五色劇場『新平和』広島公演 終了のご報告
2026/8/13 22:53

この度は舞台『新平和』広島公演の実施にあたり多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで全日程を無事に終演いたしましたので、ここに公演の実施結果をご報告申し上げます。本プロジェクトは、皆さまからお寄せいただいたクラウドファンディングのご支援により再び動き出し、無事に劇場で幕を開けることができました。広島の地で、観客の皆さまとともに時間と問いを共有できましたことを、一同深く感謝しております。
1. 公演概要

• <作・演出>柳沼昭徳(烏丸ストロークロック)
• <出演>有村香澄(劇団こふく劇場) 、池田孝彰(劇団こふく劇場) 、かみもと千春(劇団こふく劇場)、小林冴季子、高山力造(SCHOP PROJECT) 、濵沙杲宏(劇団こふく劇場) 、深海哲哉(グンジョーブタイ/アマヤドリ)、松陰未羽(グンジョーブタイ)、山田めい
• 会場/J M Sアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県広島市中区加古町4−17)
• 公演日時/7月25日 (土)13:00・19:00 7月26日 (日)13:00
音楽/山崎昭典 舞台監督/北方こだち 照明/渡辺佳奈 音響/高橋克司[東温音響] 演出助手/藤井友紀
舞台監督補佐/德永晴子 宣伝美術制作/モリナガ・ヨウ 制作/山田めい プロデューサー/岩﨑きえ
主催/一般社団法人舞台芸術制作室無色透明、(公財)広島市文化財団 アステールプラザ
協力/烏丸ストロークロック 劇団こふく劇場 グンジョーブタイ アマヤドリ シルエット SCHOP PROJECT インコ屋デザイン
2. 公演実績

• 総動員数(来場者数):205名
(25日13時の回72名、25日19時の回50名、26日13時の回83名)
• クラウドファンディング実績: 支援者数60名 総額353,227円
3. お客様の声(アンケートより一部抜粋)

• 散髪に行くことと、乞食をする孤児がいることが混在する日常、ピカに被爆しなかった人からみた戦後直後の人々の暮らしの苦しさ。チエ子さんの心にある景色はセピア色であるのに優しさを感じない。見たくない、でも見なければいけない。そんな距離感にあるものでした。
• 当事者でない人間が戦争を語る行為は必ず他者を傷つけるし、一方で残酷な記憶が忘却されていくのには抗わなくてはならない。必要なのは戦争の表象に背を向けることでも自分本位な蛮勇で身勝手な<戦争の物語>を語ることでもなく、注意深く自己と他者を見つめながら、死者の声に耳を澄ませそれを舞台上で再生させることであり、この舞台とキャスト陣はそれに成功していたと思う。
• 被爆者の生き残りです。年月と共に忘れられてゆくあの日の悲劇を、演劇の形で再現頂けて何よりの爆死者へのご供養とありがたく思っています。
• ヒロシマを巡る、混乱、倒錯、分断の現状と、それでも証言をし続けるヒバクシャの存在、一人ひとりへの問いかけとなっており、深い感銘をうけました。正解のない問いの向こう側に生きることの真実があるのでは…
4. アフタートーク

25日(土)19:00の回の終演後、被曝二世の会で在韓被爆者の支援や戦争遺跡のフィールドワーク活動を行なってらっしゃる多賀俊介さん、26日(日)13:00の回の終演後に広島県原爆被害者団体協議会(広島被団協)の現事務局長の熊田哲治さんのお二方をゲストにお迎えして、アフタートークを実施いたしました。(写真は熊田哲治さんとのアフタートークの模様です)
5. 新平和のあゆみ

会場ロビーでは、2017年、2018年の試演会の創作の模様や、2019年の本公演、2021年ツアー公演時の舞台写真やチラシ、パンフレットなど、新平和のあゆみを展示いたしました。
【3,000円】上演に係る交通宿泊費・委託費として大切に活用します
3,000円
いただいたご寄附は、五色劇場「新平和」に係る交通宿泊費、委託費(照明、音響)の一部として大切に活用いたします。本活動外には使用いたしません。ご寄附いただいた方への御礼として活動報告書と主催より御礼のお手紙をお届けします。

