ストーリー
1. 今回のプロジェクトで実現したい「目的」

当団体は、学校に通いづらさを抱える子どもたちや、多様な学び方を必要とする子どもたちが、自分らしく安心して過ごせる居場所と学びの機会を提供することを目的に、フリースクール「やごっち」を運営しています。
やごっちでは、食・体験・対話を大切にしながら、子どもたちが人と関わり、自分で考え、選び、行動する力を育んでいます。日々の活動の中で少しずつ自信を取り戻し、学校へも通いだし、戻る子どもたちも多くいます。
一方で、学校復帰後に学習の遅れに不安を抱える子どもや、「学びたい」という気持ちはあっても、個別対応の塾は高額になり通うことが難しい家庭も少なくありません。また、学校へ戻ることだけがゴールではなく、その子に合った学び方を地域の中で継続して支えることも必要です。
そこで私たちは、日中の居場所であるフリースクール「やごっち」は持続可能な場所であることに加え、夕方からの小学生~高校生が通える学習支援プログラムを立ち上げます。
このプログラムでは、一人ひとりのペースや特性に合わせて学習をサポートし、学力の向上だけでなく、「できた」「わかった」「もう一度やってみたい」という経験を積み重ねながら、自信や自己肯定感を育んでいきます。
今回のプロジェクトでは、フリースクールの居場所を安定して継続するとともに、新たな学習支援の仕組みを整えることで、子どもたちが安心して学び、自分らしく次の一歩を踏み出せる環境を地域の中で持続的に提供していくことを目指します。
2. 集めたい寄付金額
目標金額は、2,553,000円です。
いただいたご支援は、フリースクール「やごっち」の居場所の維持、新たに立ち上げる学習支援プログラムの運営、子どもたちを見守るスタッフ体制の整備、体験活動の実施に活用します。
具体的な使い道の内訳:約12か月分
- 拠点の維持費・家賃 1,920,000円
- 居場所の運営費・水道光熱費 360,000円
- クラウドファンディング手数料 273,000円
合計 2,553,000円
やごっちは、日々子どもたちが安心して過ごすための居場所であり、学び直しや社会とのつながりを取り戻していくための大切な場でもあります。
その場を継続して守るためには、家賃や光熱費などの固定費に加え、子どもたちを見守るスタッフへの謝礼や、体験活動にかかる費用が必要です。
これまで多くの部分をスタッフや支援者の善意に支えられてきましたが、子どもたちにとって安心できる場を長く続けていくためには、支える大人も無理なく関われる仕組みが必要です。
今回のご支援を通して、子どもたちの居場所と学びを守りながら、持続可能な運営体制を整えていきます。
3. このプロジェクトを通じて、社会や団体に生み出したい変化

このプロジェクトを通して、私たちは大きく3つの変化を生み出したいと考えています。
1. 子どもたちの変化:「自分はここにいていい」と感じながら、自ら次の一歩を踏み出せるように
学校に行きづらくなった子どもたちは、知らないうちに「自分が悪いのではないか」「みんなと同じようにできない自分はだめなのではないか」と感じてしまうことがあります。
やごっちでは、まずその子の今の姿を受け止めることを大切にしています。
安心して過ごせる場所があり、自分のペースで人と関わり、食事をつくったり、畑に行ったり、地域に出かけたりする中で、子どもたちは少しずつ表情を取り戻していきます。
さらに学習支援が加わることで、学校復帰後の不安や学習の遅れにも寄り添うことができます。
「わからない」が「わかった」に変わる経験。
「できないかも」が「やってみよう」に変わる経験。
その積み重ねが、子どもたちの自信や自己肯定感につながり、自分らしい次の一歩を踏み出す力になっていきます。
2. 団体の変化:ボランティアに頼りきる運営から、支える人も大切にできる仕組みへ
これまでやごっちは、多くのスタッフや支援者の善意に支えられて運営してきました。
一方で、子どもたちに安心できる居場所を継続して届けるためには、支える大人が無理をし続ける仕組みでは限界があります。
日々の見守り、学習支援、体験活動の準備、保護者や学校との連携には、時間も専門性も必要です。
子どもたちに「安心していいよ」と伝えるためには、支えるための居場所の確保が必須となり安定した活動を続ける基本です。
今回のプロジェクトを通じて、なごやAsoviva自身も、善意だけに頼る運営から、共に育ち合いながら続いていく持続可能な組織へとステップアップしていきます。
3. 地域・社会の変化:子ども一人に責任を押しつけず、地域で多様な学びを支える社会へ

学校に行きづらい背景には、子ども本人の問題だけではなく、学校、家庭、地域、社会のあり方など、さまざまな要因があります。
それにもかかわらず、子どもだけが「なぜ行けないのか」と問われたり、保護者だけが抱え込んでしまったりすることがあります。
私たちは、子ども一人に責任を押しつけるのではなく、周りの大人や地域全体で「どんな環境があれば、その子が安心して育つことができるのか」を考えていきたいと思っています。
クラウドファンディングを通じて、やごっちの取り組みを多くの方に知っていただくことは、資金を集めるだけでなく、多様な学びや居場所の必要性を社会に伝える機会にもなります。
学校に戻る子も、別の学び方を選ぶ子も、ゆっくり休みながら次の一歩を探す子もいます。
どの子も、社会の宝として、その子らしく育っていけるように。
そして、子どもも大人も共に育ち合える地域をつくっていけるように。
このプロジェクトを通じて、地域の中に多様な学びと安心できる居場所を広げていきたいと考えています。


