ストーリー
こんにちは。日本子育てアドバイザー協会の理事長を務めております、刑部(おさかべ)です。
私たち日本子育てアドバイザー協会は、
「子育て支援は親支援であり、親が安心して子育てできる環境をつくること」
を理念に、2000年から活動してきました。
体系的に「親支援」を学べる養成講座を通して、親御さんを受け止め、ねぎらい、安心を届ける存在として「子育てアドバイザー」を育てています。
「子育てアドバイザー」とは
親の味方として「安心」を届ける人です。
私たちが育てている「子育てアドバイザー」は、子どもを預かる・教育する専門職というよりも、子育て中の親の不安や迷いを受け止め、整理し、必要に応じて「具体的な一手」を一緒に考えられる人です。
よく比較される資格との違い
・保育士/幼稚園教諭:子どもの保育・教育を担う「専門職」
・子育て支援員:自治体等の研修を修了し、子育て支援の現場で従事するための人材
・子育てアドバイザー(当協会)
子育ての現場で出会う「親の悩み」に対して、寄り添いと声かけ、相談対応などを体系的に学び、日常の中で親子の安心を増やしていく人
これからのビジョン
これから私たちが増やしたいのは、「困ったときに頼る専門家」の代わりではなく、その手前の毎日にいる存在。
病院や相談機関に行くほどではないけれど、ちょっと不安、ちょっとしんどい、ちょっと自信がなくなる。
そんなときに、親の気持ちを受け止め、言葉を整理し、安心を取り戻す手助けができる人です。
親が一人で抱え込まなくていい。
誰かに話を聞いてもらえるだけで、救われる親子がいます。
だからこそ、次の想いを大切にしています。
親はもっと、労われていい。受け止めてもらっていい。
子育てに向き合う親のそばに、必ず味方がいる社会をつくりたい。
街のあちこちで、あたたかい言葉をかけられていてほしい。
そんな思いで、私たちはこれまで3,000人を超えるアドバイザーを育て続けてきました。
目指すのは7万人、赤ちゃん10人に1人のアドバイザーを養成することです。
その大きな目標のために、私たちは新しい取り組みに挑戦します。
もっともっと親子にやさしい社会をつくるために、ぜひ力を貸していただけませんか。
声かけひとつが、親の心の支えになる

私が「子育てをする親には、もっと味方が必要だ」と強く感じたのは、大学院時代。
ベビーシッターとして働く中で、子育てのリアルを目の当たりにしたことがきっかけです。
週1で預かっていた1歳と3歳の子どもたちと、公園に行ったり買い物をしたりする日々。
その中で、初めて「親がどれほど神経を使って子どもを守っているか」を知りました。
段差やスピードを出す自転車に、何度もヒヤッとしました。
「外に出る」ただそれだけが、こんなにも気力を使うものなのかと驚きました。
そんな中で忘れられない出来事があります。
買い物中、1歳の子が鼻水を垂らしてしまい、ティッシュを切らしていた日のこと。
レジで店員さんから何気なく言われた、
「かわいそうねぇ、鼻水出ちゃって」
というひと言。
店員さんには悪意などなかったと思います。
でも、そのひと言で胸が沈んでしまいました。
一生懸命やっているつもりでも、「まだ足りていない」「子どもにかわいそうなことをしている」と言われているように感じたのです。
私は週1日のベビーシッターですが、これが毎日子どもと向き合っている親だったら、どれほどつらい気持ちになるだろうかと思いました。
一方で、さりげない一言で心が軽くなったこともありました。
夏祭りでお手拭きを忘れて困っていたとき、隣のお母さんが
「残り少ないから、このままどうぞ」と袋ごと渡してくれたこと。
たったそれだけで、世界が少し優しく見えました。
実は、私自身も3歳の頃から母子家庭で育ちました。
子どもの頃はただ不安な気持ちを抱えていただけでしたが、今になって振り返ると、母がどれほどの大変さと愛情を抱えながら、必死に育ててくれていたのかを、ようやく実感しています。
そして、祖母をはじめ周りの大人たちに支えてもらいながら、私はここまで成長してきました。
だからこそ確信しています。
子育ては一人ではできない。
周りの大人のさりげない声かけや心配りが、親子の心を守ってくれる。
そして、その役割を担える存在が当協会の「子育てアドバイザー」だと思っています。
「親を支えたい」。その思いで集まった仲間たち

私自身も、受講生の一人として子育てアドバイザー養成講座を受けています。
ただ資格が欲しいのではなく、親を支える方法を体系的に学びたい。そんな思いでカリキュラムを見比べ、講師の質を確かめ、たどり着いたのがこの講座でした。
同期には、園長先生、保育士、幼稚園教諭、行政職、保育園の経営者など、多様な人がいました。
立場や性別、年齢が違っても、共通していたのはひとつ。
「親御さんに、もっと寄り添える人でありたい」
という願いです。
そんな気持ちで卒業していった仲間が、今では 3,000人以上。
ショッピングセンターで親子に声をかける人。
子ども館で遊び相手をしながら、お母さんの一息つく時間をつくる人。
地域にそっと“安心の種”をまいていく人。
そのひとりひとりが、日本の子育てを支えている大切な仲間です。
子育てアドバイザー養成講座とは
子育ては「正解を教える」よりも、気持ちを受け止め「安心して向き合える状態」をつくることが何より大切です。
この講座では、現場で使える「親支援の型」を身につけていきます。
・親の気持ちを受け止める“聴き方”と、寄り添いの言葉がけ
・相談を受けたときに、状況を整理して見立てる力(何が起きている?何が必要?)
・発達や行動理解をふまえた関わり方(年齢別の「困りごと」への視点)
・ケース(事例)を通じて学ぶ「明日から使える親支援」
・“抱え込み”を早めにほどき、必要な支援へつなぐ力(橋渡し・情報提供)
こんな場面で、活かされています。
・園や学校、学童で、保護者の相談を受けたとき
・地域の子育て支援の場で、親の表情が曇っているとき
・家庭内で、パートナーや身近な人の子育てのしんどさに気づいたとき
・「大丈夫?」と声をかけたいのに、言葉が見つからないとき
また、講義は、大学教員、臨床心理士・公認心理師、スクールカウンセラー等、専門性と現場経験を持つ講師陣が担当しています。
次に目指す未来 —— 7万人のアドバイザーへ

現在、日本では毎年約70万人の赤ちゃんが生まれています。
7万人のアドバイザーがいれば、赤ちゃん10人に1人の割合で、親子のそばに味方が存在する社会になります。
産院、保育園、子どもセンター、ショッピングセンター、公園、電車の中……
親子の日常に必ず“あたたかい大人”がいる。
そんな未来を、私たちは真剣に描いています。
そのために、これから 2つの挑戦を進めます。
■ 挑戦①:講座をe-learning化、全国どこからでも学べるように
講座のe-learning化を進め、地方の方、子育て中の方、仕事で忙しい方など、誰もが「いつでも・どこからでも」学べる形にします。
来年3月の開始に向け、準備を進めています。
これまで講座に申し込んでくださった方の多くは、本業や現場を持ちながら学ぶ方々でした。
だからこそ、時間や場所の制約で学びをあきらめなくていいように。
より手の届きやすい講座にしていきたいと考えています。
■ 挑戦②:アドバイザー同士の「つながり」を作る
アドバイザー自身も、親子との向き合い方に迷ったり、立ち止まったりすることがあります。
そんなときに頼れる、「仲間のコミュニティ」をつくります。
親子を支えるアドバイザーたちにも、支えが必要です。
アドバイザーが安心して活動できることが、結果として親子の安心につながっていきます。
■ 今、協会は収支の転換期にあります
受講料は、時代とともに少しずつ減っています。
協会の存続が危ないわけではありません。
そして、受講料だけに依存した形では、
これから必要となるe-learning化やコミュニティづくりを進めることが難しくなっています。
親子を支える仕組みをもっと広げていくために、
収支構造を未来に向けてアップデートする必要があります。
その基盤づくりこそが、今回の寄付の目的です。
協会として初めて寄付を募ります
—— どうか“最初の支援者”として、共に未来をつくっていただけませんか?
今回のクラウドファンディングでは、まず 20万円 の寄付を目指します。
いただいたご寄付は、
・e-learning化の準備と教材制作
・コミュニティづくり
に大切に活用させていただきます。
あなたの一歩は、小さく見えても、確実に未来を動かす力になります。
あなたの支援が、親子の未来を変えます

子育ては一人ではできません。
そして“親の味方”が増えるほど、日本は必ず変わっていきます。
あなたのご寄付は、
「親子の日常に必ず“あたたかい大人”がいる未来」を共に作る一歩です。
協会として初めてのクラウドファンディング。
どうか、記念すべき最初の支援者として、一緒に新しい未来へ歩んでいただければ嬉しいです。
心からの感謝を込めて。
日本子育てアドバイザー協会
理事長・刑部 幸優多





