こんにちは、そらぷちキッズキャンプです。
私たちは小児科医が中心となり、北の大地に、小児がんや心臓病などの難病とたたかう子どもたちのために日本で初めて「医療ケア付キャンプ施設」をつくりました。
活動を始めて20年、これまで全国各地から1,500名を超える難病とたたかう子どもとその家族を、北海道のキャンプに無料で招待することができました。
大自然の中での非日常体験やチャレンジが、子どもたちや家族にとって「明日を生きるエネルギー」になることを願い活動を続けています。
次の20年に向け、一緒にキャンプを更に充実させ、守り育てるため、マンスリーサポーターを新たに募集します。(目標15名)毎月、難病とたたかう子どもたちと家族のための夢のキャンプに、心を寄せて頂けると嬉しいです。
ストーリー
「外で遊びたい」それが夢だと言う子どもたちがいます。

日本には、小児がんや心臓病など、難病とたたかう子どもたちが約20万人いると言われています。
消毒液の匂いや機械の電子音、繰り返される検査と治療——そんな日常の中で過ごす子も少なくありません。免疫力が低かったり、医療的なケアが必要だったりして、近所の公園で自由に遊ぶことさえ簡単ではないのです。
そんな子どもたちが口にする夢は、驚くほどシンプルで、それゆえに胸を締めつけます。「外で遊びたい」
私たち「そらぷちキッズキャンプ」は、その声に応えるために生まれました。北海道滝川市丸加高原、16ヘクタールの草地と森。そこは、病気のことを少しだけ忘れて、その子がその子らしく、思いきり遊べる場所です。
少しずつ「自分」を取り戻していく時間

北海道のキャンプ施設に到着した初日、子どもたちの表情は一様に硬いものです。
「本当に遊べるのかな」「苦しくなったらどうしよう」
そんな不安が、小さな肩をこわばらせています。
でも、私たちのキャンプで起きる変化は、決して魔法のように一瞬で起きるわけではありません。
最初はスタッフと目を合わせることすら怖がっていた子が、2日目の朝、自分から少しだけパンをおかわりした。3日目の夜、焚き火を囲みながら、隣に座ったボランティアの学生に、ぼそっと学校の話をしてくれた。
車椅子に乗ったまま行けるツリーハウス。専門スタッフが寄り添うセラピー乗馬。冬には、真っ白な雪の中を滑り降りるチューブ滑り。そんな体験を重ねるうちに、こわばっていた表情が、少しずつ、少しずつ解けていきます。
3泊4日のキャンプの最終日、別れを惜しんで「帰りたくない!」と大粒の涙を流す子。病院では食欲がなかった子が、「美味しいね」と笑ってご飯を頬張る姿。
あるお母様は、こう話してくれました。
「子どもが自分から何かにチャレンジしている姿を見て、成長を感じることができました。入院中は見ることができなかった笑顔を、たくさん見ることができました」
付き添うご家族にとっても、日常の緊張感から解放される「レスパイト(休息)」の時間となります。そして、普段は病院で厳しい治療を担当している医師や看護師たちも、ここでは白い衣を脱ぎ、子どもたちと同じ景色を見て、共に笑います。その穏やかな時間が、また次の日常に向き合うエネルギーになるのです。
かつての参加者が、今度は「迎える側」に

そらぷちキッズキャンプは、一度きりのイベントで終わる場所ではありません。私たちは、ここを子どもたちの「心のふるさと」にしたいと考えています。
キャンプに参加したある子は、日常に戻った後も、辛い治療のたびにそらぷちの森を思い出すそうです。「あの時、馬に乗れたんだから、きっと今回も大丈夫」。そんな風に、たった一度の体験が、一生の支えになる。私たちはその力を信じています。
そして、さらに嬉しい連鎖が起きています。
かつて参加者としてこの地を訪れた子どもが、成長し、今度はスタッフとして戻ってきてくれているのです。
今、子どもたちを迎える側にいるスタッフの中には、かつてこのキャンプに参加した一人がいます。中学生の頃、病気を抱えながら参加し、やがてボランティアとして関わり続け、ついには北海道へ移り住んで、職員になりました。
「キャンプは非日常です。でも、日常に戻ったあとにどれだけ頑張れるか——その思い出を生きる糧にしてほしい。1人でも多くの子にとって、ここが心の支えであり続けたいんです」
受け取ったバトンを、次の世代へ。そんな"支援の循環"が、20年という月日の中で、静かに、しかし力強く育ってきました。
病院へ届ける「スノーギフト」──入院中にも工夫して自然体験を。

私たちはキャンプ施設での受け入れだけでなく、今はまだ病院から出られない子どもたちの元へも「自然体験(楽しみ)」を届けています。その一つが「スノーギフト」です。
北海道のサラサラで真っ白な雪を箱に詰め、雪が積もらない地域の病院へ届ける取り組みです。2025年度には、沖縄から茨城まで、全国22の病院・施設へ雪を贈りました。
オンライン中継で繋がった画面越しに、子どもたちが初めて触れる本物の雪。冷たさに驚き、歓声を上げ、病室の中で小さな雪だるまを作る。
「北海道の森を、肌で感じてほしい」
そんな願いを込めた雪は、多くの企業の協力や学生ボランティアなど、たくさんの人の手によって運ばれます。
キャンプに来られる子も、今はまだ来られない子も。「病気があっても、自分自身にあった方法で自然体験を楽しんでほしい」。私たちは、その信念を20年間、大切に守り続けてきました。
これからの20年、この景色を絶やさないために。

この活動は、2004年のスタート以来、寄付とボランティアの力で支えられてきました。
しかし、20年が経過した今、私たちは大きな課題に直面しています。
施設の老朽化に伴う修繕、物価高騰による運営費の上昇。そして何より、活動を次の20年へと引き継いでいくための体制づくり。これらは、都度のご寄付や補助金/助成金だけでは解決が難しい問題です。
社会情勢に左右されにくい「安定した財源による組織基盤」をつくることが、幼くして命と向き合わざるを得ない子どもとその家族の「休憩」や「リフレッシュ」の場所、そして「心のふるさと」を永遠に守るための、私たちの使命です。
だからこそ、私たちは今、個人の皆さまによる「マンスリーサポーター」を増やすことに挑戦しています。
月1,000円から、子どもたちの「夢の実現」を共に見守る仲間に

今回、私たちはまず15人の「マンスリーサポーター(毎月の寄付)」を募集します。
「15人」という数字は、決して大きくはないかもしれません。しかし、私たちにとっては極めて大切な「最初の一歩」です。毎月1,000円からの「続く支え」が積み重なることで、私たちは来年、再来年、そして20年後のキャンプの約束を、今この瞬間も、病気とたたかっている子と交わすことができるのです。
いただいた寄付は、以下のように大切に使わせていただきます。
- 難病の子どもと家族を招待するキャンプの運営(交通費、食糧費など含む)
- 医師・看護師が常駐し、安全を確保するための医療体制の維持
- 森の中にあるバリアフリーなキャンプ施設の維持管理
- 次世代の医療ケア付キャンプ施設スタッフの育成
マンスリーサポーターになってくださった方には、年に一度の活動報告書や、子どもたちの輝く表情が詰まったカレンダー(LINE登録者には月々のキャンプ報告も)をお届けします。
「いのちの森」を、一緒に守り育ててくれませんか

キャンプで、困難に立ち向かいながらも一生懸命に遊ぶ子どもたちの姿に触れるとき、一番勇気をもらっているのは、実は私たち大人の方です。
子どもたちの”いのち“が輝いている様子を、目の当たりにするたびに、私たちは新しいエネルギーを受け取ります。
大自然の中にある、この医療ケア付キャンプ施設は、まさに「いのちの森」と言えるもので、あなたの支援を必要としています。この森は、子どもたちを受け入れながら、数年後、数十年後に、元参加者がスタッフとして戻ってくるような、大きな森へと育っていくはずです。
難病とたたかう子どもたちが集う「いのちの森」を守り育てる、応援団になってください。
月々1,000円から、あなたの力をお貸しください。どうぞ、よろしくお願いいたします。


