南米パンタナールに地球を守る木 70本を植えよう!

支援先

一般社団法人 南北米福地開発協会 Association for Sustainable Development in North and South Americas

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一般社団法人 南北米福地開発協会

支援総額

47,545円

/ 700,000円

6%
  • 支援総額

    47,545円

  • 支援者数

    7人

  • 残り

    57日

  • 開始日

  • 終了日

支援する

パンタナールの森を未来へつなぐ——

宮脇式植樹で生態系を再生する挑戦に、あなたの力を。

私たちは、2025年10月、ブラジル・パンタナールにて宮脇式の混植密植による植樹活動を実施します。これまで多くの植樹を行ってきた経験を土台に、フェーズ2では、生態系そのものの再生を目指します。

パンタナールは、世界最大級の湿地帯でありながら、気候変動や開発によって急速にその自然が失われつつあります。

「地球の肺」とも呼ばれ地球の酸素に対して大きな役割を担っている(パンタナールに隣接する)アマゾン熱帯雨林も同じように影響を受け、深刻な問題になっています。

私たちはこの地を、生態系再生のモデルケースとして育て、パンタナール、そしてブラジル・アマゾン全体の保護と再生へとつなげていきます。

さらに、日本に暮らす皆さんにも、環境問題に「自分ごと」として関われる場を提供したいと考えています。このクラウドファンディングは、地球の未来を守る一歩を、あなたと共に踏み出すためのプロジェクトです。

あなたの支援が、一本の苗木となり、未来の森を育てます。あなたの想いが、地球規模の生態系再生へとつながります。

どうか、応援よろしくお願いいたします!

ストーリー

■私たちについて

私たちは、南北米福地開発協会という団体です。

南米パンタナールの自然保護と持続可能な開発に取り組んでいます。

1999年から、パンタナールの南部に位置するパラグアイのプエルト・レダに拠点をおき、植樹・農業・養殖・食品加工・稚魚放流・教育などを行ってきました。

人と自然が調和して暮らす社会を築き、世界に1つのモデルを示せるよう努力しています。

今回の植樹は、[NPO法人 地球の緑を守る会]の協力のもと行います。

[地球の緑を守る会]は“地球と命を守る森づくり運動”を国内外で展開し、失われた「いのちの森」を再現するために活動しています。

■これまでの活動

[地球の緑を守る会]は、2004年から2024年までの20年間で、国内外に累計16万4305本の木を植えてきました。

〇国内での取り組み

①高尾小仏植樹祭への参加

東京都八王子市にある都立高尾陣場自然公園内の小仏トンネル残土ずり山で、2017年から毎年開催されている植樹祭に合流しています。

2023年10月15日には第7回「高尾小仏植樹祭2023」が開催され、210人の参加者と共にアカガシ、タブノキ、イロハモミジ、ヤマザクラなど2300本の苗木を植樹しました。

故宮脇昭先生の提唱する「混植・密植」方式が解説され、2017年に植えられた苗木が5mを超えるまでに成長している様子も確認されました。植樹後には、苗木の保護と土壌の安定のため、稲わらを敷き詰めて縄で固定する作業も行っています。


②他団体との連携:ABMORI活動への協力

歌舞伎俳優の市川團十郎さんが主催する森林再生活動「ABMORI(えびもり)」に、2024年で10回目となるスタッフとして参加しています。

これまで志賀高原の笠岳スキー場跡地に合計7万本以上の苗が植えられており、2024年は370人が参加し、トウヒやダケカンバなど12種類1500本の苗木を植えました。

私たちは、植樹がスムーズに進むよう、苗木の分類、ロープの準備、雑草処理といった準備作業を支援しています。


③環境問題への啓蒙活動

毎月1回、ZOOMを利用したオンラインセミナーを開催し、植樹活動を通じて環境問題への意識を高める啓蒙活動を行っています。

セミナーでは、支部の活動報告や高津理事長の講座を配信し、「本物の森、偽物の森」といったテーマに関する参加者の疑問解消や、植樹を通じた減災への可能性、埋め立て地での森づくりへの関心など、積極的な意見交換が行われています。

また、中央区立日本橋公会堂では「森づくりセミナー・タブノキ苗の植え替え」を実施し、植林の大切さや今後の樹木の成長への期待を参加者と共有しました。


〇海外(パラグアイ)での取り組み

パラグアイ/レダ現地での植樹活動は、24年前の2001年4月に始まりました。

レダの粘土質の土壌では日本の植樹方法が通用せず、15種類の樹種(イペー、ニーム、ユーカリなど)と10種類の果樹(マンゴー、アボカドなど)を試す「実験を兼ねた本番」として進められました。

20年以上が経過し、ニームは6~7m、ユーカリは10~12m、イペーは5~6mに成長しており、マンゴーやアセロラなどの果樹も実をつけています。現在ではブルーベリーの栽培も行われています。

■植樹を通して“いのちの森を未来へつなぐ”

気候変動、災害の激化、生物多様性の喪失といった地球規模の課題が深刻化する中、私たちは単に木を植えるだけでなく、その土地本来の生態系を取り戻し、災害に強い「本物の森」を育むことに情熱を注いでいます。これは、故宮脇昭先生が提唱された「潜在自然植生」に基づく「混植・密植」方式を核とした、科学的かつ実践的なアプローチです。

私たちの活動は、単なる環境保全に留まりません。森が持つCO2吸収能力による温暖化対策はもちろんのこと、土砂崩れや火災の延焼防止、津波被害の軽減、さらには防音、防塵、大気・水質浄化といった多岐にわたる防災環境保全効果を生み出します。また、地域社会に安らぎと活力を与え、未来を担う子どもたちへの環境教育の機会も創出しています。

この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献するものであり、地球の未来のために、私たち一人ひとりができる最も確かな行動だと信じています。

■「宮脇方式」による本物の森づくりへのこだわり

私たちの植樹活動は、故宮脇昭先生が提唱された「宮脇方式」に基づいています。これは、その土地本来の樹種(潜在自然植生)を多種類「混植・密植」することで、植物が互いに競い合い、通常の植樹よりも早く、丈夫で災害に強い森を形成するというものです。この方式には、以下の具体的なこだわりがあります。


①“ほっこり”とした「土づくり」:

苗木が深く根付き、災害に強い森へと成長するためには、「ほっこり」と柔らかい土が不可欠です。

土を1メートル以上の深さまで攪拌し、雑草、木の実・枝・根などの有機物や石・コンクリートを混ぜ込み、栄養価を高めると共に、空気を含ませて柔らかくします。これにより、根が地中深くへと伸びやすくなります。重機の活用も、この土づくりを効率的に行う上で重要です。


②「マウンドづくり」:

植樹する地面は、水はけを良くし、根の窒息を防ぐためにうね状のマウンド(理想的な傾斜角度は45度)に成形します。


③「稲わらによる土のカバー(マルチング)」:

マウンドの表面が見えなくなるまで稲わらを敷き詰め、竹杭とワラ縄で固定します。

これは雑草の育成を抑制し、土の乾燥や急激な温度変化から苗木を守る効果があります。また、やがて腐食した稲わらや竹杭は土の栄養となります。


④「ポット苗の活用」:

発芽後1~2年で根がポット内にしっかりと充満したポット苗を使用することで、土に植えた際の活着率がほぼ100%になり、確実な成長を促します。

苗木の植え付けは、根を傷つけないよう慎重に行い、1㎡あたり3本を目安に、異なる種類の苗木が隣り合わないようにランダムに配置します。

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私たちの取り組みは、小さな一歩から始まり、国内外の多くの人々の協力によってここまで進展してきました。これからも「いのちの森」を育み、未来へとつなぐ活動を継続してまいります。皆様のご支援が、地球の緑を増やす大きな力となります。

寄付の使い道

今回は「南米パンタナールに地球を守る木70本」を植えるために[70万円(1本1万円)]を目標としております。

10月に70本の木の植樹式をレダの地で行う予定です。

70万円を超えた分に関しましては、来年度実施する植樹式に充てていく予定です。

寄付の方法

クレジットカードもしくは銀行振込からの寄付が可能です。

目標金額に満たない場合も計画を実施します。

お問い合わせに関して

何かご不明な点等ございましたら南北米福地開発協会運営事務局 担当 藤生までEメールにてご連絡ください。

担当 藤生:ledatour102@gmail.com

日本以外の国にお住まいの皆様へ

現在、このクラウドファンディングサイトでは、日本以外の国で発行されたクレジットカードを使って寄付することができません。

お手数ですが、下記の銀行口座に送金ください。

◆Beneficiary Bank(銀行名): RAKUTEN BANK, LTD.

◆SWIFT code / BIC code(スイフトコード/ビックコード):RAKTJPJT

※11桁を求められた場合は、下3桁にX(エックス)を加えて、RAKTJPJTXXXとしてください。

◆Branch Name(支店名):HEAD OFFICE

◆Beneficiary Account Number(受取人口座番号):253-7580014

◆Beneficiary Name(受取人名):ASSOCIATION FOR THE SUSTAINABLE DEVELOPMENT IN THE NORTH AND SOUTH AMERICAS

◆Address(住所):2-15-1-407, CHOFUGAOKA, CHOFU SHI, TOKYO TO, 182-0021, JAPAN

◆E-mail:ledatour102@gmail.com

なお、普通に海外送金すると高額な手数料がかかるので、「Wise」を通して送金することをお勧めします。

[Wiseで海外送金する場合]

①Wiseのアカウントを作る/ログインする

②送金に関する情報を入力する

③本人確認を行う(本人確認書類が必要)

④Wiseの銀行口座に振り込む

という流れになります。

※海外送金で寄付された方は、お名前とこのクラウドファンディングに寄付した旨をメールください。

一般社団法人 南北米福地開発協会

担当 藤生輝彦:ledatour102@gmail.com

〒1820021

東京都調布市調布ケ丘2-15-1ビリアベルデ407

0424-49-0183

https://asd-nsa.com/

代表:中田欣宏 Yoshihiro Nakata

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