カ所になり、その保護猫は合計282匹、ハーツ スタッフと子猫預り中心のサポーターの自宅での保護数は、現在260匹です。
シェルターの成猫はほとんどが病気やケガ、遺棄、虐待など行き場のない猫たちで、免疫のない子猫や里親募集が可能な状態の良い成猫は、スタッフやサポーターが自宅に連れて帰り、手をかけて人慣れさせて譲渡のための努力をしています。


2024年から月2回、定期譲渡会も開催し、多くの方の来場を頂いています。

その他に、東三河の大きな公園や公的な場所など7ヶ所に暮らす遺棄されて増えたなどの猫たちに不妊・去勢手術を施し、雨の日も風の日も10年以上、毎日フードと水を運んで、世話と管理をしています。
その数は徐々に減ってはいるものの、合計207匹です。高齢で亡くなったり、病気が重篤でシェルターに移す猫も増えました。

私たちがどんなに頑張っても、2025年末は総数672匹だった保護猫、世話猫は6月末で合計749匹に増えてしまっています。
ハーツの運営は、公的な助成金などは全く受けられていません。
自力で寄付をお願いしたり、支出を見直したりしながら努力してきましたが、現在1000万円の赤字があります。
猫の数とフード代や医療費などを何とか抑えたいと、力を振り絞って来ましたが、物価高騰の大きさと速度に対抗できず、運営費は増すばかりです。
84人のスタッフは猫たちを救うために、仕事や家庭のある人たちが時間をやりくりし、無理も重ねて動いています。
全ての人が無償ボランティアです。
私は、代表として、ハーツ を存続させ、猫たちを守っていく責任があります。
諦めません、負けません。
物価の高騰は、予想以上に長く大きく、活動費の中で大きな割合を占めるフード代は年々増えるばかりです。
できる限り安価で購入するために、懸命にネットを検索し、フードの種類も検討したりなど、できる限りの努力をしていますが、それも限界があります。
749 匹ものを、猫たちを飢えさせることはできません。
どうか保護猫、世話猫が生きていくためのフード購入費のご支援を心からお願い申し上げます。
東三河動物福祉の会
命にやさしいまちづくりハーツ
代表 古橋幸子

