みなさんは自分の「居場所」について考えたことがありますか?
家庭や学校、職場など自分の置かれている環境がその人にとっての「居場所」になっていると思います。
ですが、そこが心から「安心できる居場所」であるかどうかは話が別です。
地域の子どもやホームを巣立った若者が、家庭や学校・職場以外に「安心できる居場所」を地域に作りたい。
私たちNPO法人とりでは2016年から山口県岩国市・広島県大竹市を中心に「地域が子育てを支える」を理念に
こども食堂をはじめとした地域での居場所づくりと、児童養護施設等を巣立った若者へのアフターケアに取り組んできました。
こども食堂などの地域での活動は、困りごとが深刻になる前に子どもや家庭と出会う予防の場。
そして、ホームを巣立った若者へのアフターケアは何かあった時に「また頼っていい」と思える支えです。
設立から10年。
子どもを取り巻く状況がより複雑になる今、地域での活動とアフターケアの両方を続けることで、
子どもから若者まで切れ目なく支える仕組みを守り、育てていきたいと考えています。
あなたのご支援が、地域の中にある「居場所」と、巣立った後も続く「つながり」を支える力になります。
ぜひ、とりでの次の10年への挑戦を応援してください。
【募集概要】
◆主催:認定NPO法人とりで
◆期間:2026年2月17日〜2026年3月31日
◆目標:50人
◆寄付金の使途:こども食堂など居場所づくりのための地域支援活動と巣立った若者へのアフターケア
ストーリー
見えにくい「子どもの孤立」と巣立った後の「頼れなさ」

子育て家庭の中には、貧困・離婚・孤立・障害・無関心など親と子ども双方の様々な理由から、子どもが「ここにいたい」と思えないような状況に陥っている家庭があります。親自身も頼るあてがなく、家庭における問題を抱え込んでしまっていることも多いです。
そんな家庭と繋がるきっかけとして、とりでは多様な活動を続けてきました。まずは参加してくれた子ども達がその場だけでも安心できて、温かい食事を誰かと食べて笑顔になって、「また来たい」と思ってくれるような「居場所」を作り、その先の支援を展開しています。
ホームを巣立った若者が、社会生活を送っていく中で孤立してしまうことがあります。それは自立を目指してホームを巣立ちながらも、課題にぶつかった時に手立ての一つとして「誰かに頼ること」を充分に学べていないことが考えられます。
「誰か」に頼りながらも解決することを繰り返し、本当の意味で自立できるよう支えていく。ホームを巣立ったからと言って関係を終わらせるわけではなく、その「誰か」にとりでがなれるよう、退所後も関係性の継続を目指してアフターケアを実施しています。
【地域での活動】と【アフターケア】は全く違う活動のように見えますが、とりでは子どもやその親、ホームを巣立った若者、誰かにとっての「居場所」になることを目指しています。
出会い続けること、支え続けること。
とりでが強化する二つの軸
とりでは多様な事業を行なっていますが、皆様からの支援をいただきながら、特にこの二つの軸を通じて「地域が子育てを支える」を実現していきたいと考えています。

①居場所づくり:地域の中に子どもの居場所を作り、その中で支援が必要な子どもを発見する仕組みを維持する
より多くの子どもが参加しやすいように幅広い活動内容・時間帯で活動を実施しています。
土曜のお昼に食事と遊び場を提供する【とりでこども食堂】、登校前に朝食を提供する【とりでモーニング】、夕方〜夜に学習支援や遊び場を提供する【ゆとりーでー】、お弁当を自宅に届ける【とりでこども宅食】など。
また実施地域も山口県岩国地区と広島県大竹地区で数カ所ずつと複数あり、支援が必要な子どもと接触できるよう、より多くの子ども達とかかわることを目指して複数の場所で活動を行っています。
活動に参加する子ども達との関係性を構築しながら子どもの様子を観察し、「支援」が必要だと思われる子どもには関係機関と連携して必要な支援を展開しています。
そして関係性を構築していくためには活動を定期的に継続していく必要があります。
②アフターケア:巣立っても「頼れる場所」としての機能を維持する

ホームを巣立った若者への定期的な連絡や就労支援、相談支援、状況に応じて住む場所としてアフターケア拠点の1室を貸し出し、生活の安心を確保します。退所児童を集めての食事会も定期的に開催し、とりでの大人とのかかわりだけでなく、退所児童同士の横のつながりの維持を図り、居場所づくりを行っています。
【地域での活動】は、寄り添いを「始める」ための活動。
【アフターケア】は、寄り添いを「続ける」ための活動。
「かかわる」ことも「続ける」ことも簡単なことではありません。
みなさんからのご支援により活動を継続していくことで、居場所を必要としている子ども達とかかわり続けることができます。

「地域が子育てを支える」を目指して10年

とりでは2016年から「地域が子育てを支える」を理念に、地域の子どもや児童養護施設等を退所した若者の「居場所づくり」を行ってきました。家庭や学校、職場以外での居場所をつくり、子ども達自身に何かあった時「とりでの大人に話してみよう」と頼ってもらえるような関係性を目指して活動を続けています。
こども食堂を中心とした居場所づくりの活動を【予防】として位置付け、なんらかの措置が必要な子ども達に対しては「自立援助ホーム」「ファミリーホーム」での一時保護や入居で子どもを【保護】し、これらのホームを巣立った子どもたちへの伴走支援として【アフターケア】を行っています。

設立から10年。子どもを取り巻く状況も多様化しています。
自立援助ホーム等の施設に入っている子どもだけではなく、地域で過ごしている子どもに対して必要な支援を切れ目なく行うためにも【地域での活動】と【アフターケア】の活動は重要だと考えています。
地域の中に子ども達が楽しく過ごせる場所を作り続けること、安心して頼れる場所を構え、積極的に子ども達にアプローチをかけて繋がり続けること。
「地域が子育てを支える」を続けていく時だと感じています。そして、こうした「制度だけでは支えきれない関係性の支援」は、皆さまからのご寄付によって支えられています。
制度だけでは届かない支援を、地域の力で

私たちだけで子どもを支えることはできません。
地域の一員である皆さまと一緒に、「地域が子育てを支える」仕組みを育てていきたいと考えています。
当法人が運営する自立援助ホームやファミリーホーム、放課後等デイサービスは制度事業として活動の費用が担保されていますが、今回ご支援をお願いしている「居場所づくり」「アフターケア」、法人における制度外事業についての活動費用は寄付金を活用しています。
制度事業だけでなく制度外事業にも取り組むのは、法人内でどちらにも取り組むことで切れ目のない支援を柔軟に展開できるからです。
地域のあらゆる立場の子育て家庭と子どもを対象として居場所をつくり、もれなく必要な支援を届けるためにも、これらの活動を継続していく必要があると考えます。
「地域が子育てを支える」の「地域」としての立場で、主体的に子育て家庭を支え、その活動を通して子育て家庭への地域によるかかわりの重要性が地域社会に広がっていくことを目指します。
代表メッセージ

とりでは、山口県岩国市を拠点に活動を始めました。
岩国市という地域に児童福祉サービスが欠けていることがその地域で始めた大きな理由でした。
それから、地域での居場所づくりや自立援助ホーム等の運営を通じて地域の子ども、子育て家庭にはさまざまな課題や困りごとがあること、自立援助ホーム等を巣立った若者のアフターケアの必要性、それらに対応できる社会資源が不十分であることを改めて痛感しました。
結果として、毎年のように必要なニーズに応じられるよう事業拡大を続けてきましたが、これからはその勢いだけでなく活動そのものが持続的に続けられるような運営面の強化(居場所づくりやアフターケア、自主事業の運営費の安定)を図る時期だと考えています。
先述したように、とりでの複数の活動の中でも自主事業に当たる①居場所づくりと②アフターケアは核となる事業です。
これらの活動の安定継続のためにも応援よろしくお願いいたします。
寄付の使い道
皆さまからのご寄付は、以下の活動に大切に使わせていただきます。
◼︎地域での活動(居場所づくり)
・こども食堂/モーニング/宅食/学習支援の運営費(食材費、施設利用料等)
◼︎アフターケア
・巣立った若者への食事・相談・同行支援
・アフターケア拠点の維持費(賃料、水道光熱費など)

月1,000円のご支援で、子ども1人に“温かいごはんと会話の時間”を届けられます。
10年目の「とりで」を、次の10年へ。子どもたちの安心を一緒に支えてください。








