親から離れて自立を始めた若者たちへ
年末年始だけでも、あたたかな食事と「会いたい」を届けたい。
児童養護施設を出たばかりの若者たちは、経験不足のまま社会に一人で踏み出します。
生活の知識がないために失敗を重ね、お金がすぐになくなってしまうことも珍しくありません。
私たちは、生活用品の提供や食事の支援を通して、彼らが “ひとりで生き抜く土台” をつくるお手伝いをしています。
ストーリー
■協会にできることは、ほんの小さなことかもしれません。
それでも、私たちはひとつひとつを大切に届けています。
一人暮らしを始める子には、
家で余っている 布団・ベッド・スタンドライト・電子レンジ などを運び込み、
できるだけ 「生活の初期費用を減らす」 ようにしています。
生活保護や退所時にもらったお金を無駄に使わず、
“生きるためのお金”として大切に残せるように 一緒に考えています。
センターに来れば、
温かいご飯が食べられます。
退院したばかりで体力がなく、食事に気をつけなければならない子もいます。
なかには
片道3時間、電車に揺られながら、
「会いたい」とセンターに来る子もいます。
その「会いたい」に応えたい。
その子が安心して帰れる場所でありたい。
■年末年始、心の底からほっとできる時間を
今年、私たちは初めて 事務所でのクリスマス会 を企画しました。
年末年始にひとりで過ごす子どもたちが、
「あたたかい食事」と「つながり」を感じられるように。
せめて、
“ひとりじゃない” と感じる数時間を届けたい。
■あなたのご支援が、子どもたちの「生きる力」になります
寄付は、以下のような形で活用されます。
- 温かい食事
- 生活必需品の購入や配送
- センターへの交通費の補助
- 孤立を防ぐための居場所づくり(クリスマス会・年末年始の食事会)
小さな金額でも、ひとつの命の生活を支える大きな力になります。
社会に出て間もない若者たちが、
失敗しても立ち直れるように。
助けを求めたときに「戻れる場所」があるように。
どうか、あなたのお力を貸してください。
NPO法人 日本セラプレイ協会
これからも、子どもたちの“生きる土台”を一緒につくっていきます。





