「生きることに精一杯な若者たちへ、心ほどける季節の贈り物を。」
家族を頼れず、日々の生活や心の不調に追われる若者たちは、季節を楽しむ余裕さえ奪われる「体験の格差」の中にいます。本プロジェクトでは、スタッフ引率のもといちご狩りを行い、安心できる環境で「自分で選び、笑い合う」という当たり前の日常を取り戻す機会を届けます。この小さな成功体験が、若者たちが自分を大切にし、明日へ踏み出すための一歩となります。
ストーリー
こんにちは。公益社団法人アマヤドリです。
私たちは、虐待などの暴力から生き延びてきた「家族を頼ることができない」「家庭に居場所がない」若者のサポートをしています。

アマヤドリに相談に来る若者たちの毎日は、生きるための仕事や勉強、あるいは心の不調との闘いで、いつもピンと糸が張っているような緊張感の中にあります。
ふと季節が変わったことに気づく余裕すら、今の若者たちからは奪われてしまっています。
これが、私たちが現場で感じている「体験の格差」です。

「いちご狩りなんて、自分が行ってもいいのかな……」 そんなふうに遠慮してしまう若者もいます。
いちご狩りの3000円は若者にとっては生活を支える大切なお金。
「楽しむ」を選ぶことが簡単ではない現実があります。
でも、ただ甘いいちごを選んで、スタッフや仲間と「美味しいね」と笑い合う。
そんな、どこにでもあるはずの穏やかな時間が、若者たちの強張った心を少しずつ、ふんわりと解いてくれることを、私たちは知っています。
「気の知れたスタッフと一緒に」という安心感のなかで外出すること。
「自分で選んで食べる」という小さな喜びを共有すること。
「また明日も頑張ってみよう」と思える思い出を作ること。
この体験は、若者たちが社会とつながり直し、自分を大切にするための大切なステップになります。
若者たちが日常の重荷をひととき下ろし、心から笑える時間を一緒に作っていただけませんか。





