アフガニスタン病院再建プロジェクト
このキャンペーンは、学校支援団体「maaaru(マール)」が新たに医療支援分野に取り組む挑戦的なプロジェクトです。
ストーリー
はじめに
こんにちは、ゆうき(艶歌レッジ)です。
正直に言うと、私は「アフガニスタン」と聞いても、ニュースでしか知らない国でした。
遠い場所の話だと思っていたし、どこか自分には関係のない現実のように感じていました。
しかし「maaaru」と出会ったことで、アフガニスタンのことを少しずつ身近に感じるようになりました。そして、今年6月に参加したmaaaruのイベントで、アフガニスタンの医療の現状を知る。
生まれてくる子供たちが「古く不衛生なベッド」で出産を迎えていると知ったとき、胸がギュッと締めつけられました。
生まれたばかりの赤ちゃんを最初に迎えるのが、不衛生なベッドだと想像すると、その尊い瞬間が奪われているようで苦しくなりました。
さらに、十分な医療を受けられず、ただ痛みに耐えている子供たちもいます。お母さんの苦しむ姿を、ただ不安そうに見つめる子供たちの姿もあります。
そんな現実を知って『これは変えたい』『今、これから生まれてくる子どもたちのためにも』と心から強く思いました。
正直、人にお願いするのは苦手です。でも、このプロジェクトだけは、一人では成し遂げられないからこそ、皆さんの力をお借りしたいのです。
命のはじまりを、安心と祝福のあたりまえに。いっしょに、少しずつ。
支援は画面右上の『支援する』ボタンから1000円からできます。少しでも共感していただけたなら、一緒に力を合わせていただけると嬉しいです。
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額がmaaaruへ寄付されます。
アフガニスタン病院再建プロジェクトって?
日本って、実は世界の中でも医療制度がすごく整っている国なんです。
病院に行けば保険が使えて、自己負担は3割だけ。
これって「当たり前」だと思っていたけど、世界では本当に稀なことなんですよね。
だからこそ私たちは「ちょっと体調悪いな」と思ったらすぐ病院に行けるし、それが普通のことになっている。
でも、世界に目を向けると――その“当たり前”が当たり前じゃない国が、まだまだたくさんあるんです。
数年前まで内戦が続いていたアフガニスタンも、そのひとつ。
今回のプロジェクトでは、そんなアフガニスタンの地で「少しでも安心して医療を受けられる環境」を届けたい。
そしてこれは、支援をする私たちにとっても「当たり前にある幸せに気づける機会」になると思うんです。
一緒に、そんな優しい循環を生み出していけたら嬉しいです。
アフガニスタンの医療
医療制度の違い
日本のような医療保証はなく、病院に行ったら100%自己負担。病院で支払いをすることができなければ、病院を受診することもできず、治療すべき病気であっても放置するしかない方がほとんどです。(現地の方の感覚では、満足な治療を受けられる人は全体の1割のみ。9割の人々が、必要な医療を受けられない状態にあるそうです)
医師不足
診療所はあったとしても、ドクターが圧倒的に不足していて、そもそも病院として機能していない施設が大多数だと言います。
医薬品の質
資金不足から、医者が処方できる医薬品も限られており、治る水準に達していない薬が多い傾向にあります。(診療所により異なります)
隣国から売られる、薬効成分の少ない効果が得られる薬が安く、日本人が当たり前にしている薬にアクセスをすることは、当たり前ではないのがリアルな現実です。
本プロジェクトのゴール = 安心して医療を受けられる機会をアフガニスタンにもシェアしたい!
今回いただいたご支援は、maaaruを通じて、二つの診療所を「誰もが当たり前に医療を受けられる場」へと生まれ変わらせる再建プロジェクトに役立てたいと思っています。
アフガニスタンの医療を支えるということは、その分野に関する知識や情報に「自らアクセスする」と選ぶことでもあります。
そして支援という行為そのものが、医療や支援のあり方、さらには遠い国であるアフガニスタンを自分の世界の一部として受け入れることにつながります。
それは結果的に、自分自身の世界を広げ、新しい視点を手に入れることでもあるのです。
【診療所の現状と、現地院長先生より】
病院①
<院長先生からのメッセージ>
もともとこの病院は、いろいろな方の寄付でできあがった病院です。立ち上げ後2年ほどはサポートがあったのですが、その後サポートが終了し、治療での収入はほとんどないため、ベッドの不足や診療所の不足などが発生していますが、手を付けられない状況に陥っています。
毎日90〜100人の患者さんが訪れていますが、窓ガラスが割れていたり、診療を落ち着いた状況で行える部屋がほとんどなく、とても困っています。特に産婦人科は修繕がとても必要で、ベッドが古くて衛生的にも良くありません。また、診療部屋がほとんどないので、いつか増設したいと考えています。
▼病院外観
▼院内①
▼院内②待合室
▼院内・ベッド
窓が割れていたり、穴が空いた待合室の廊下壁面。診察を受けるためのベッドも衛生面で不安が残るため、衛生的なベットで安心して、病院で治療を受けられるのが理想的です。
▼院内・診察室
産婦人科があるため、毎日お腹の大きな妊婦さんも訪れています。
病院②
<院長先生からのメッセージ>
検査用の機器や薬剤の不足のため、とても小さな場所で診療しています。
このクリニックのまわりには国営のクリニックがなく、我々も診察代金はとらず薬の代金だけいただいて診療しているため、収益がほぼありません。
いろいろ修繕したくてもできない状況が歯がゆいです。
今回のプロジェクトを通して、女性が安心して来られるようなプライベートな診察部屋をつくりたいです。
また、不足している薬剤や診察用機器をなんとか入手したいです。
▼病院外観
▼院内
▼診察の様子
今回は、1,000円〜寄付をご用意しています。
■ 最後に:maaaruって?
私がmaaaruを知ったのは、約2年前の村主さんの講演会でした。
3億人の子供たちに「学ぶ喜び」を。
子供に教育を届けたい!100万円で1校舎を。
途上国の教育支援を通して 世界・未来を「まる」で繋ぐ
いつかは私もしてみたいと思いつつ、昨年の 1/100maaaru への寄付や
maaaru 5%ととして、微力ではありますが関わってきました。
世界の現状をただ傍観するのではなく、自分ごととして捉えていくことで、実は私自身がたくさんの気づきと学びをもらっています。
気になる方はぜひサイトの支援先の学校を見てください。
子供達の笑顔がとても眩しいです。