

佐藤理紀
坂本新
支援総額
0円
/ 5,000,000円
支援総額
0円
支援者数
0人
残り
開始前
開始日
終了日
レスキュー・ハブは設立以来、声を上げることが難しい状況にある女性と直接出会い、その思いや困りごとに耳を傾け続けてきました。繁華街での声かけや夜間相談を通じて、まだ言葉にならない不安や葛藤を丁寧に受け止め、必要な医療・福祉・就労などの支援へとつなげてきたことが、私たちの活動の根幹です。
こうした出会いを重ねる中で、私たちが大切にしてきたのは、支援を「つないで終わり」にしないことです。こうした伴走支援は、一度の支援で終わるものではなく、信頼関係を築きながら関わり続ける活動です。私たちがこの活動を続けてきたのは、声にならないSOSに最初に気づき、寄り添い続ける存在がいることで、当事者が「ここから変わりたい」と思える瞬間を支えられると信じているからです。
実際に、これまでの出会いの積み重ねからは、
・DVや性的搾取からの離脱を決意したケース
・医療や福祉制度につながり生活を立て直したケース
・就労支援を通じて新たな働き方を見つけたケース
など、多くの変化が生まれてきました。
さらに、一度支援につながった女性から、別の地域で再び悩みに直面した際に連絡が届くなど、新たな相談や再相談も増えています。それは、「困ったときに思い出してもらえる存在」であり続けてきたからこその変化でもあります。
しかし、相談が増えてきた今だからこそ、この伴走支援を継続していくための体制づくりが急務となっています。相談対応や同行支援、関係機関との調整など、一人ひとりに寄り添い続けるためには多くの時間と人員、そして活動資金が必要です。現在は補助金に支えられている部分が大きく、地域を越えた継続的な支援には限界があります。
今回のクラウドファンディングでは、声にならないSOSに気づき、変化が生まれるまで伴走し続けるための活動費へのご支援をお願いしたいと考えています。
一人ひとりの「助けてと言えない声」が受け止められたとき、初めて次の一歩が生まれます。
その一歩を支える土台を、ぜひ一緒につくってください。

夜遅く、スマートフォンにDMが届きます。
「もう無理。今すぐ死にたい」
別の日には、
血で赤く染まったリストカットの写真が送られてきました。
「オーバードーズがやめられないんです」
震える声で、深夜に電話がかかってくることもあります。
それは、どこか遠い世界の話ではありません。
今日この瞬間にも、誰にも頼れず、孤立の中で苦しんでいる女性たちから届くSOSです。
もしこれが、あなたの友人だったら。
もしこれが、あなたの子どもだったら。
あなたは見過ごすことができるでしょうか。
街頭で出会う女性たちは、 「助けてください」と明確に言える状態ではありません。
何に困っているのか、自分でも整理がつかない。
そもそも相談していいことなのかも分からない。
どこに行けば状況が変わるのか知らない。
ただ、孤立の中で日々を過ごしています。
私たちは、相談室で待つだけの支援はしません。
支援が届いていない女性のもとへ、こちらから直接足を運びます。
声にならない不安を一緒に言葉にし、絡み合った困難を一つずつほどき、安心できる暮らしと自立へ向けて伴走します。
けれど今、その活動を続けるための資金が不足しています。

レスキュー・ハブは、すべての当事者が希望につながる社会の実現を目指しています。
女性たちが自立した生活を取り戻せるよう、現場で直接つながり、必要な医療・福祉・就労などの社会資源へ最短距離でつなぐ「ハブ」として活動しています。
制度や支援の仕組みがあっても、そこにたどり着けない人がいます。
私たちは、その“間”を埋める役割を担っています。
以下に、具体的な取り組みをご紹介します。

(1)緊急対応
被害や困窮の状況にある方の心身の安全を最優先に対応します。
性犯罪の被害が疑われる場合は医療機関の受診や警察相談への同行、住まいを失った場合は一時的な宿泊先やシェルターの手配、衣食の提供、自治体の福祉窓口への同行などを行います。
また、予期せぬ妊娠や性感染症の不安がある場合も、必要な医療につながる支援を行います。
■犯罪被害者支援
警察・法律機関への同行や傾聴を通じて心理的な安心を確保し、回復に向けた支援を行います。
■医療支援
保険証を持たない、または経済的理由で医療にアクセスできない方に対し、医療機関への同行や医療費の一部負担などを行い、必要な治療を受けられるよう支援します。
(2)シェルター事業
住まいを失った方や、暴力などにより自宅に戻れない状況にある方に対して、一時的に安心して過ごせる住居を提供します。
(3)街頭での声かけと関係づくり(アウトリーチ)
レスキュー・ハブの活動の核となるのが、繁華街で困難な状況にある女性に直接出会い、声をかけ、信頼関係の第一歩を築く取り組みです。
これは単なる見回りではなく、何度も顔を合わせながら安心できる関係性を育み、「困ったときに思い出してもらえる存在」になるための活動です。
新宿・歌舞伎町を中心に
・自傷の痕が見られる方
・泥酔やオーバードーズの状態が疑われる方
・長期間入浴できていない様子の方
・ヘルプマークを所持している方
・路上に座り込んだり横になっている方
など、自ら助けを求めることが難しい状況にある女性に声をかけ、相談カードを手渡します。
こうした出会いを積み重ねることで、顔の見える関係と信頼が生まれ、必要な支援へつながる準備が整っていきます。
(4)自立支援事業
女性たちが自立した生活を送れるよう、制度利用のサポートや就労支援、継続的な伴走支援を行います。
■行政との連携
福祉機関や支援団体と連携し、生活保護や障害年金など必要な制度の利用につなげ、孤立した生活から抜け出すための支援を行います。
■就労支援
就職を希望しているものの難しい状況にある方に対し、求人情報の提示、履歴書作成、面接同行、面接対策などを行い、採用と定着まで伴走します。
■ハブステーション(夜間相談所)
歌舞伎町に設置した夜間相談窓口では、単に話を聞くだけでなく、困りごとを一緒に整理し、その方に合った制度や支援をわかりやすく伝えます。必要に応じて病院や行政への同行支援の調整も行い、自立に向けた具体的な一歩を支えます。

これまで私たちは、支援が届きにくい現場での出会いを重ね、孤立の中にいる女性たちと関係を築いてきました。
その一つひとつの出会いが、「相談してもいいのか分からない」という状態から、支援につながる最初の一歩となっています。
2025年度までの主な実績
・街頭での声かけ等による出会い:26,081名
・夜間相談室の利用延べ人数:1,408名
・シェルター等での居場所提供泊数:970泊
こうした出会いの積み重ねから、医療・福祉・法律・就労などの支援へとつながった事例が数多くあります。
その一部をご紹介します。
妹のケアを長年担ってきた、ヤングケアラーの女性。
妹は重度の精神疾患を抱えており、母親が家庭を離れて以降、Aさんが生活を支えてきました。自身も心身の不調を抱え、一般就労が難しい中、やむを得ず性風俗で働きながら生計を立てていました。妹のトラブル対応や暴力への対応に追われる生活が続き、心身の状態は徐々に悪化していきました。
継続的な対話を通して課題を整理し、関係機関との調整を支援。現在は、生活保護および障害年金の受給に向けて、当団体と連携する専門家とともに手続きを進めています。
軽度の精神疾患を抱える20代女性。
特殊詐欺事件に巻き込まれ、意図せず加担してしまったことをきっかけに相談がありました。弁護士と連携し、警察への事情説明に同行。在宅事件として捜査に協力しながら生活を立て直すことになりましたが、精神的な不安定さから一時的に実家へ戻ることを決断しました。
引っ越しのサポートや荷物の保管、通院継続の調整などを伴走支援として実施。約1年後、新たな就労先を見つけ、住まいを確保できたため、保管していた荷物を新居へ届けました。
地方から単身上京した17歳の女性。
寂しさに付け込まれる形で大人の男性から搾取的な関係に巻き込まれ、妊娠が判明したことをきっかけに相談がありました。連携する医療機関につなぎ、検査やヒアリングを実施。本人の意思を尊重しつつ、保護者への説明と同意を得て医療的な対応を行いました。
手術当日は送迎および医療機関への同行支援を行い、安心して治療を受けられる環境を整えました。
交際相手からDV被害を受け、避難先から連絡をくれた20代女性。
関係機関と連携し、現地警察による保護につなげました。帰京のための交通費が用意できない状況だったため、関係機関と調整を行い、安全に東京へ戻れるよう支援。
帰京後は、加害者からの追跡を避けるため住居の移転を決断。新居が決まるまでの間、シェルターおよび自治体の緊急一時保護につなぎ、約1か月後の新生活の開始まで伴走しました。

私たちが手を差し伸べているのは、性風俗や売春などの仕事に従事せざるを得ない状況にある女性です。
その背景には、暴力や詐欺の被害、障害、生育歴の中での虐待や育児放棄、住まいの不安定さなど、一人ひとり異なる事情が複雑に絡み合っています。
誰かに傷つけられてきた経験から、人を頼ることそのものが怖くなってしまった人。
お金に追い詰められ、今日を乗り切ることに精一杯になっている人。
本来であれば、公的な福祉や医療につながり、守られるはずの状況であっても、現実にはそこへたどり着けない人がいます。
制度は存在していても、
・相談窓口に行く勇気が出ない
・「自分は支援を受ける立場ではない」と思い込んでしまう
・性風俗に従事しているという理由だけで偏見にさらされる
こうした見えない壁によって、福祉の網の目からこぼれ落ちてしまうのです。
私たちは、その“福祉からこぼれ落ちてしまう女性”と直接出会い、制度と当事者の間をつなぐ役割を担っています。
これまでの活動を通して、困ったときに思い出してもらえる関係が少しずつ築かれ、新たな相談や再相談も増えてきました。

しかし、そのつながりが生まれているからこそ、支援体制の不足という課題が浮き彫りになっています。
当団体は設立当初、理事長の退職金をもとに活動を開始し、その後は活動に共感してくださる方々のご寄附によって支えられてきました。現在の活動資金の多くは東京都の補助金によるものですが、使途に制限があるため、他地域からの相談や制度の対象外となる支援については、必要性を感じていても十分に応えることができない状況が続いています。
目の前に助けを求める人がいる。
それでも、資金の制約によって支援を広げきれない。
これが、今私たちが直面している大きな課題です。

今回のクラウドファンディングを通じて、孤立の中にいる女性が「ここから抜け出したい」と思えたその瞬間を、確実に支えられる体制を強化したいと考えています。
支援を受けることは簡単に見えて、困難な状況に置かれている女性にとっては大きな決断です。
日々を乗り切ることで精一杯の中で、現状を変えようとする決意は何度も揺らいでしまいます。
「やっぱりこのままやり過ごそう」
「どうせ変わらない」
そう思ってしまう前に、隣で支え続けられる存在がいるかどうかが、大きな鍵となります。
そのために、自立に向けた具体的な選択肢を広げる取り組みを拡充します。
■勉強会
高卒認定試験や資格取得を目指す学習の場を設け、就労に向けた知識や経験に触れる機会を提供します。
学ぶ機会を通じて、多様な働き方の選択肢を広げ、自分らしい働き方を描けるきっかけをつくります。
■ごはん会
誰も自分を否定しない、安心して自分を出せる居場所としてのご飯会を継続・拡充します。孤立の抑止はもちろん、参加者自身が調理体験を通して生活スキルを取り戻していく機会にもなります。季節の行事や少人数の集まりなど、無理なく参加できる機会を、今よりも増やしていきたいと考えています。
また、現在の活動は東京を中心に行っていますが、他地域からも切実な相談が寄せられています。
しかし、東京都の補助金には地域や用途の制限があり、必要だと感じていても、継続的な伴走支援を十分に届けられない場合があります。
直接会いに行くための交通費や、医療・行政手続きへの同行支援、継続的に関わるための人件費を十分に確保できず、SOSを出してくれた人に対して、顔の見える関係で寄り添い続けることが難しい現状があります。
今回のご寄付によって実現したいのは、自立への選択肢をさらに広げ、地域を越えて伴走できる支援体制を整えることです。
「ここから抜け出したい」と願ったその瞬間に、確実に隣で支えられる存在であり続けたいと考えています。

複雑な困難を抱える女性が、
「自分はもう遅い」
「ここからは変われない」
そう思わなくていい社会をつくりたいと考えています。
すべての当事者が、自分の人生に希望を持てる社会を実現したいのです。
そのために私たちは、ハブとしての役割をさらに強めていきます。
当事者側へ一歩踏み込む勇気を持ち、声を上げにくい人のもとへ出向き、支援のステージを途中で降りることなく、関わり続ける覚悟を持って支援を提供していきます。
制度はあっても、そこにたどり着けない人がいます。
支援につながっても、途中で途切れてしまう人がいます。
本来、支援や福祉は「特別な人だけのもの」ではありません。
誰もが困ったときに自然に頼ることができ、再び自分の生活を取り戻していくための社会の基盤であるべきものです。
しかし現実には、偏見や不安、制度の複雑さによって、その支援が遠いものになってしまっている人がいます。
私たちは、当事者が必要とする医療・福祉・法律・就労支援などの社会資源へ、できる限り最短距離でつなぎます。
そして、つないで終わりではなく、その後も伴走し続けます。
つながった先で生活が安定し、「自分にもできる」「ここから変わっていける」と思えるようになるまで、関わり続ける支援を広げていきます。

当団の活動にご関心を寄せていただけましたことを心より感謝申し上げます。
レスキュー・ハブは、人身取引の防止と被害者の救援に取り組むNPOで、困難な状況を抱えつつ、性風俗や売春などに従事する方々に支援を提供する団体です。法的機関や医療、行政等と連携し、被害者と草の根レベルで繋がり、必要な支援に最短で繋ぎ、就労支援から自立まで寄り添います。
私は大学卒業後、約20年を民間警備会社にて就労し、そのうち10年近くを中南米諸国、ロシア、中国等の日本大使館に駐在しつつ、警備・安全対策の業務に従事してまいりましたが、いずれの国でも目にしたのは生きるために性産業に従事せざるを得ない女性や子どもの存在でした。
帰国後、日本国内においても性的搾取の被害に苦しむ方々が多く存在することに気付かされました。現在の日本においては、性産業に従事する方々への理解は十分とは言えず、自己責任論により、当事者が支援を求める声を上げにくい風潮があります。しかし、本人が環境を変えたいと願うのであれば、必要とされる支援を提供する存在が必要です。
レスキュー・ハブは、声を上げられず、可視化されにくい被害者に対して一歩踏み込み、その主訴がかなえられるまで支援のステージを降りない覚悟をもって、活動に取り組んでまいります。
特定非営利活動法人レスキュー・ハブ
理事長 坂本 新

いただいたご支援は、困難を抱える女性に寄り添い続けるための支援活動に活用いたします。
支援は、物資や一時的な費用の提供だけでは完結しません。
本当に必要なのは、「困ったときに思い出せる存在」がそばにいること、そして、その人が安心して頼れる関係が続いていくことです。
皆さまからのご寄付は、当事者にとって信頼できる支援者が伴走し続けられる体制を支える力となります。
具体的には、以下のような用途に活用させていただきます。
・専門性を持ち、一人ひとりに継続的に寄り添う伴走支援活動費
(相談対応、医療・行政機関への同行、関係機関との連携・調整など)
・自立に向けた選択肢を広げるための受験料や参考書代などの費用
・孤立を防ぎ、安心して過ごせる居場所をつくるご飯会の食費や運営費
・他地域からのSOSにも応えるため、直接会いに行き関係を築くための旅費・交通費
これらはすべて、当事者にとって「一度きりの支援」で終わらせず、変化が生まれるまで伴走し続けるために欠かせないものです。
ご寄付は、支援物資だけでなく、「信頼できるスタッフが継続して関わり続ける時間」そのものを届ける支えとなります。
皆さまのご支援が、当事者一人ひとりに確実に届き、「ここなら頼ってもいい」と思える関係を生み出していきます。

このキャンペーンの目標金額の達成をサポートするために、応援したい人が自ら支援を集めるキャンペーンのことです。


佐藤理紀


杉山亜理紗

サポートファンディングとは、クラウドファンディングの目標達成をサポートするために、自ら支援キャンペーンを立ち上げて支援を呼びかけることができる機能です。目標金額を設定して自ら支援を集めることで今までよりももっと団体の力になることができます。
大きくない金額でもみんなですれば大きなサポートです。ぜひ以下のボタンからサポートファンディングを始めましょう!
3,000円
【使い道の例】
・緊急食糧セット
・医薬品(痛み止め、風邪薬など)
・下着類の購入
・ネットカフェ等から安全な場所への移動交通費支援
【御礼・報告】
・お礼メール
・活動報告書
5,000円
【使い道の例】
・医療費の補助
・アウトリーチで配布する相談カード500枚
・着替えや冬の防寒着の購入
・ネットカフェ1泊分の宿泊支援
・3〜4日分の食糧セット
【御礼・報告】
・お礼メール
・活動報告書
10,000円
【使い道の例】
・高卒認定試験の支援(参考書・受験料)
・ご飯会1回分の食糧(10名分)
・面接用スーツ一式
・性病検査、妊娠検査
・一時的な緊急退避のための交通費
・団体車両1か月分のガソリン代
・シェルターや相談拠点の消耗品購入
【御礼・報告】
・お礼メール
・活動報告書
50,000円
【使い道の例】
・ご飯会5回分の開催
・DV・搾取環境からの避難移送
・遠方への直接支援にかかる旅費・人件費
・緊急支援で使用する団体車両の駐車場代1か月分
【御礼・報告】
・お礼メール
・活動報告書
100,000円
【使い道の例】
・シェルター1か所を1か月確保(1名分)
・引っ越し、家具家電一式の支援
・数日間にわたる遠隔地での直接支援(移動交通費、宿泊費、現地レンタカー代、ガソリン代、高速代、人件費など)
【御礼・報告】
・お礼メール
・活動報告書

レスキュー・ハブ