練馬区大泉地区に、毎週木曜日と土曜日、子どもたちが集まる場所があります。
学校が終わったあとに、少し宿題をする子。
大学生スタッフと遊ぶことを楽しみに来る子。
ボードゲームに夢中になる子。
季節のイベントで、工作やスポーツを楽しむ子。
その日あったことを、ぽつりと話してくれる子。
ここでは、子どもたちがそれぞれのペースで過ごしています。
「はじまりの場所」で私たちが大切にしているのは、子どもたちが「子どもらしく」いられることです。
何かができるようになることだけを急がない。
勉強だけを目的にしない。
遊ぶこと、話すこと、誰かと一緒に過ごすこと。
その中で、子どもたちが少しずつ自分の世界を広げていく時間を大切にしています。
活動を始めた頃は小さな取り組みでしたが、少しずつ子どもたちが通ってくれるようになり、保護者の方や地域の方々にも支えられながら、練馬大泉のまちに根を張り始めています。
今回、私たちはこの場所をこれからも安定して開き続けるために、マンスリーサポーターを募集します。
子どもたちが、家庭や学校とは少し違う関係の中で、のびのびと過ごせるように。
そして、大学生スタッフもまた、子どもたちと関わる中で学び、育っていけるように。
練馬大泉のまちに育ってきた、子どもたちのもうひとつの居場所を、毎月の継続寄付で一緒に支えていただけませんか。
ストーリー
子ども時代の世界は、思っている以上に狭くなりやすい
子どもにとって、自由に行き来できる世界は、大人よりも限られています。
学校と家。
そこに、習い事や塾、親がつくってくれるつながりがあるかどうか。
もちろん、それだけで十分に過ごせる子もいます。
でも、そのどこかでうまくいかなかったとき、安心して過ごせる場所が他にない子もいます。

学校での人間関係に疲れている子。
勉強に苦手意識がある子。
家族にはうまく話せないことを抱えている子。
自分から友達を誘うことが、その子にとって大きな挑戦になる子。
子どもたちは一人ひとり違います。
だから、必要な関わり方も一人ひとり違います。
はじまりの場所では、活動が終わったあと、スタッフ同士で子どもたちの様子を共有しています。
「今日は自分から机に座れた」
「友達に“一緒に遊ぼう”と言えた」
「前より少し安心して話してくれた」
大人から見れば小さなことかもしれません。
でも、その子にとっては、自分の世界を少し広げる大切な一歩です。

家族でも先生でもない、少し年上のお兄さん・お姉さんのような大学生スタッフが、自分のことを見てくれている。
できたことに気づいてくれる。
話したいときに、聞いてくれる。
そうした経験が、子どもたちにとって「自分はここにいていい」という安心につながっていくのだと思います。
「行くと世界を広げて帰ってくる」保護者の方から届いた声
はじまりの場所には、さまざまな子どもたちが通っています。
学習支援として宿題に取り組む時間もあります。
でも、それだけが目的ではありません。
大学生スタッフと遊ぶこと。
年の離れた人と話すこと。
学校や家庭とは違う関係の中で、自分のことを少しずつ出していくこと。
その一つひとつが、子どもたちにとって大切な経験になっています。

保護者の方からは、こんな声が届いています。
「学校以外の誰かと遊べる良い機会と思っています。兄姉がおらず、自分より年上と話すことがないので、行くと世界を広げて帰ってくるなと感じます」
「年の離れたお兄さんお姉さんとも楽しく遊んでいる姿が見られ、親としてはとても安心します」
「本人もお友達が沢山できたことで低かった自己肯定感も少し高くなり、対人に対する自信がついてきています」
私たちがつくりたいのは、特別なときだけの場所ではありません。
図書館や児童館に行くのと同じくらい気軽に来られて、
困ったときには少し頼ることができて、
「ここに来れば、誰かがいる」と思える場所。
そんな、地域の中のあたたかい日常として、はじまりの場所を続けていきたいと考えています。
「いつもある」ことが、子どもたちの安心になる
子どもたちにとって、安心できる場所とはどんな場所でしょうか。

私たちは、特別なことをしてくれる場所だけが、安心できる場所ではないと思っています。
毎週、同じ時間に開いていること。
いつものスタッフがいること。
自分のことを覚えていてくれる人がいること。
小さな変化に気づいてくれる人がいること。
その「いつもある」こと自体が、子どもたちの安心につながっています。
はじまりの場所では、毎週木曜日と土曜日に活動を続けています。

季節のイベントや地域イベントへの参加も行いながら、子どもたちが楽しめる時間、安心して過ごせる時間をつくってきました。
ある子はスタッフと遊ぶ時間をとても楽しみにしてくれていました。
本来は会場に着いたら宿題を済ませてから遊ぶ約束でしたが、少しでも長く遊びたくて、「もう終わったよ」と言っていたことがありました。家に帰ってから宿題をしていたと後から聞き、私たちは驚くと同時に、それほどこの場所で過ごす時間を楽しみにしてくれていたのだと感じました。
また、長く通ってくれている子が、家庭や学校での悩みを少しずつ打ち明けてくれるようになったこともあります。
たくさんのスタッフがいる中で、「この人なら」と思って話してくれたこと。
それは、日々の何気ない関わりの積み重ねの先に生まれた信頼なのだと思います。
こうした変化は、すぐに数字で見えるものではありません。
でも、子どもたちの中に少しずつ残っていくものです。
「自分のことを見てくれる人がいる」
「話してもいい相手がいる」
「ここに来れば、安心して過ごせる」
その経験が、子どもたちがこれから自分の世界を広げていくための土台になっていくと、私たちは信じています。
はじまりの場所は、大学生スタッフにとっても「はじまり」の場所です
はじまりの場所は、子どもたちだけの場所ではありません。
ここで活動する大学生スタッフにとっても、新しい一歩を踏み出す場所になっています。

現在、はじまりの場所には47名のスタッフが関わっています。
大学も学部も関心も違う学生たちが集まり、子どもたちのために何ができるかを考えています。
活動の場では、正解がすぐに見つかるわけではありません。
どう声をかけたらいいのか。
今日はそっとしておいた方がいいのか。
一緒に遊ぶことがいいのか。
宿題に向かえるように少し背中を押すことがいいのか。
スタッフたちは、子どもたち一人ひとりの様子を丁寧に見ながら、日々試行錯誤しています。

運営に関わる中で、これまでリーダー役ではなかった学生が役割を得たり、イベントの企画を通じて仲間と意見を交わしたり、地域の方々と関係を築いたりすることもあります。
子どもたちと向き合う時間は、学生スタッフにとっても、教室では学べない経験になっています。
子どもが育ち、若者も育つ。
はじまりの場所には、そんなあたたかい循環があります。
だからこそ、私たちはスタッフの善意だけに頼り続けるのではなく、持続可能な形で活動を続けていきたいと考えています。
スタッフに時給を支払っているわけではありません。
それでも、子どもたちのために通ってくれる学生たちがいます。
だからこそ、活動に通うための交通費という基本的な部分は、できる限り団体として支えたい。
そのことも、今回のマンスリーサポーター募集で実現したいことの一つです。
「いつも開いている」を続けるために、安定した土台が必要です
これまで、はじまりの場所は、多くの方に支えられて活動を続けてきました。
会場を貸してくださる方。
地域で見守ってくださる方。
保護者の方。
活動に参加してくれる子どもたち。
そして、毎週通ってくれる学生スタッフ。
その一つひとつの関わりが、この場所をつくっています。

一方で、毎週活動を続けるためには、継続的に必要な費用があります。
複数の会場を使わせていただくための会場費。
学生スタッフが活動に通うための交通費。
季節のイベントや工作、スポーツなどを行うための備品費。
これまでは、助成金や地域イベントへの参加などを通じて、活動資金を工面してきました。
しかし、助成金は毎年必ず採択されるものではありません。地域イベントによる収益も、その年の状況に左右されます。
子どもたちにとって大切なのは、「来週もここに来られる」と思えることです。
その当たり前を守るために、私たちは今回、毎月の継続寄付という形で、この場所を支えてくださる仲間を募集することにしました。
今回の目標は、年間35万円です。
もし、25名の方々がマンスリーサポーターになってくだされば、達成できる予算です。
いただいたご寄付は、主に以下の費用に活用します。
・会場費
・学生スタッフの交通費
・活動やイベントに必要な備品費等
大きな設備を整えたいわけではありません。
特別な施設をつくりたいわけでもありません。
私たちが守りたいのは、毎週同じように子どもたちを迎えられる日常です。

「今日も来たよ」と子どもたちがドアを開ける。
「いらっしゃい! 」とスタッフが迎える。
宿題をしたり、遊んだり、話したりしながら、その子なりの時間を過ごす。
そんな何気ない時間を、これからも地域の中に残していきたいのです。
子どもたちの「もうひとつの居場所」を、一緒に育ててください
はじまりの場所は、まだ小さな団体です。
でも、この6年間で、確かに育ってきたものがあります。
子どもたちが安心して通える関係。
保護者の方が「ここがあってよかった」と思える時間。
大学生スタッフが、子どもたちと関わる中で学び、成長していく循環。
地域の方々と少しずつ築いてきたつながり。
私たちは、この場所を一時的な活動で終わらせたくありません。

図書館や児童館に行くのと同じくらい、
「はじまりの場所に行く」ことが、子どもたちの日常の選択肢になるように。
困ったとき、少し疲れたとき、誰かと笑いたいとき、
「ここに来れば大丈夫」と思える場所であり続けられるように。
毎月のご寄付は、はじまりの場所の「いつもある」を支える力になります。
それは、子どもたちへのメッセージでもあります。
あなたのことを見守っている人がいる。
あなたが子どもらしくいられる時間を大切に思っている人がいる。
この地域には、あなたの居場所を一緒に育てたいと思っている人がいる。
子どもたちが、子どもらしく過ごせる時間を。
大学生スタッフが、子どもたちとともに学び育つ時間を。
練馬大泉のまちに、これからも残していくために、はじまりの場所のマンスリーサポーターとして、私たちの仲間になっていただけませんか。
あたたかいご参加を、心よりお待ちしています。
ご寄付でできること
3万円あれば1ヶ月のスタッフの交通費、
1万5千円で1ヶ月の会場代をまかなうことができます。
月500円のご寄付でスタッフの交通費1回分、
月1,000円のご寄付で1回分の会場費となります。
ご無理のない範囲で、皆様にご一緒いただけると大変嬉しいです!





