地域のみなさまへ
新理事長 久保美香より
ぷれいおん・とかちは、NPO法人化して20周年を迎えます。
子どもを取り巻く環境はめまぐるしく変化していて、新たな課題に向き合うためには大きなエネルギーが必要です。
前身団体(十勝おやこ劇場)から創立50年の歴史ある団体ながら、いえ、だからこそ、組織運営の持続可能性を追求し、この3年間、新しい体制づくりに取り組んできました。
昨年度に事務局長が交代したこともあり、少しずつ世代交代の意識が芽生え始め、子育て現役世代としてぷれいおんを未来につないでいこうという使命感がわき、交代に至りました。
これからも、会員や地域の皆さんとともに《子どもも大人もあそび、学び合い育ち合える地域づくり》への挑戦を続けていきたいです。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ストーリー
効率化ばかりに注目されがちな世の中ですが、ぷれいおんでは「持ち寄って楽しむ居場所づくり」を掲げ、人と人とのつながりを大切に、手間と時間をかけて子どもがちが健やかにたくましく育つ環境づくりに取り組んできました。
「私たちのやっていることは、明らかに世の中の流れと逆行している…」
そう思うことが度々あります。

でも、迷った時には
「そこから子どもたちが、なにを学ぶか?」
「どんな地域社会を、子どもたちに手渡していきたいか?」
という問いに立ち返りながら、
粘り強く、このスタイルで活動を続けてきました。
これからも、あきらめない私たちで居続けられるように、
「私たちの大切にしたいこと」を2024年総会に向けて、言葉を紡ぎました。

「私たちの大切にしたいこと」
・正解を求めず、対話をしよう
・子どもの力を信じて待とう
・ひとりでしない、ひとりにしない
・「思い」を言葉に、「願い」を行動に
・あそび心をポケットに♪
これからも、ぷれいおんのような「場」が地域の中に在り続けられるように。
その輪が広がっていくように、暖かいご支援をどうぞよろしくお願いします。
いただいたご支援は、ぷれいおんが子育ち親育ちのために展開している様々な活動に使わせていただきます。
・産前産後のサンサン広場 妊婦さんファミリーや0歳児の親が子育てを学び、子育ての仲間と出会う場

・プレイセンターにじっこ 親子があそび・学び合い・運営を共にする場

・舞台鑑賞(人形劇公演など) 地方の十勝で、子ども時代から文化芸術と触れ合う体験を!

・子どものあそび・体験 幼児から中高生、若者が安心して自分らしくいられる居場所、あそび場づくり

・子どもの権利(子ども参画) 全ての活動で子どもの権利を保障し、子どもが主体的に関われる場づくり


