こだわり事業:その1~組織の暴走を防ぐ「運営委員会」
2020/2/8 11:20
皆さん、こんにちは。当キャンペーンも、スタートして2度目の週末となりましたが、これまでに29名のマンスリークルーを新たにお迎えし、また、最初の投稿のシェアも86になっています。様々な方法で、ご共感、ご支援を頂いていますことに、心より感謝申し上げます。
さて、この活動報告では、みなと計画に関わる方々の熱い想いを中心にお伝えをしてきましたが、事業内容についても触れていきたいと思います。
運営委員会のお話しは2回目にと思っていましたが、実は昨夜今年度1回目の運営委員会が行われましたので、順番を入れ替えることにしました。
写真は、昨夜の運営委員会後のものです(いつも写真を忘れるので、委員会前からカメラをセットしておきました)。まるで宴会後のようなノリに見えるかと思いますが、この直前まで、頭を抱えたり、うなったりしながら、本気の議論を行っていました。
みなと計画にとっての、運営委員会とは?
みなと計画の組織は、理事と監事からなる「役員会」と、「運営委員会」から成ります。
まず、役員会は、みなと計画の事業計画を作成し、会員の皆さんとコミュニケーションをはかりながら実行していきます。監事は、一歩引いた視点で事業内容や経理が適切に行われているかを確認します。
では、運営委員会は、なにを担うのでしょうか? 運営委員会は、第三者委員会とも呼ばれ、監事も含めたみなと計画の組織全体を、客観的な視点でチェックします。この委員会の存在により、役員会が機能不全に陥り、組織が暴走するのを防ぐことが出来るようになっています。
みなと計画は、皆さんからのご寄付による「みなと基金」という大きな資金をお預かりしています。そのため、適切・公正に組織や基金が運営されているかを担保する仕組みが不可欠です。そこで、組織が自らを「縛る」機能として、運営委員会を設置することとしました。
運営委員会で話されること
運営委員会では、事業の進捗状況のチェックが行われますが、中でも特に時間をかけているのは、基金給付の申請に対する審査です。
個人の関係性や、偏った判断により、基金が私物化されないようにすることはもちろん、より重きを置くのは、申請をしてきた若者に寄り添うことです。資金の給付はあくまで一つの手段であって、申請内容を吟味し、本当に必要なサポートを検討して、使える制度を徹底的に調べたり、それぞれの持つネットワークを駆使したりします。
こうした検討が出来るのも、委員がそれぞれに若者に寄り添う専門性を持って日々活動をされているからです。
様々な角度から話し合うことのできる運営委員会があればこそ、安心してご寄付をお預かりし、申請してきた若者と向き合うことができるのです。
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