子どもたちが安心できる学び舎を、みんなの手で残したい! どうか、あなたの力を貸してください!

支援先

認定NPO法人 ここだね(フリースクールここだね)

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認定NPO法人 ここだね

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我が子の必要性から神奈川県逗子市で立ち上げた「フリースクールここだね」

あれから12年、最初の卒業生は社会人になりました。

ここだねの活動の中で、自然とつながり、仲間とつながり、暮らしとつながり、元気を取り戻してチカラをつけた子どもたちは、高校に進学したり、地域の学校に通うようになったりするなど、次の場所へと進んでいきます。

ここだねは、必要な時に必要なだけつながれるフリースクールでありたいと願っています。

子どもたちが次の場所へ進んでいけるように元気になることは何よりも嬉しいことです。

しかしその一方で、子どもが減ると収入が減り、運営が不安定になるため、月に約8万円の家賃負担が重くのしかかります。

近年、校内支援教室の設置など、学校の受け入れ体制が整ってきていますが、それでも、フリースクールを必要としている子どもたちが多くいます。「このままの自分で大丈夫」と安心して過ごせる小さなフリースクールを継続するためには、多くのサポーターが必要です。

これまで、公的な補助金のない中で、夫婦二人を中心に心あるみなさまからのご寄附をいただきながらなんとか守り続けてきましたが、それも限界に近づいています。

ここだねが目指すのは「安心して子育てしていける社会」「子どもが命の力を削らない社会」です。学校というレールから外れても、親は安心して我が子の育ちを見守れる、子どもは今と未来の自分にわくわくしながら育っていける社会です。

社会の宝である子どもたちを、どんな時も、少数派であっても、ゆるやかなつながりの中で支えていきたい。

そのために、この先は、みんなで守り育てるフリースクールに変革していくための「第二章」が始まります。

どうか、みなさまの力をお貸しください。

ストーリー

 「休みたい」と言えなかった息子

ここだねの始まりには、私たち自身の子育ての経験があります。


当時の私たちは、「学校には行くものだ」と思っていました。

息子が学校に合わず、少しずつ元気を失っていく中でも、最初はその苦しさを本当の意味で分かってあげることができていませんでした。


息子は、学校が辛くて体を壊していきました。病院では「虚弱体質」と言われるほどでした。その姿を見て、私たちはようやく「この子は、体を壊すほどの思いで休もうとしていたのかもしれない」と受け止めるようになりました。


どうしたら、この子が本来の笑顔を取り戻せるのか。

夫婦で何度も「元気回復会議」をしました。


ある時、息子に伝えました。

「病気にならなくていいよ」

「行きたくないって言ってくれたら、分かるからね」


すると息子は、ぱっと明るい顔で「行かない!」と言いました。


それから、家で過ごす日々が始まりました。

元気に親子で自然の中へ、優しいコミュニティの中へたくさん遊びに行きました。



今振り返ると、あの時間は、親子で一度立ち止まり、それまで頑張って周りに合わせようとしてきた軸を、自分自身に戻して、自分の感覚・感性を取り戻していた時間だったように思います。


しばらくして、息子が言いました。

「行かないをしたいんじゃない。行くをしたい」

「その場所は、親が認めてくれるだけじゃだめで、社会で認められている場所に行きたい」


子どもの育ちは親が受け止めるだけでは足りない。

その子が「行きたい」と思える場所が、社会の中にあることが必要なのだと気づかされました。



この言葉が私たち親の宿題になりました。


無いのなら、自分たちで創ろう!

そこから、ここだねは始まりました。


 生きるチカラを育む場所「ここだね」


開校から12年。今の拠点は3か所目です。3か所目にして念願の一戸建てをお借りし、子どもたちと一緒に漆喰を塗ったり棚を作ったり、心地よくリフォームしてきました。ここは子どもたちの心の拠り所であり、基地でもあります。

ここだねには市内だけでなく近隣市町村から通う子も多くいます。遠方では片道2時間近くかけてくる子もいました。

なぜそんなに遠くから?と思いますが「ここには仲間がいるから」と言います。


家族でも、友達でもなく、仲間。趣味が合う訳でも、特別に気が合う訳でもないけど、お互いの違いを理解し合い、心地よく共に過ごしていくうちに、安心でつながる仲間になっていくのでしょう。



子どもが自分の居場所だと感じるには、ただ場所があるだけでは足りません。


自分の感性を分かってくれる人、安心して過ごせる空間、お互いを尊重し合える仲間、わくわくする活動…。

子どもたちがやりたいことを企画して叶える体験学習の機会も、遠足、ごはん作り、おやつ作りなど小さなものから、地域に呼びかける夏祭りなどの大きなイベントまで様々な機会があります。


「やりたい」を発信して、仲間と一緒に叶えていく体験は、主権者教育、総合学習的な大きな学びの機会であると共に、仲間との想い出深い体験となり、何年経っても想い出話に花が咲きます。



また、ここだねでは体験学習だけでなく、読み書き算数などの基礎学習をその子の進度・速度に応じて個別対応で積み重ねていくことも大事にしています。

勉強でつまずきがあった子も、しばらく勉強から離れていた子も、自分のペースで進められることが、自信の回復にもつながっています。


学校に行かない時に勉強をどうしたらいいか、という心配や焦りも、自分のペースでコツコツと進めていけるので安心感と達成感が積み重なっていきます。



この12年の中で、家から出られなかった子が、ここだねには来ることができて、数年後には仲間と一緒に高校へ進学していったこと、お母さんの後ろに隠れていた子が、子どもの輪の中で活き活きと遊び、積極的に活動に参加するようになり、地域のコミュニティにも参加するようになったことなどがありました。

そして、そのような変化は一人ではなく、同様の変化が何人にも起こってきました。


大きな変化も小さな変化も、その子との日々の過ごしの中で、寄り添い、伴走し、丁寧な過ごしを紡いできた中で生まれてきました。



ここで安心して根を張り、生きる力を取り戻したら、また子どもたちは、自分の行きたい場所へ歩みを進めていきます。


それは、船が航海のあとに港へ戻り、傷んだところを整えて、また海へ出ていく感じです。


ここだねは、子どもたちが自分を癒し、調え、メンテナンスの方法も身に付けて次の場所へ歩き出すための場所でありたいと思っています。

そして、この拠点は子どもたちが自信をつけて社会に出ていくための拠り所なのです。


 必要な時に、必要なだけつながれる場所でありたい


けれども今、この場所を運営し続けるための資金が足りていません。

また、家庭の負担が大きく、入会や参加回数を減らさざるを得ないご家庭も多くあります。

本来は国が保障しているはずの義務教育期間であるのに、家庭の経済格差、市町村のフリースクール利用補助の有無による地域間格差があります。


ここだねは開校以来、必要としている親子が、「必要な時に必要なだけ」ここだねにつながれるようにしたいという想いで、なるべく費用を抑えて運営をしてきました。

子どもたちの学びの機会を保障したい! 育ちの場を維持したい!

そんな想いで、公的な補助が無い中でも、これまでがんばってきました。



子どもたちが元気になって、学校や次の場所へ進んでいくことは、本当に嬉しいことです。

しかし、利用料で運営を支えている以上、通う子どもが減ると収入も減ってしまいます。


子どもが元気になることを喜びながら、運営面では苦労するという矛盾を抱えつつ、私たちも身を削りながら、ここまでなんとか維持し続けてきました。


今、私たちはこの場所を維持すると共に、少しでも通いやすい費用にするために、たくさんの方に支えていただけたらと願っています。


 夫婦だけで守る場所から、「みんなで守り育てる場所」へ

正直に言うと、今回クラウドファンディングに挑戦することには迷いがありました。


これまで、助成金の申請をしたり、寄付を呼びかけたり、できることはやってきました。

それでも資金面の不安定さは無くなりませんでした。


「自分たちの運営が下手だから、うまくいかないのではないか、、、」

「またお願いをしなければいけないのか、、、」

そんな負い目を感じることもありました。


そして、一時はこうも思っていました。

「ここまでしないと残らないのなら、もう閉じる時なのかもしれない」


でもそれは、投げ出したいということではありません。


「この場所は本当に社会に必要なのか、、、」

「夫婦二人で背負い続ける形のままでよいのか、、、」

私たち自身が、問い直していたのだと思います。



「このままだと閉じるしかなくなってしまう」という状況を近しい人に伝えました。

すると、状況を知った人たちが「ここだねを残したい!」と動き始めてくれました。


これまで手が回らずにいた、ホームページの手直し、Instagramでの発信、茶話会などの企画、チラシ作りや広報活動…。


その方々の姿を見て、新しい在り方へと変化していけそうな、希望を感じることができました。ここから先のここだねは、私たち夫婦だけでなく、みんなで子どもたちのための場所を創っていく段階なのだと感じました。



私たち夫婦はこれからも、最前線で子どもたちを受け入れ、向き合っていきます。

でも、この場を守り続けることは、私たちだけではできません。


12年続いてきたこの場所を、次は「みんなのここだね」として守り育てていく。

ここだねの「第二章」は、そこから始まるのだと思っています。


 今回のクラウドファンディングで実現したいこと


今回のクラウドファンディングでは、175万円を目標にしています。

いただいたご寄付は、以下のように大切に使わせていただきます。


◎ここだねの拠点維持費

今、家賃は年間100万ほどかかっています。この家賃、光熱費など、子どもたちが安心して通える場所を維持するために使います。


◎フリースクールに通うことが経済的に厳しい家庭への補助

入会時の負担や利用料のハードルを下げ、必要な時に必要なだけつながることができるようにするために使います。



そして今回のクラファンで実現したいのは、ここだねを、私たち夫婦二人が頑張って維持していく場所から、みんなで守り育てる場所へ変えていくことです。


フリースクールへの補助が国の制度として確立するまでの間「フリースクール」をみんなの力で守っていく社会を実現させ、今まさに立ち止まっている子どもたち、学校ではないところで学び育っていこうとしている子どもたちのために、「ここに行きたい」と思える選択肢を、残したいのです。


 ここだねが創りたいのは、安心して子育てできる社会です


ここだねが大切にしている「つながり」は、子どもたちだけのものではありません。

大人もまた、自分の心と身体に無理をすることなく、子どもの変化や予期せぬ出来事を一人で抱え込むことなく、みんなで子どもを見守り、ゆるやかにつながりあっていけることが、地域で暮らす大人にとっても暮らしやすい、豊かな社会だと思います。


だから私たちは、ここだねという場所から見てきたことを、家庭や学校の中だけに閉じ込めず、地域全体の仕組みに活かしていきたいと考えています。

そのために、逗子市内で子どもたちの育ちや学びを支える人たちと連絡協議会を立ち上げ、行政との対話にも積極的に取り組んできました。その甲斐があって行政の理解が進み、市の不登校施策が少しずつ進んできています。



ここだねを続けることは、目の前の一人の子が安心して過ごせる場所を守ることと、その子を支える親や地域の大人たちが孤立せずにつながれる仕組みをつくることの両方につながっていて、それが、安心して子育てできる社会の実現になります。


 子どもたちが、命の力を削らずに生きていける社会へ


今、学校から離れている子どもたちが全国的に増えていますが、本当に問われているのは「学校に行けるか、行けないか」「行くか、行かないか」ではないと思っています。


子どもたちが、自分の感覚を大切にできること。

学校というレールから外れても、ちゃんと幸せに大人になれると思えること。

苦手なことはサポートを受けながら、好きなことを磨きながら、大人になっていくことを楽しみにできること。

そして親も「この子はこの子のままで大丈夫」と思いながら、子どもの育ちを一緒に楽しめること。


そのような、「本当に大切なことは何か」を問い続けながら、ここだねを続けてきました。



そして、目の前の一人の子が安心して過ごせる場所を守ることは、未来の子どもたちの選択肢を残すことでもあります。


今はまだ、ここだねを必要としていない子も、いつか立ち止まる時が来るかもしれない。

その時に「ここなら行けるかもしれない」「ここに行きたい」と思える安心の場所が地域にあって、子どもたちが、自分の命の力を削らずに生きていける社会があること。

それが、私たちが残したいものです。



一度立ち止まっても、また歩き出せる。


自分を調え、仲間とつながり、自分のタイミングで行きたい場所へまた出ていける。

自分の道を自分で創っていける。自分の平和を創っていける。

家族の平和も、社会の平和も創っていける。

平和を創る人たちが学び育っていける学び舎。


そんな学び舎を、これからも逗子市に残していくために。

ここだねの第二章を、どうか一緒に守り育ててください。


ご支援・ご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。



認定NPO法人ここだね

代表理事  深沢 武・直子

〒2490008

神奈川県逗子市小坪2丁目11番19号

https://kokodane.org

代表:深沢 武・直子

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