マラウイの子どもたちが誰でも幼児教育に触れられる環境づくりを!〜アフリカ布×知育ボードゲーム教材を生産フェーズへ〜

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NPO法人 Chitenducation

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マラウイの生活に欠かせない「アフリカ布(チテンジ)」と、現地で親しまれているボードゲーム「バオ」。この2つを掛け合わせた知育教材で、保育園に通えない子どもたちにも「遊びながら学ぶ」機会を届けます。

2024年の初渡航では現地テストと工場協議、2025年はテスト販売と広報イベントを実施しました。 2026年は、教材の現地生産に向けて、材料・制作方法(ブロックプリント挑戦)の検証と、現地女性グループによる布の試作に取り組みます。

【キャンペーン概要】

■目的:アフリカ布×知育教材のマラウイ現地での生産に向けた技術研修の実施

■期間:2026年6月19日(金)~7月20日(月・祝)

■目標:1stゴール 60万円、2ndゴール 100万

■寄付金使途:アフリカ布を使った知育教材ボードゲームの現地生産に向けた、技術研修実施のための現地渡航費や、団体活動費に使用。

※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。

ストーリー

2026年に挑戦すること ― 現地生産への本格着手

2026年、私たちはいよいよ教材の現地生産に踏み出します。 これまでの2年間で得た学びをもとに、次の2つに取り組みます。

1. 材料・制作方法の試行確認(ブロックプリントに挑戦)

チテンジの柄を活かしつつ、教材としての耐久性・視認性を高めるため、 現地での布印刷技法(ブロックプリント)を試験導入します。

  • 現地で調達できる材料の検証
  • 版の制作・色の定着性テスト
  • 子どもが扱いやすい布の厚み・質感の検討

「現地で作れる」ことは、持続可能な幼児教育の鍵になります。

2. 布を制作する作り手(現地女性グループ)の選定・検証

教材生産を通じて、現地女性の収入向上にもつなげたい。 そのために、2026年は以下に取り組みます。

  • 布制作を担う女性グループの候補調査
  • 技術レベル・作業環境・継続性の評価
  • 小規模生産の試験運用

「幼児教育 × 女性のエンパワメント」を両立する仕組みをつくります。

これまでの歩み(2024–2025)

2024年 ― 初めての現地渡航と基盤づくり

2024年のクラウドファンディングでは、皆さまのご支援により団体として初めてマラウイに渡航しました。 

● 現地での製品テスト

保育園(2ヶ所)、CBCC(地域の女性がボランティアの保育士として運営する託児施設)、特別支援学級で製品テストを実施。

(約50名の子どもが参加)

● 量産に向けた現地工場との生産協議

マラウイ唯一の布印刷工場を訪問し、制作費用や条件を確認。

● 小売店の開拓

観光客向けの土産物店(2ヶ所)で製品の販売交渉を行い、了承を取り付け。

子どもたちは楽しみながら自ら駒を動かし、数を覚え始めました。 「現地のもので作る」という理念が間違っていないと感じられた1年でした。

2025年 ― “作る”から“届ける”へ

2025年5月、私たちは再びマラウイへ。 

この年は、教材を「商品」として現地に届けるための普及フェーズに踏み出しました。

● テスト販売の開始

前年開拓した都市部の小売店と新規開拓した農村部の商店で、初めて教材を店頭に並べ、実際に購入されるかを検証。

● 知育ゲーム大会+広報イベント

南部・中部・北部の3か所で開催。 子どもたち・保護者・地域に教材を知ってもらう機会に。

● 日本の若者インターンの参加

現地での広報イベントの企画段階から関わり、1名は現地渡航にも同行。 次世代の国際協力人材を育てる取り組みも始まりました。

マラウイの子どもたちへ幼児教育の機会を届けるために

なぜ、マラウイの幼児教育に「布」なのか

マラウイは、2024年の一人当たりGDPが日本の約50分の1(およそ8万円)。教育支援は小学校以降に偏り、幼児教育はほとんど手が届いていません。

  • 保育園に通える子どもは半数以下
  • 国家資格としての保育士は存在せず、地域の女性がボランティアで運営
  • 私立の保育園もあるが、高額で通える子どもが限られる
  • 小学校でも1教室100名以上、教科書は共有

詳しくは・・・マラウイ教育現場の現状

詳しくは・・・マラウイ教育現場の現状

幼児期に「遊びながら学ぶ」経験を持てるかどうかが、学びの土台を大きく左右します。

しかし、外から教材を持ち込んでも定着しません。 だから私たちは、現地の文化・生活に根ざした教材を作ることにしました。

布の柄を、そのままボードゲームに。

マラウイで暮らす多くの女性が毎日身にまとっている「チテンジ」。衣服、抱っこ紐、敷物、カーテン――生活のあらゆる場面で使われる、暮らしに溶け込んだ布です。

一方、街の木陰では、「バオ」と呼ばれるボードゲームに興じる姿が日常的に見られます。日本では「マンカラ」や「カラハ」として知られる知育玩具のルーツです。

私たちが作っているのは、この2つを掛け合わせた知育教材。 チテンジの柄をそのまま盤面にし、コマには小石や豆を使う。特別な道具も、教室も、電気もいらない。 「現地にすでにあるもの」だけで成り立つ、持続可能な幼児教育のかたちです。

わたしたちが目指す3つのゴール:布を広げて広がる可能性

①誰もが教育にアクセスできる環境づくり…アフリカ布製知育教材の活用

②女性の社会進出促進…無給のボランティアとして活動している保育者や農村部の女性を雇用

③マラウイの雇用・産業振興…マラウイ国内での製品の生産・販売

3つのゴールを軸に誰ひとり取り残されることなく、将来に向けた可能性を感じられるようになることを目指しています。

代表からのメッセージ

設立当初より私たちChitenducationをご支援いただいている皆さま、その後に様々な機会を通して私たちの活動に興味を持っていただいた皆さま、ここまで読み進めていただきありがとうございます。

JICA主催の社会起業プラットフォーム「JICA Innovation Quest」への参加を契機に動き始めた私たちのプロジェクトも活動開始から5年が過ぎました。その間に2回、クラウドファンディングでのご支援も受け、教材サンプルの製品テストや現地の工場との協議、販路開拓とテスト販売、インターン生が企画した広報イベントの開催など、現地での活動を行ってきました。一昨年には私自身も、協力隊時代から10数年ぶりにマラウイ現地を訪れて調査活動をすることができ、自分を人間的に成長させてくれたマラウイへの恩返しをすることに少しは近づけているかと思います。

これまでの現地活動から、私たちが考案したアフリカ布製知育教材が、子どもたちが楽しみながら学べ、かつ一定の購買ニーズがあることが確認できました。しかし同時に、現地工場での生産にはロット数の設定上、初期費用・在庫管理での困難があることも明らかとなりました。

それでも、少しずつでも現地での普及を進めていくため、また日本国内での製品を求める声にも応えるため、ボードゲームに使える柄を布へ印刷する技法の研修の実施と、現地の女性グループによる手仕事での生産体制の確立を計画しています。この計画は、私たちの活動理念の一つとして掲げている「農村部に住む女性の仕事づくりによる社会進出促進」にも資すると考えています。

私たちの目指す「マラウイの子どもたちが誰でも幼児教育に触れられる環境づくり」が少しでも実現に近づくよう、みなさまの温かいご支援・応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

NPO法人Chitenducation 代表理事 中北 順也

〒6510086

兵庫県神戸市中央区磯上通4-2-16-1013

https://www.chitenducation.org

代表:中北順也

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