【10年目の挑戦】ひきこもり当事者と家族の「居場所」を次の10年へ。運営費補填のため60万円を(ストレッチゴール)

支援先

一般社団法人 いきがいさがし

【10年目の挑戦】ひきこもり当事者と家族の「居場所」を次の10年へ。運営費補填のため60万円を(ストレッチゴール)の画像

岡本康子(ペコ)

支援総額

359,383円

/ 600,000円

119%
100%

支援総額

359,383円

支援者数

53人

残り

開始前

開始日

終了日

支援する

「ひきこもりの人が集まる場所なんて作っても、ひきこもりの人が来るのかしら?」

2017年、活動を始めようとした私に、周囲の方々は心配そうにそう言いました。意地悪ではなく、それが当時の当たり前の感覚だったのだと思います。私自身、期待よりも不安でいっぱいでした。

身近な人がひきこもりになり、どこに相談すればいいのか分からず、ただ孤独に震えていたあの日。「同じ思いをする人を一人でも減らしたい」という一心で、小さく扉を開けました。

あれから9年。

私たちの居場所には、今では10〜15人のボランティアさんが集まり、温かい時間が流れています。しかし、運営費の多くを私個人の持ち出しで支えてきたことで、この活動を安定して続けていくことが、年々難しくなってきています。

「必要とされているのに、個人の限界でやめてしまうのは申し訳ない」

この場所を、私一人の頑張りで支える段階から、皆さんと一緒に「地域の宝物」として育てる段階へ。10年目、20年目へと続けていくために。まずは事務所家賃の一部を補うための60万円を目標に、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。(5/4からストレッチゴールに挑戦中)

ストーリー

始まりは、ある家族の静かな孤独からでした

こんにちは。一般社団法人いきがいさがし代表の岡本康子です。

数あるプロジェクトの中から、私たちのページを読んでくださり、本当にありがとうございます。

私がこの活動を始めたのは、身近な人がひきこもりになったという、とても個人的な体験がきっかけでした。

どんな言葉をかければいいのか分からず、重い沈黙だけが流れる毎日。ようやく相談先を見つけても、そこへたどり着くまでのハードルは高く、社会から切り離されたような強い孤独感に、私自身が押しつぶされそうになっていました。

「同じように、出口のない暗闇にいる家族が、他にもいるのではないか」

「ふらっと立ち寄れて、『ここなら大丈夫』と一息つける場所が必要だ」

そんな思いが募り、2017年に「こもりむしの会」という小さな交流会を始めました。

当時は「ひきこもりの人が外に出てくるはずがないよ」という心配の声もいただきましたが、「もし一人も来なかったら、その時に考えればいい」という、頼りない覚悟でのスタートでした。

けれど、ふたを開けてみれば、そこには切実な「居場所」を求める声が溢れていました。


卵焼きを作って笑い合った日


活動を続けて9年。現在では、「ココリス地域食堂」をはじめ、少しずつ活動の幅が広がりました。

私たちが大切にしているのは、学校に戻ることや就職することといった「大きな目標」ではありません。

例えば、3年間学校に行けなかった一人の子が、調理ボランティアの準備で卵焼きを作ってくれたことがありました。

「見てあげて、上手にできたよ」

そう言って、ふっとこぼれた笑顔。

社会から見れば、それは小さな、取るに足らない一瞬かもしれません。でも、ただ一緒に野菜を切り、スープを飲み、「ありがとう」と言い合える。そんな「なんでもない、けれど確かな時間」の積み重ねが、彼女の中に「自分もここにいていいんだ」という小さな自信を育んでいきました。

実は、救われていたのは私の方でした。

ひきこもりと呼ばれる彼らや彼女らの、驚くほど繊細で優しい心に触れるたび、私自身が「そのままの自分でいいんだ」と教えられてきたのです。


ひとりの頑張りから、みんなで育てる場所へ

しかし、この「当たり前の景色」を守り続けることは、想像以上に困難な道のりでした。

2017年に宝塚で活動を始めてから2回事務所を引っ越しをし、この9年間、運営費(赤字)は年間150万〜200万円にのぼり、私の個人負担で支えてきました。

拠点となっている事務所の家賃は月13万円。今年度から委託金で一部を賄えることになりましたが、多くは持ち出しです。

相談者やボランティアを迎え入れ、安心して過ごしてもらうためには、どうしてもこの「場所」が必要です。けれど、その場所を維持するための負担が、じわじわと個人の肩に重くのしかかってきているのが現状です。

「必要とされているのに、お金や体力が続かないからやめる」

それは、私を信じて足を運んでくれる当事者や家族を、再びあの孤独な暗闇に突き落とすことにならないか。

夜、一人で事務作業をしながら、不安に押しつぶされそうになることもあります。

でもあのみんなで調理して笑いあった日を思いだすと、やはりここで歩みを止めるわけにはいきません。

だから、この場所を、私一人の「頑張り」で支えるのではなく、皆さんと一緒に「育てる」場所にしたい。

この居場所を、地域の共有財産にしていきたいのです。



なぜ今、60万円が必要なのか

今回、私たちがクラウドファンディングに挑戦するのは、この場所を10年目、20年目へと繋いでいくための「最初の一歩」です。

目標金額の60万円は、主に以下の用途に大切に使わせていただきます。

  • 事務所家賃の補填(月10万円×4ヶ月分 ※家賃の一部として)
  • 日々の居場所運営・ボランティア活動にかかる事務経費

この「4ヶ月分の安心」があれば、私は「どうやって家賃を払おうか」と悩む時間ではなく、目の前の相談者にどう寄り添うか、ボランティアさんとどんな時間をつくるか、という本来の活動に全力を注ぐことができます。

そしてもし、少しでも余裕が生まれたなら、負担の大きさから一度お休みしている物々交換「ぐるり」のような企画も、いつかまた無理のない形で再開していけたら——そんな願いも、心の片隅に持っています。

この60万円は、単なる運営費ではありません。

「この場所が続いてほしい」という、皆様からの温かな信頼の証だと考えています。

(5/4に当初の目標としていた30万円を達成したため、セカンドゴールとして60万円に設定し直しました)


あなたと一緒に、この優しい景色を守りたい


私たちの活動が目指しているのは、単にひきこもりの人を外に出すことではありません。

学校に行っていなくても、仕事をしていなくても、その人の価値は変わらない。

効率や生産性ばかりが重視される世の中で、ふと立ち止まっても、そこには温かいスープがあり、語り合える仲間がいる。そんな「愛のセーフティネット」を、この地域にしっかりと根付かせたいのです。

寄付という形でこのプロジェクトに参加していただくことは、この小さな優しさの循環に、あなた自身が加わることを意味します。

「自分に何ができるかわからないけれど、この場所が続いてほしい」

そのお気持ちだけで、十分です。

皆様からいただくご支援は、私たちが明日も扉を開け続けるための、何よりの勇気になります。


最後に

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

身近な人がひきこもりになり、家族で必死に頑張ってもどうにもならなかったあの時、私を救ってくれたのは、同じ悩みを持つ人との「共感」であり、誰かの「一人で抱えなくても大丈夫だよ」という言葉でした。

今度は私たちが、その言葉を繋いでいく番です。

「生まれてきて良かった」と、誰もが自分を認めてあげられる社会を。

どうか、私たちと一緒に、この大切な居場所を守ってください。

温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

一般社団法人いきがいさがし

代表理事 岡本康子

〒6691134

兵庫県西宮市名塩新町3-2

05037491227

https://ikigai-sagashi.org

代表:岡本康子

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