アクセプトが挑む「国際規範」!
2026/4/23 22:00

活動報告欄の更新が遅くなりましたが、お陰様でストレッチゴールも達成しました。寄付してくれた方々、改めて本当にありがとうございます🙇
さて、新学期が始まってしばらくが経ちました。
大学で国際関係を勉強している方の中には「この分野で働きたいというよりは、純粋に学問として関心がある!」という方もいると思います。
今回は、そんな方にとってもアクセプトの活動って面白いよ!という話を書いてみます。
国際関係の皆さん、良かったら見てみてください♪(もちろん国際関係専攻ではない人でも!)
アクセプトが挑む国際規範はとてもコンストラクティビズム★
最初からカタカナが登場してしまいましたが、
まず、コンストラクティビズム(構成主義)とは、
国際関係や社会のあり方は「客観的に固定されたもの」ではなく、人々の認識・価値観・規範(ルールや常識)によって構築されると考える理論です。たとえば、「人権を守るべき」という考えが国際社会で共有されれば、それが国家行動の基準になっていきます。(by chatgpt)
アクセプトの取り組みは、従来の「テロリスト」に関わる世界の認識と規範を変えるものです。
一般的に「テロリストは怖い!悪魔!やばい!」というイメージがあります。
もちろん怖いのですが、中には脅されたり拉致されたりして強制的に加入させられた人もいます。
これだけでイメージが少し変わりませんか?また、「彼らをただ罰しても意味ないかもしれない」という考えにも繋がりますよね。
読みながら、「そんなこと知ってるよ~」と思ったそこのあなた!待って下さい。
こういった一種の被害者性が一部の「テロリスト」にあることは、専門家はもちろん少し勉強したことがある人でも知っているとは思います。
しかし、アクセプトの活動はさらにそれを超えるものです!
アクセプトは、「暴力に関わってしまった人・紛争の当事者」を「平和の担い手」と捉えます。
「テロリストが平和の担い手!?」と思うかもしれませんが、一度自らの行ったことを反省した元「テロリスト」にしかできないことがあるのです。
例えば、今武力紛争に関わっている人に対して「暴力に頼らずに生きる方法があるんだよ」と伝える。武装組織から抜け出したものの今後生きていけるか不安な人を応援する。
言葉を伝えるだけなら誰でもできますが、外部の人間に言われても「自分の辛い状況なんてわからないくせに!!」となりますよね。
けれど過去に似たような経験をした人が伝えれば、「自分も暴力に頼らずに生きられるよう頑張ってみよう」と思ってもらいやすいです。
実際に、アクセプトの活動するソマリアでは、元戦闘員でアクセプトの支援を受けて社会復帰した人物が、現地の活動に関わっています。
その彼が、ソマリアの刑務所で、同じく戦闘員として紛争に関わった後輩たちに熱く語りかけている動画があります↓
さらには、こうした現場での取り組みに留まらず、元「テロリスト」が平和の担い手として活躍できる可能性があることを国際規範として築こうという取り組みも行っています。
世界の人々が、元戦闘員らの平和の担い手としてのポテンシャルを感じることができ、彼らに対する「認識」を変え、現場での政策に活かすことができたら、より多くの紛争に関わる人を暴力に頼らない社会へと復帰させることができるでしょう。
まさしくコンストラクティビズム!(だよね?)
誤解のないように、2点だけ補足しておきますが、
①まず、元戦闘員が平和の担い手になれると言っても、もちろんそんな簡単な話ではありません。ものすごい洗脳されている人など、人によって時間がとてもかかります。また、武装組織のトップとかには、基本そもそもアプローチできないです。
②元戦闘員らが完全に免罪されるわけではありません。戦闘員として紛争に関わった以上、罪を犯したことにはなるので、現地の法にのっとって裁かれます。アクセプトが関わるのは、「彼らが社会復帰した後どう生きるか」です。
細かい補足はこの辺にしますが、
「テロリスト」に関する認識と規範を変えるアクセプトの取り組みを知っていただけたでしょうか。
リアリズム感が強まる昨今の国際政治ですが、紛争解決の新たな手法を広められるコンストラクティビズム的動きがあることは、希望ですね♪
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※本文章は個人の見解であり、団体の公式見解ではありません。



